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診療科のご案内

 
 

川崎幸病院 副院長 放射線治療センター長 田中 良明 放射線治療センターホームページへ

  • 略歴

  • 1966年 名古屋大学医学部卒業
    1971年 同大学院医学研究科放射線医学専攻過程修了
    1977年 米国ニューメキシコ大学癌研究治療センター研究員
  • 勤務歴
  • 1974年 名古屋大学医学部放射線科講師
    1978年 浜松医科大学放射線科助教授
    1985年 東京都立駒込病院放射線科部長
    1994年 日本大学医学部放射線科教授
    2007年 日本大学総合科学研究所教授
    2009年 メディカルスキャニング大宮所長
    2012年 川崎幸病院副院長・放射線治療センター長
  • 認定資格等
  • 日本放射線腫瘍学会・日本医学放射線学会共同認定 放射線治療専門医
    日本ハイパーサーミア学会認定 ハイパーサーミア認定医・指導医師
    厚生省認定 臨床修練指導医
    科学技術庁 第1種放射線取扱主任者

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皆様へ

最近のがん治療は、外科療法、放射線療法、化学療法の三本柱を中心に目覚しく進歩し、治療成績の向上と患者さんのQOL(生活の質)の改善に大きく寄与しています。中でも放射線療法は、高齢化社会を迎えて増えつつあるがん患者さんの治療に欠かせないものとなりました。その背景には、高精度な治療に向けての医療機器の開発とコンピュータ技術の進歩があり、これらの装置類を用いることにより、これまで以上に効果的にがん病巣部へ照射できるようになったことがあげられます。CTなどの画像情報をもとに治療計画をたて、照射範囲を的確に定めて治療することで、病巣部には腫瘍制御の線量を照射し正常な組織や臓器には可能な限り線量を減らせるようになりました。
川崎幸病院の放射線治療センターでは、最新の治療機を導入し、正確な位置決めと治療ビームの照準ができるようになっています。乳がん、前立腺がん、肺がんなどさまざまな腫瘍に対して、患者さんへの負担を少なくして、これまでよりも安心して優しい治療が受けられるようになったのが大きな特徴です。

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放射線治療センターの概要

  • 当院の放射線治療のポイント
  • 治療の流れ
  • 治療実績
  • スタッフ紹介
  • 受診を希望される方

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当院の放射線治療のポイント

1がんだけを狙い撃つ最新鋭の照射技術
IMRT(強度変調放射線治療)
今までの放射線照射技術は、

治療ビーム内の放射線の強度が均一であったため、がんの周辺にある正常な細胞にも放射線は照射されてしまいました。そのため、正常な細胞への副作用を抑えるために、がんに強い放射線を照射することができず、治療効果がなかなか上がりませんでした。

IMRT(強度変調放射線治療)を用いると

最新のコンピューター技術を用いて、治療ビーム内の放射線の強度や形状を、がんのかたちや位置に合わせて変化(変調)させて照射することができます。この照射技術をIMRT(強度変調放射線治療)といいます。IMRTにより、がん細胞には高い放射線量を集中させながら、周囲の正常な細胞への放射線量を減らすことができるため、副作用の低減と治療効果の向上が期待できます。

前立腺がんに対するIMRTの放射線量分布図

画像の赤い枠で囲まれた部分(前立腺がんがある部分)には高い放射線量を照射し、青い枠の部分に近づくにつれ放射線量を減らして照射しています。
また白い丸の部分の直腸へは放射線があたらないようにしています。

正常組織(直腸)を避け、前立腺がんに強い治療ビームを集中させることが可能なため、副作用を抑え、治療効果の向上が期待できます

放射線治療センターの特色 イメージ
2より進歩したIMRT
VMAT(回転原体強度変調放射線治療)

さらに、川崎幸病院では治療ビームの形状と強度を変化させながら、かつ、身体の周りを回転させながら連続的に照射する、IMRTの中でもVMAT法(回転原体照射の変法)を採用しています。他のIMRTと比較すると放射線の照射時間が短くなり、患者さんの身体への負担も軽減されます。

従来のIMRTでは1回の照射が5~10分→VMAT法だと60~90秒で照射完了

3高精度放射線治療装置
エレクタシナジー
なぜ放射線でがんが治るのか?

放射線治療は放射線を照射することにより、がん細胞内のDNAにダメージを与え、がん細胞を死滅させる治療です。放射線はがん細胞のような細胞分裂の活発な細胞ほど殺傷しやすい性質があるため、正常な細胞にはあまり影響を与えずにがん細胞を殺傷することができます。
また正常な細胞は放射線によるダメージからの回復ががん細胞よりも大きいため、放射線の量を小分けにして照射することで正常細胞を回復させつつ、がん細胞をたたいていきます。

放射線の照射精度が治療のポイント

がんを効果的にたたくためには、正常な細胞に放射線をあてずに、がんだけに集中的に強い放射線を照射することが理想です。
しかし今までの放射線治療装置では、がんだけに放射線を正確に照射する技術が低かったため、正常な組織にも放射線があたり副作用が生じたり、十分な放射線をがんに集中できず治療効果がなかなか上がりませんでした。

コンピュータ技術の発展により
放射線治療装置は年々進歩してきました

川崎幸病院は、2012年7月に放射線治療を開始するにあたり、最新型の高精度放射線治療装置であるエレクタシナジーを導入しました。エレクタシナジー導入により、IMRTをはじめとした理想的な放射線治療が可能になりました。

コンピュータ技術の発展により イメージ

高精度放射線治療装置 エレクタシナジー

4治療ビームのわずかな誤差を補正
IGRT(画像誘導放射線治療)

放射線治療では、治療開始前にCT画像でがんのかたちと位置を把握し照射の計画をつくります。効果的にがんをたたくためには、その計画どおりに誤差なく、治療ビームを照射することが必要です。

エレクタシナジーはわずかな誤差も補正

エレクタシナジーにはCT装置が装備されています。当院では、毎回の治療開始直前にこのCT装置を用いて、患者さんのがんの位置を再度確認し照射計画とのわずかな誤差を補正してから放射線照射をしています。
この、CT画像を用いて誤差補正を行う技術をIGRT(画像誘導放射線治療)といいます。

IGRTによる照射誤差補正

治療計画時に撮影したCT画像と放射線照射開始直前のCT画像を照合し、わずかな誤差を補正します。
毎回の治療開始直前に照射誤差の補正を行っていますので、高精度の治療が可能です。

IGRTによる照射誤差補正 イメージ
5専門スタッフによる診療体制

最新型の治療装置の機能を最大限に発揮するために、当院放射線治療センターでは放射線治療医、医学物理士、診療放射線技師、看護師、医療クラークなどの専門スタッフが協力して診療にあたっています。 

専門スタッフによる診療体制
川崎幸病院は、
IMRT、IGRTの
施設認定を受けています
6東大病院との連携

当院放射線治療センターは、東京大学医学部附属病院放射線治療部門と専用のネットワーク回線を結び、放射線治療計画装置、治療情報、検証情報などを共有し、大学病院と同じ治療環境を整えています。

7患者さんの立場に立った診療

患者さんは多くの不安を抱えて治療を受けにいらっしゃいます。当院放射線治療センターでは、すべてのスタッフが患者さんの立場に立って寄り添い、患者さんの声に傾聴する姿勢を大切にしています。
治療方針については、患者さんが充分に理解し、納得いただけるまで説明させていただきます。また、治療中に患者さんが副作用の症状を感じられた際には、迅速に診察・処置をするのはもちろんのこと、「この症状はなぜ起こるのか、どのようにすれば症状が良くなるのか」説明し、患者さんの不安を少しでも和らげるように対応しております。

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治療の流れ

  1. 受付

    • 2階総合受付にお越しください。
    • 他医療機関の紹介状をお持ちの方は、受付にご提示ください。

    治療の流れ1 イメージ

  1. 検査

    • CT撮影

      CT画像で腫瘍の位置や形状などを確認し、治療計画を立てます。
    • 血液・生化学検査

      必要な場合は、貧血や白血球減少の有無、肝機能・腎機能のチェック、腫瘍マーカのチェックなどを行います。

    治療の流れ2 イメージ

     
  1. 治療計画説明

    • 検査結果を元に、実際の治療の計画をご説明いたします。
    • 患者さんがご理解いただけるようにわかりやすくご説明いたします。

    治療の流れ3 イメージ

  1. 治療開始

    • 原則として、治療計画説明から1週間後に治療を開始します。
    • 治療はがんの部位によって異なりますが、25~35回ほど通院治療していただきます。
    • 実際の治療時間は数分程度ですが、IMRTなど複雑な治療では数十分程度となります。

    治療の流れ4 イメージ

  1. 治療後の経過観察

    • 一連の治療が終わった後、今後の注意事項などを含めて患者さんにご説明いたします。

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治療実績

原発巣別症例内訳

原発巣別症例内訳


治療対象部位別内訳
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治療適応別内訳
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併用療法別内訳
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スタッフ紹介

スタッフ紹介

治療に関する疑問や不安などに対して、
医師、技師、看護師、医療クラークがチームとなって
患者さんをサポートいたします。

放射線治療センタースタッフから皆様へのメッセージをブログにしています。下記をクリックしてご覧ください。
ブログ


川崎幸病院 放射線治療センター副部長
加藤 大基
加藤 大基
略歴
1999年 東京大学医学部卒
1999年 医師免許取得
勤務歴
1999年 東京大学医学部附属病院
2000年 公立昭和病院
2000年 関東労災病院
2001年 癌研究会付属病院
2002年 国立国際医療センター
2003年 東京大学医学部附属病院
2005年 新横浜メディカルクリニック
2009年 帝京大学医学部附属病院
2014年 川崎幸病院
2015年 がん研有明病院
2016年 川崎幸病院
認定資格等
・日本医学放射線学会専門医
放射線治療医(非常勤:毎週火曜日診療)
山下 英臣
山下 英臣
略歴
1999年 東京大学医学部医学科卒業
2006年 東京大学大学院医学研究科生体物理医学専攻博士課程修了
勤務歴
1999年 東京大学医学部附属病院 放射線科 研修医
2001年 国立国際医療センター放射線科 レジデント
2008年 東京大学医学部附属病院 放射線科 助教
2014年 同 講師
認定資格等
・日本医学放射線学会専門医
・日本医学放射線腫瘍学会認定医
・第1種放射線取扱主任者
・医学物理士

放射線治療品質管理室長 医学物理士
伊藤 さおり
伊藤 さおり
略歴
津田塾大学学芸学部卒業
信州大学大学院工学系研究科博士課程修了(理学)
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(医学)
高エネルギー加速器研究機構協力研究員
東京大学大学院医学系研究科客員研究員
勤務歴
東京大学医学部附属病院
渋川総合病院
川崎幸病院
認定資格等
医学物理士
放射線技師 主任
仙田 学
仙田 学
略歴
1998年 中央大学理工学部卒業
2007年 昭和大学付属診療放射線専門学校卒業
勤務歴
2007年 新緑脳神経外科 横浜サイバーナイフセンター
2012年 川崎幸病院 放射線治療センター 診療放射線技師
認定資格等
・第1種放射線取扱主任者

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受診を希望される方

  • 放射線治療の受診は予約制となっております。事前にお電話にてご予約ください。
    ※当センターでは17時まで照射治療を行っておりますので、勤務の前後でも通院いただけます。詳しくはお問い合わせください。
  • 各種ご相談、ご質問にもお応えしております。お気軽にお電話にてお問い合わせください。
受診予約・お問い合わせ先
川崎幸病院  TEL:044-544-4611
放射線治療センター電話受付時間
月~金(祝日を除く)  9:00~17:00