スマートフォン用ページへ

診療科のご案内

 
 

感染制御科

感染制御科 部長代行 根本 隆章

  • 専門分野・得意とする手技

  • 市中感染症
    院内感染症
    診断学
  • 略歴
  • 2004年 聖マリアンナ医科大学医学部卒業
    2004年 聖マリアンナ医科大学付属大学病院 初期研修医
    2006年 聖マリアンナ医科大学付属大学病院 総合診療内科
    2010年 聖マリアンナ医科大学 内科学 助教
    2015年 東京城東病院 総合内科
    2016年 吉祥寺あさひ病院 内科
    2016年 川崎幸病院
  • 認定資格等
  • 日本感染症学会専門医
    日本内科学会認定医 総合内科専門医
    インフェクションコントロールドクター
    日本感染症学会指導医

皆様へ

医学、医療の進歩により、多くの重篤疾患の治療が可能となり、また高度な外科的治療もおこなわれるようになりました。外科的手術を行った後や重症患者さんの治療のために、人工血管や人工関節、血管内カテーテルなどの人工物が挿入されることも多々あります。これらの医療行為は、病気を治療するために必要な処置ですが、その反面、感染症を初めとする様々なリスクが存在します。ヒトの皮膚や消化管内には様々な細菌が常在しており、このような侵襲的な医療行為の中で、感染症をゼロにすることは現実的には困難です。そのような場合に、不幸にも生じてしまった感染症に迅速かつ正確に対応する必要があります。今日の医療事情において、これらの感染症の予防や治療は各診療科ごとの対 応に加えて病院全体にわたる横断的対策が重要です。
また、社会・経済の発展により生活環境も整備され、平均余命も年毎に延び、わが国は、未曾有の高齢化社会を迎えています。高齢者はそれだけで免疫力が低下し、感染症に罹患しやすくなります。また、高齢者は様々な病気やその治療により免疫力が低下することがあります。免疫力の低下した患者さんを含む全ての患者さん、その家族、医療従事者が院内で感染症にかからないように対策をたて、より迅速な対応と病院内の環境衛生の向上を目的に実働的な役割を担う部門が感染制御科です。
感染制御科は、院内感染症の予防と治療に万全を期すべく、各診療科医師、看護師、薬剤師、その他の職員らと連携し業務を行っています。
患者そして家族ならびに全職員を感染による問題から守り、笑顔と幸せに貢献することを理念とし診療を行っています。

ページトップへ

感染制御科の特色

  • 耐性菌の検出状況を確認、感染症流行時対応、職員への感染対策教育を行い、臨床現場で感染対策をスムーズに実施できるように取り組んでいます。
  • 各科で対応困難な感染症の症例のコンサルテーションを受け、実際に診察を行い、感染症専門医としての治療アドバイスを行っております。
  • 血液培養陽性例、広域抗菌薬長期使用例は全例介入し、適切な治療が行われているか、適宜専門的見地からのアドバイスを行っております。
  • 総合内科医としての活動として、毎朝行われているERカンファレンスで初期研修医にフィードバックを行っております。
  • 初期研修医にプレゼンテーションや問診の取り方、鑑別疾患の挙げ方、検査結果の解釈方法について個別指導を毎週行っております。

ページトップへ

診療実績

表1 月別ICT介入数と血液培養提出数

ICT介入数 血液培養
提出数
2セット
採取率
血液培養
コンタミ率%
1 34 297 84.8 1.7
2 34 348 96 2.9
3 38 365 94.2 4.9
4 23 315 90.8 2.2
5 33 360 93.9 3.9
6 44 383 89.3 4.2
7 47 368 92.2 4
8 50 370 94.1 4.1
9 30 421 96.8 4.5
10 36 444 95.5 2.9
11 44 436 99.6 3
12 39 345 96.2 3.5
総数 452 4452
月平均 38 371 93.6 3.5

表2 ICT活動によるMRSA感染率と特定抗菌薬使用金額の減少効果

  2016年 2017年 前年比 減少率
MRSA感染率(‰) 2.94 2.34 79.6 -20%
MRSA罹患率(‰) 2.94 1.73 58.8 -42%
メロペネム使用金額(円) 7419491 4497997 60.6 -40%
バンコマイシン使用金額(円) 4569845 4396669 96.2 -4%

※MRSA感染率:MRSA感染者(発症者)/年間の総入院患者数
(前年からの感染患者を含めたデータ)
※MRSA罹患率:期間内新規MRSA感染者数/年間の総入院患者数

ページトップへ