川崎幸病院

診療科について

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内科

内科が扱う主な病気

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救急外来

救急の場合は川崎幸病院の救急外来を受診ください。受診の詳細は川崎幸病院受付にお問い合わせください。

医師プロフィール

  • 内科部長:加藤 淳(かとう あつし)

腎臓内科

皆様へ

腎臓内科では尿タンパクなどの検尿異常から国民病ともいえる慢性腎臓病まで幅広く診療にあたっています。 腎臓病をきたす疾患は慢性腎炎、高血圧、糖尿病や膠原病など多岐にわたり総合的かつ集約的な治療を行っています。 透析などの血液浄化療法も積極的に行い新病院では外来透析室も新設します。シャント(バスキュラー アクセス)のトラブルにも随時対応しています。

腎臓内科が扱う主な病気

・尿毒症および透析者
・保存期(透析を必要としない)腎不全
・急性腎障害(敗血症/感染症 多臓器不全 薬剤障害 術後など)
・慢性腎炎およびネフローゼ症候群
・膠原病および類縁疾患(全身性エリトマトーデス リウマチ 血管炎など)
・電解質異常(内分泌疾患 尿細管障害など)
・家族性高脂血症

腎臓内科の特色

1.初期の慢性腎臓病について

特に症状がなくても、尿にタンパクが出ていたり血圧が高い時には重篤な疾患や進行性の腎障害をきたすことがあります。この時点での適切な診断と治療は病気の進展を阻止できます。このため腎生検などで正確な診断と予後を判定し病気の進行を防いでいます。

2.腎機能障害が出現した腎臓病について

適切な降圧療法や食事療法で進行を抑制します。この時点では合併症が出現してきます。特に、心臓病や脳血管障害をきたしやすく要注意です。さらに進行すれば尿毒症症状(倦怠感や食欲不振など)をきたし透析の準備が必要になります。この時点で透析療法の説明を行い療法選択を行うようにしています。

3.透析療法について

透析療法は大きく2種類に分けられます。血液を体外循環させ浄化する血液透析(HD)、お腹の中に透析液を入れて治療する腹膜透析(CAPD)です。透析を新たに開始することを透析導入といいますが、当院では毎年60人程度の導入があり川崎市内で有数の導入施設となっています。成績も良好で全国平均を上回っています。当院ではHDかCAPDをするかの療法選択を行うことにより、患者様の満足度が得られるように努めCAPDの方が多いことも特色です。以下に導入およびCAPDの成績を示します。

  導入 CAPD
2008年 52人 26人
2009年 67人 30人
2010年 62人 37人
2011年 50人 40人

CAPDの方はかかりつけ医の診察や訪問診療も積極的にお願いし学会賞など受賞し評価を受けています。

外来透析室およびCAPD外来について

新病院では入院透析15床に加え、新たに35床の外来透析を開設します。外来透析では超純粋(ultra pure)な透析液を使用して全台で最新の血液浄化療法(on line HDFなど)が可能となります。これにより長期血液透析の合併症を起こしにくくすることが期待できます。また患者様の利便を図り送迎も行います。
CAPDも透析室での診療ではなく独立した外来を設け治療に当たります。

シャント(バスキュラー アクセス)について

シャントが十分に機能しなかったり閉塞してしまったときにも随時対応しています。昨年は狭くなったシャントを拡張するPTAを300回、閉塞してしまったりして新たにシャントを作成する手術を150回程度行っています。

各種血液浄化療法について

通常の血液浄化療法以外にも多くの血液浄化療法があります。ショックや多臓器不全の時に行う持続的血液浄化療法(昨年は約900回施行)や敗血症で最近の毒素を吸着するエンドトキシン吸着療法、家族性高脂血症に対する脂肪の吸着療法や膠原病などの治療に行う血漿交換と免疫吸着療法などがあります。当院ではあらゆる血液浄化療法が可能で種々の疾患の治療が可能となっています。

受診を希望される方

一般外来

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救急外来

救急の場合は川崎幸病院の救急外来を受診ください。受診の詳細は川崎幸病院受付にお問い合わせください。

医師プロフィール

  • 腎臓内科部長 :宇田 晋(うだ すすむ)
  • 腎臓内科医長 : 柴田 真希
  • 腎臓内科医師 : 朝倉 慶
  • 腎臓内科医師 : 加藤 亜唯
  • 腎臓内科医師 : 齋藤 佳範
  • 腎臓内科医師(シニアレジデント) : 田中 詩織

顧問

  • 腎臓内科顧問 中島 豊

消化器内科

皆様へ

消化器内科は、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会、日本消化管学会、日本肝臓学会等の各分野における専門医がおり、消化器全般に関する先進医療を提供しております。日本人の死亡原因の第1位は癌ですが、その中でも胃癌や大腸癌は多く、当科でも重点を置いております。早期発見・早期治療が重要であり、苦痛のない検査を常に心掛けております。最新機器を用いて内視鏡診断の向上に努め、診断に基づいた高度な内視鏡治療を行っております。また、救急患者の受け入れも社会問題になっておりますが、当科では救急・総合診療部と連携し、緊急対応を要する消化管出血に対して24時間緊急内視鏡検査を行える体制をつくっております。他院では対応出来ないような場合でも積極的に受け入れて、内視鏡的止血術を行っております。その他にも、胆道感染、急性膵炎、炎症性腸疾患、急性肝炎等の重症化する可能性のある疾患に関しても迅速に対応し適切な治療を行っております。当科では地域から信頼されるような高度専門医療を提供出来るように日々診療しております。

消化器内科が扱う主な病気

出血性胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃腺腫、早期胃がん、進行胃がん、大腸ポリープ、早期大腸がん、進行大腸がん、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン)、虚血性腸炎、大腸憩室炎、憩室出血、胆嚢結石、総胆管結石、急性胆嚢炎、急性胆管炎、閉塞性黄疸(良性胆管狭窄、胆管がん、膵臓がんによる悪性胆管狭窄)、急性膵炎、慢性膵炎、肝硬変、肝細胞がん

消化器内科の特色

消化器内科では消化器癌診断能の向上にむけて拡大内視鏡、 NBI(狭帯域光観察)を導入しており、また内視鏡治療として ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)も行っており早期胃癌、早期大腸癌に対する最新の内視鏡医療を提供しております。胆道系疾患においてはERCP、EST、EBDといった高度な検査・治療を行っており、これまでは手術を第一選択としていた分野においても広く内視鏡技術の応用をおこなっております。最近は急性胆嚢炎に対する新たな治療法として ENGBD(経鼻的経胆嚢管的ドレナージ術) も開始、これまでのPTGBD(経皮経肝的胆嚢ドレナージ術)に代わる低侵的方法として注目されています。

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救急外来

当センターでは吐血、下血、腹痛など急性期消化器疾患の救急外来は24時間365日対応しています。特に吐血、下血に対する緊急内視鏡検査および治療は上部(胃・十二指腸)、下部(大腸)とも24時間体制で行っております。直接川崎幸病院にご連絡いただくか救急車等でご来院ください。

手術前

外来での診察と術前検査の施行および手術内容の説明と日程の決定を行います。

入院

川崎幸病院に入院し補足検査にひきつづき手術を行います。入院期間などは原則クリニカルパスに基づいております。

定期検診

必要に応じて当院の一般外来・かかりつけ医・お近くの医療機関での診察をおこないます。

医師プロフィール

  • 消化器内科部長 内視鏡センター長:大前芳男
  • 内科副部長:設楽 雅人(川崎幸クリニック担当)
  • 消化器内科副部長:藤原 裕之
  • 消化器内科医長:高畑 彩子(第二川崎幸クリニック担当)
  • 消化器内科医長:谷口 文崇
  • 消化器内科医長:塚本 啓祐
  • 消化器内科医長:森重 健二郎
  • 消化器内科:堀野 誠
  • 岡本 法奈
  • 十倉 淳紀(シニアレジデント)

循環器内科

循環器内科

外科

皆様へ

川崎幸病院外科は現在10名体制(日本外科学会指導医・専門医、消化器外科学会指導医・専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、マンモグラフィー読影認定医,後期研修医など)で消化器腫瘍外科・内視鏡外科・腹部救急外科・乳腺外科を4本柱とし外科全般の業務を日夜行っております。特に消化器疾患は消化器内科医師と連携し2007年に設立した消化器病センターにおいて消化器内科と消化器外科の密な連携と検討会などを通して急性期疾患および消化器外科疾患全般に対して昼夜を問わない診療を提供しております。2011年は696例に対して手術を施行、その中で鏡視下手術が277例と1/3を占めており患者様の立場に立った低侵襲手術の積極的な提供を行っているのが当科の特徴です。

外科が扱う主な病気

悪性腫瘍

食道がん、胃がん、大腸がん、乳がん、肝臓がん、すい臓がんなど

良性疾患

胆石、鼠径ヘルニア、乳腺腫瘤、痔核、下肢静脈瘤、気胸、腹壁瘢痕ヘルニアなど

その他

急性虫垂炎、イレウス(腸閉塞)、消化管穿孔など

外科の特色

  • 消化器腫瘍外科や乳がんといった悪性腫瘍関連領域においてはあくまでも患者様の選択(セルフディシジョン)を尊重し、癌治療ガイドラインに沿った最新かつ標準的治療を心がけております。
    【総手術件数と鏡視下手術件数】

    総手術件数と鏡視下手術件数

  • 鏡視下手術においては胆石症に対しての腹腔鏡手術はもちろんの事、腹腔鏡手術の分野では高度な技術を要するいわゆるアドバンス手術である早期胃癌および早期・進行大腸癌症例に対しても腹腔鏡手術を積極的に導入しておりますし、食道癌に対しても積極的に鏡視下手術を導入しております。また2009年より胆石症、虫垂炎、鼠径部ヘルニアなどに対して単孔式腹腔鏡手術の採用を開始しております。
    鏡視下手術の内訳と年次推移

    鏡視下手術の内訳と年次推移

  • 乳腺・内分泌外科分野では、外科スタッフに乳腺専門医がおり、マンモグラフィー読影認定医を4名擁しています。乳腺については、健診から乳がん診療ガイドラインに沿った診断と治療(手術、放射線療法、化学療法を含む薬物療法のすべて)を、川崎幸病院と第二川崎幸クリニックが一体となって行っていきます。さらには甲状腺疾患の診断、治療などを行っております。
  • 肛門疾患においては2007年より「切らずに治す内痔核四段階注射療法」(ALTA療法(内痔核硬化療法))を導入し開始しております。
  • 急性期疾患については本院常勤の救急医と綿密な連携を取りながら適切かつ迅速な対応を行っておりますが、この分野においてもイレウス、潰瘍穿孔、虫垂炎等に対して腹腔鏡手術を採用し低侵襲手術を実践しております。2011年の緊急手術件数は178件ありそのうちの鏡視下手術施行例は97件でした。
    【定時手術と緊急手術の年次推移】

    鏡視下手術の内訳と年次推移

  • 当科では、日帰り・短期入院手術を導入し胆石症、気胸、乳腺生検、内視鏡的ポリペクトミー、鼠径ヘルニア、内痔核、IVHポート留置術などに対して行っております。これらに対しては土曜日手術も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。なお2011年5月からは元住吉にある中原分院でも鼠径ヘルニア、内痔核手術を中心とした短期入院手術を開始しております。
  • 抗がん剤治療に関しても当院の化学療法委員会が中心となって作成した院内登録制に基づく癌化学療法を安全かつ円滑に行っておりますし種々の大規模臨床試験にも積極的に参加し我が国における抗がん剤療法標準治療の確立の一助となるよう活動しております。
  • 診療面全般では疾患別の治療プロトコル(胃癌、大腸癌治療プロトコル)を作成し、標準化したわかりやすい医療の提供を行い、またクリニカルパスを導入し、医療者間における業務遂行の円滑化、標準化を図り、さらには患者さんにもわかりやすい医療の質の向上にも努めております。
  • チーム医療の実践の一環としては毎朝看護部とのミーティングを行いながら常に患者さんの立場にたったわかりやすい医療の展開を行っておりますしリハビリ、栄養科をはじめとした関連部門とのミーティングを通し常に患者さまが中心となった医療の実践を行っております。
  • 院内緩和ケアチームを2008年6月より発足。消化器外科を中心としたがん患者さんの疼痛緩和、メンタル面でのケアなど全人的なケアを目指し医師のみならず看護部、薬剤部、心理療法士、リハビリ室、栄養科、医療事務などの種々の職種のスタッフ一丸となり癌患者さんに対するトータルケアの実践も行っております。

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

けが、吐血、下血、腹痛など急性期消化器疾患などの救急外来は24時間365日対応しています。特に臨時手術に関しては24時間体制にて対応しております。
直接川崎幸病院にご連絡いただくか救急車等でご来院ください。

外科医師プロフィール

  • 川崎幸病院 外科部長:山﨑 將人
  • 救急・総合診療部長・外科副部長:後藤 学
  • 外科副部長:太田 竜
  • 外科副部長:成田 和広
  • 外科医員:網木 学
  • 外科医員:小根山 正貴
  • 外科医員:佐藤 俊
  • シニアレジデント:井上 貴博
  • シニアレジデント:左近 龍太
  • 外科医師(シニアレジデント):富澤 悠貴

乳腺外科医師プロフィール

  • 乳腺外科医師:木村 芙英(第二川崎幸クリニック担当)

整形外科

整形外科があつかう主な病気

  • 慢性疾患
    腰痛など脊椎の疾患
    四肢関節の疾患(関節痛や変形性関節症など)
    スポーツ整形外科:運動選手の痛みの治療など
    手の外科:手や指の疾患
  • 急性疾患
    四肢の骨折や脱臼など

整形外科の特色

私たちの診療のモットーは「愛」です。理念を掲げる団体は多いですが、それを忠実に実行できているところは少ないのではないでしょうか。少々大げさと感じる方もいらっしゃると思いますが、私たちは疾病の治療だけではなく「患者さんに元気を与える、または逆に私たちが患者さんから元気をもらう」、トータルで満足していただける診療を心がけています。整形外科は、当院の中での歴史は浅く、平成24年6月よりスタートしました。現在は3名体制、部長の原はスポーツ整形外科や関節外科、脊椎外科など整形外科全般をオールマイティーにこなす第一人者であり、特にサッカーJ2ヴァンフォーレ甲府のチームドクターも務めるスポーツ整形においては第一人者です。副部長の柳沢は、地元神奈川県の湘南出身。前任の病院より第一線の外傷整形外科医として活躍し、開放骨折や関節内粉砕骨折など数々の重症患者さんの診療を行ってきました。医長である石井は、これまで横浜市立大学整形外科の関連病院で研鑽を積み、現在は外傷一般、脊椎疾患、関節疾患など整形外科全般の診療にあたっています。これまでは、柳沢と石井の2名体制で月約30件の手術をおこなってきました。主に大腿骨近位部骨折の骨接合術や膝・股関節の人工関節置換術、腰椎の除圧・固定術などをおこなってきました。4月より常勤の原を迎え、さらにパワーアップした整形外科を目指しています。

治療実績

手術件数年次推移
2015年度 手術内訳

受診を希望される方

一般外来

一般外来は川崎幸クリニックおよび川崎クリニックで診療しています。通院の便が良いクリニックをご受診ください。 受診を希望される方は、各クリニックの予約センターにお問い合わせください。

外来診療表へ

川崎幸病院の常勤医は、主に川崎クリニックで診療をしています。
スポーツ整形は、原医師が川崎幸クリニックで診療を担当しています。

救急外来

救急の場合は、下記にご連絡の上、川崎幸病院の救急外来をご受診ください。

医師プロフィール

  • 副院長 整形外科部長:原 淳
  • 整形外科 副部長:柳沢 勇一郎
  • 整形外科 副部長:石井 耕士
  • 瀬戸上 智行
  • 角 雄一朗

脳神経外科

皆様へ

当院では1988年の脳神経外科開設より24時間治療体制を基本に地域に貢献することを主体としてきました。
脳卒中センターでは脳血管治療科と脳神経外科で脳血管障害の急性期高度医療を行っています。先進医療の血管内治療科とコンバインドでの外科治療、神経内視鏡での脳手術など治療方法の多様化に対応し脳卒中の手術成績、治療効果の飛躍的な向上を目指しています。
脳卒中の未病にも注目し高血圧など成人病治療の啓蒙、くも膜下出血を防ぐための未破裂脳動脈瘤の治療、脳梗塞を防ぐためのバイパス手術にも取り組んでいます。
当科では従来の脳腫瘍、頭部外傷、顔面神経痛の外科的治療にくわえ以前より脊髄・脊椎の外科的治療を行ってきました。
人口構成の高齢化とともに脊柱管狭窄症をはじめとする頚椎・腰椎疾患の手術の必要とする人が増え手術の効果・安全性を示していきたいと思います。

脳卒中

私たちは開設時より、脳卒中の急性期治療を重視し、常に急性期の脳卒中の診断、治療が可能な体制をとっております。脳卒中の治療には内科的治療と手術療法があります。手術法としては頭を実際に開ける開頭手術と、血管のなかにカテーテル挿入して治療する脳血管内手術の2つの方法があります。
当院では常に両方の手術が可能な体制にあり、患者さんごとに適した方法により治療が可能です。
近年、社会的にも医学的にも脳卒中の急性期治療の重要性が注目されておりますが、脳卒中に対する治療の充実を図り、地域の方々により貢献できればと考え、平成14年4月1日に脳血管センターを開設し、日夜脳卒中の患者さんの治療に励んでおります。また、平成18年7月より、5床のSCU(脳卒中ケアユニット)の認可を受け、集中的に脳卒中のケアを行っております。

脊髄・脊椎・末梢神経疾患

平成15年4月より頸椎、頸髄および末梢神経の手術を開始しております。
年間約30例の手術(前方固定、脊柱管形成術、手根管症候群など)を実施し、入院日数も脊髄脊椎疾患では10日程度、手根管症候群などでは1泊入院で、結果も良好です。

脳腫瘍

特に良性の脳腫瘍(髄膜腫、頭蓋咽頭腫、下垂体腺腫など)や脊髄腫瘍の治療に力を入れております。
年間20人ほどの入院患者さんのうち、外科的な適応のある8割程度の方に摘出術を行っております。これらの腫瘍は、最初の段階の治療が大変重要であり、合併症を最小限に抑え、可能な限り全摘出を目指しています。
現在当院では、最新のナビゲーションシステムを導入し、術前には脳血管内治療科による超選択的腫瘍血管塞栓術を行い、さらに術中には蛍光色素診断法(5-ALA)による的確な摘出を行っております。
これらの治療機器のほか、最新の超音波吸引装置や脳神経モニタリングなどの方法を用いて、出血を最小限に抑え、短時間で、患者さんの体にやさしい手術を心がけています。
手術後から退院までの平均入院期間は約10日間です。脳腫瘍の診断は、当院の病理科により正確な診断が行われます。また、不幸にも悪性度の高い腫瘍と診断された場合は、放射線治療や化学療法をお勧めしています。場合により、悪性腫瘍を専門とする医療機関へ治療を依頼することもあります。平成16年6月ブレインラボ社製手術用ナビゲーションシステムを導入しました。このシステムにより、深部の脳腫瘍に対してもより確実に到達できるため、低侵襲で確実な脳腫瘍の手術が可能となります。

頭部外傷

24時間体制で診療を行っており緊急手術の必要な患者さんも受け入れております。

機能的疾患

顔面けいれん、三叉神経痛などの疾患に対しても積極的に手術療法を行っております。
また、顔面けいれん・眼瞼けいれんの治療としてボトックスによるブロック注射も行っております。

未破裂脳動脈瘤とくも膜下出血について

くも膜下出血の多くは、脳動脈瘤(脳の血管にできた瘤)の破裂により引き起こされますが、以前は破裂する前に脳動脈瘤が発見される事は、それほど多くはありませんでした。
近年では、診断機器の発達、脳ドックの普及などにより破裂する前に脳動脈瘤が発見される機会が増えてきております。すべての脳動脈瘤が破裂する訳ではなく、破れずに天寿を全うする人が多いことは事実であります。しかし、いったん瘤が破裂しくも膜下出血を起こしますと、約半分の患者さんが死亡または、寝たきりになるというデータに基づき、現在予防的に脳動脈瘤の処置が行われております。

くも膜下出血の発生率

100人中5人は脳動脈瘤をもっており、そのうち年間1~3%、人口10万人あたりでは20~30人が破裂すると言われております。
しかしどのような脳動脈瘤が破裂するのかは、確定することはできません(大きな瘤、瘤により症状の出現しているもの、一度くも膜下出血をきたし処置されていない瘤、くも膜下出血を起こした瘤以外にも瘤がある場合、瘤の形がいびつな場合 などでは破裂の危険性が高いと言われている)。
そのため脳ドック学会では、70歳以下、5mm前後より大きな脳動脈瘤、全身状態に問題のない方にたいし脳動脈瘤の予防的処置をおすすめしています。

くも膜下出血の発生率

脳動脈瘤の処置の方法には開頭術による方法(実際に頭を手術により開けて脳動脈瘤の根元を金属のクリップで挟む方法)と、頭を開けずにカテーテルによる方法(太股の付け根の動脈より血管のなかに細い管を入れ脳動脈のなかにプラチナのコイルを詰める方法)の2種類の方法があります。
それぞれの症例に適した方法を選択します。

治療による合併症

すべての手術が100%安全に行えるわけではありません。
開頭による方法では一般的には3~5%程度の確率で合併症が出るとされております(脳梗塞、脳内出血、神経損傷、手術部の感染など。まれには死亡の報告もあります)。また術後に肺炎、肺梗塞、心筋梗塞などの合併症を来す可能性もあります。
一方、カテーテルによる方法は、頭に傷を付けずに治療できる、治療にかかる時間が短い、全身麻酔がかけられない方でも治療できるなどのメリットがありますが、脳動脈瘤破裂、脳梗塞など3~5%程度の合併症が報告されております。

当院の方針

くも膜下出血を起こす危険性と、処置の危険性を考慮したうえで脳動脈瘤を処置するか否かを決めることが大切です。当院では脳ドック学会の治療方針による治療適応の方、また、上記記載いたしました破れやすい脳動脈瘤の方には、脳動脈瘤の治療を受けられることをおすすめいたしております。当院では両方の治療が可能で、十分な経験を積んでおりますので安心してご相談ください。

開頭手術」による脳動脈瘤クリッピング術

開頭術により脳動脈瘤、とくにその根元(頚部)を確認し(左図)、専用のクリップ (脳動脈瘤クリップ)で挟み、動脈瘤から出血しないようにします。

血管内治療によるコイル塞栓術

太股の付け根の動脈から血管内に細いカテーテルを通し、先端を脳動脈瘤まで誘導します。
このカテーテルを用いて脳動脈瘤の内部に極めて細いコイル(マイクロコイル)を少しずつ詰めていき、内部を塞いで出血しないようにします

突発性正常圧水頭症とは?

特発性正常圧水頭症とは、はっきりとした理由もなしに、うまく歩けなくなってきて、認知症や尿失禁(尿を漏らす)といった症状をきたす病気で、頭の中の脳脊髄液の循環の障害のため脳室(脳脊髄液のたまっている部屋)が大きくなり、症状が出現します。
脳神経外科で脳脊髄液をよく流れるようにする手術(髄液シャント術)を受けることにより、歩くのが楽になったり、認知症や尿失禁が良くなる可能性があります。

どうすればいいの?

特発性正常圧水頭症でみられる症状は、中高年では比較的多い症状なので、きちんと診断するためには、同じような症状を起こす他の原因を除外する必要があります。
歩行障害・認知症・尿失禁は、できるだけ早めに見つけ出し、正しい治療を行うことが大切です。
これらの症状の1つでも疑った場合は、脳神経外科の受診をおすすめします。川崎幸病院では、髄液シャント術の豊富な経験があり、平成20年の髄液シャント術実績は39件でした。川崎市内では最も髄液シャント術実績の多い施設です。

受診のご案内(脳神経外科・脳血管内治療科)

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

365日24時間脳卒中の救急患者さんを受け入れます。
救急の場合は川崎幸病院の救急外来を受診下さい。
川崎幸病院では脳神経外科医が365日24時間体制で常駐しており、できる限り脳卒中の患者さんを受け入れる方針をとっております。 また救急隊とはホットライン(直通電話)で応答いたしておりますので、迅速に対応できます。

医師プロフィール

  • 脳神経外科部長 脳血管センター長:神林 智作
  • 脳神経外科 副部長:壷井 祥史
  • 脳神経外科 副部長:永尾 征弥
  • 脳神経外科 医長:長﨑 弘和
  • 伊藤 圭佑(シニアレジデント)
  • 長山 剛太(シニアレジデント)

脳血管内治療科

脳血管内治療について

脳血管内治療とは、脳や脳に関連する血管に対して、皮膚を切開したり頭蓋骨を開けたりすることをせず、血管の中から治療を行う手術です。手術の方法は身体の表面近くにある太い動脈からカテーテルというを管を挿入し、目的の血管近くまで進めます。その中にさらに細いカテーテル(薬品やコイルを用いるための管)やバルーンカテーテル(血管を拡張させる管)、或いはステント(血管を拡張させる道具)を入れ、目的の病変部位まで進めて治療を行います。脳血管内治療の対症となる疾患は主に出血の原因となる脳動脈瘤、脳血管奇形等と、脳梗塞の原因となる頭頸部・頭蓋内血管の狭窄・閉塞などがあります。出血の原因となるような病変に対してはプラチナコイルや液体塞栓物質、粒状塞栓物質等を使って病変部を閉塞脳血管内治療 します。又、狭くなったり詰まってしまった血管に対してはバルーンカテーテルやステントを使って血管を拡げ脳梗塞の進行を予防します。

脳動脈瘤血栓術

脳動脈瘤塞栓術 脳動脈瘤は人口の約1%の人にみられるという報告もあります。 これが破裂すると、くも膜下出血を起こしますが、破裂を来すと重篤な状態に陥ることが多く、大半の患者さんが(約50%)破裂と同時に死亡するか、昏睡状態におちいります。また、病院に搬入されて治療を受けても、正常の状態に社会復帰できるのは、さらにその半分という報告もあります。出血を繰り返すたびに死亡率は上がります。診断時に手術可能な状態であれば緊急で再破裂予防の手術が行われます。従来は開頭してクリップで動脈瘤の根本を閉じる治療が行われていましたが、現在はプラチナコイルを用いて瘤を詰めてしまう塞栓術も行われるようになってきました。
2002年に発表されたLancetの論文では、血管内治療、すなわち、脳動脈瘤塞栓術で治療した患者の方が1年後の生活レベルが良好であったと報告されています。また、2006年に発表されたCARAT studyでは長期成績が示され、約9年間の追跡を行った904人中再破裂を来した患者は1例(0.11%)でした。この結果、脳動脈瘤塞栓術は従来のクリッピング術と肩を並べる結果であると結論しています。

実際の適応

クリッピング術と脳動脈瘤塞栓術が同等と評価されても、実際には利点欠点がそれぞれにあります。脳動脈瘤塞栓術を行う場合には、その適応を十分に評価しなければなりません。重要なのは動脈瘤の形状と周囲の血管との位置関係です。一般に動脈瘤の直径は10mm以下が望ましく、さらに Neck(動脈瘤の付け根の部分)が狭いこと、瘤の直径とNeck の直径の比が2:1より大きいことが望ましいと言われています。Neck の大きな動脈瘤ではコイルがはみ出したり、合併症を起こす可能性が高くなります。 さらに動脈瘤は通常血管の分岐部に出来ることが多いので、時には動脈瘤から直接血管が分岐していることもあります。その場合、塞栓術を無理に行うと分岐している血管も一緒に閉塞してしまう可能性があり、脳梗塞を合併する可能性があります。このような場合はクリッピング術が第一選択となります。脳動脈瘤塞栓術、クリッピング術のそれぞれに得手不得手があり、慎重に適応を決める必要があります。塞栓術の良い適応は脳底動脈瘤や椎骨動脈瘤、内頸動脈ー眼動脈瘤等、開頭した場合に非常に深部でクリッピング操作の困難な部位では塞栓術が第一選択となります。

頸部頚動脈狭窄症

以前は、欧米人に多い疾患とされてきましたが、日本人の食生活の内容が年々欧米化するにしたがい徐々に増加傾向を示しています。数年前まで標準的治療は、頸動脈内膜剥離術(Carotid endarterectomy:CEA)でした。この CEAに関しては、欧米を中心に大規模な多施設共同研究がなされ内服薬のみで治療する方法と(内科治療)、CEA(外科治療)ではその後の脳梗塞の発症予防としては CEAの方がすぐれているという結果が出ています。 最近では CEAに代わり頸動脈ステント留置術という血管内治療も行われております。現在のわが国の社会生活を考えると、この疾患はますます増加することが予測される疾患の一つだと思われます。ステント留置術は、血管の内腔から狭窄部に金属のメッシュで出来た円筒状の内張を入れて血管を拡げます。欧米では既に何千例もの治療が行われています。国内でもまもなく保険適応となる予定です。実際には狭くなった部位をいきなり風船で拡げても狭窄の原因となっている動脈硬化斑のかけら(コレステロールの塊や血栓)が末梢に(脳の動脈)飛んでいく可能性があるため、予め小さな風船を末梢に入れておき血流を遮断して行います。血流を遮断した後、狭窄部位を拡張しステントがその部位を通過できるようにします(前拡張)。その状態となって初めてステントを留置します。 頭側に小さな風船をふくらまして血栓やコレステロールのかすが、脳の血管に飛んでいかないように予防します。 その間に狭窄部で前拡張用の風船でステントが通過できるように拡張します。前拡張後ステントを留置し、遮断された血液中の血栓やコレステロールのカスは風船と交換された血栓吸引用の細いカテーテルで吸引します。これで血管の中がきれいになった状態ではじめて小さな風船を解除して終了です。必要に応じて後拡張を行います。

本治療法の効果とリスク

本治療法は切開することなく、又長時間の血行遮断せずに、血行再建が行えるのが大きな利点です。本治療の成功率は、欧米の多数の例の報告でも当院の結果でも、概ね97%以上の高い成功率が得られます。
本治療のリスクとしては以下のものが挙げられます。

  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • 血管解離
  • 徐脈、血圧低下
  • その他、穿刺部の血腫形成による痛み、一時的な醜状、貧血、血圧低下があります。

受診をご希望の方へ

医師プロフィール

心臓血管外科

泌尿器科

泌尿器科

血管外科

医師プロフィール

川崎幸病院 血管外科部長:光岡 明人

皆様へ

2014年4月より川崎幸病院にて血管外科診療を開始いたしました。血管外科という診療科はあまり一般的な診療科とは言えませんが、動脈、静脈、リンパ管に関わる疾患を扱う幅広い診療科です。もし「これは血管の病気では?」とお考えになる症状がありましたら、たとえ軽微な症状でもご相談頂けましたら幸いです。川崎幸病院では血管外科は常勤1名、非常勤3名体制で診療を行っております。東京医科歯科大学血管外科講座の協力体制の元、診療させて頂きます。

血管外科が扱う主な病気

  • 下肢静脈瘤
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 人工透析シャント
  • 深部静脈血栓症
  • 肺塞栓症
  • 末梢動脈瘤(腹腔内動脈瘤、四肢動脈瘤)
  • 先天性血管形成異常
  • Buerger病

下肢静脈瘤について

下肢静脈瘤最新のレーザー治療を開始します。

当院で行っているレーザー治療はすべて保険診療で受けられます

レーザー治療とは、足の静脈の中にレーザーファイバーという細い管を通して、レーザーの熱によって静脈瘤の部分を焼いてしまう、身体に優しい治療です。

レーザー治療の特徴
  • 膝の内側に細い針を刺すだけで治療ができます。
  • 出血や手術の後の痛みが少なくなります。
  • 日常生活への復帰が速やかに行なえる。
  • 傷口が少なく目立たない。

【ELVeSレーザー治療のメリット】

  • 疼痛、皮下出血の発生頻度が低い
  • 再発率が低い
  • 日帰り治療が可能

下肢静脈瘤について

ELVeSレーザー1470は、従来のレーザーよりも効率的に静脈瘤を焼灼することが可能であり、疼痛、皮下出血の発生頻度も低く、また再発率を低く抑えることが可能となりました。基本的に日帰りで対応致しますが、患者さんが希望される場合は入院も可能です。

下肢静脈瘤ってどんな病気?

動脈と静脈
血管には、血液を心臓から身体のすみずみまで運ぶ“動脈”と、心臓に血液を戻す“静脈”があり、足に流れてきた血液を心臓に戻す血管を“下肢静脈”といいます。

下肢静脈のはたらき 逆流を防ぐ“弁”
二足歩行の人間は、足に流れてきた血液を、足の筋肉がポンプの役割を果たし重力に逆らって心臓まで戻しています。しかしこれだけでは筋肉が緩んだときに血液は重力により逆流してしまいます。そのため、逆流を防ぐために下肢静脈には逆流防止の“弁”がついています。

“弁”が破壊されることで下肢静脈瘤になります
妊娠や出産、長時間の立ち仕事などで、長期間にわたりこの弁に負担がかかると、弁が壊れてしまい、慢性的な血液の逆流が起きてしまいます。その結果、血液が心臓に戻らず下肢の血管の中にたまってしまい、血管がふくれて瘤(こぶ)のようになってしまいます。

下肢静脈瘤の症状
  • 足にぼこぼことしたコブができる
  • 足が重い、だるい
  • むくみがでる
  • 夜中にふくらはぎがつる

↓悪化すると

  • 足がかゆくなる
  • 足の色が黒ずむ
  • 足の皮膚が障害され、潰瘍ができる
下肢静脈瘤になりやすい方

下肢静脈瘤になりやすい方

閉塞性動脈硬化症とは

下肢静脈瘤になりやすい方

閉塞性動脈硬化症は、足の血管の動脈硬化により、血管が細くなったり、詰まったりして、血液の流れが悪くなる病気です。血液の流れが悪くなり、軽い場合には足が冷たく感じたり、悪化すると下肢の壊死(組織の一部が死んでしまうこと)にまで至ります。この病気は特に50歳以降の男性に多いといわれています。

閉塞性動脈硬化症の症状
  • 足が冷たく感じたり、色が変化する
  • 間歇性跛行(かんけつせいはこう) 数10~数100m歩くと痛みのため歩行することが困難になる症状
  • 安静時にも足の痛みを感じる
  • 足が壊死する。皮膚に潰瘍ができる。
閉塞性動脈硬化症になりやすい方、生活習慣など

閉塞性動脈硬化症になりやすい方、生活習慣など

閉塞性動脈硬化症の治療

必要に応じて、下肢動脈超音波検査、下肢血管造影検査、CT、MRA検査を行います。症状および検査結果をみて、薬物療法か手術療法かを選択致します。 手術療法としては経皮的血管形成術(PTA)かバイパス術を施行致します。東京医科歯科大学医学部附属病院老年病内科にて、血管新生療法の相談も可能です。

人工透析シャントについて

人工透析シャントの造設および再建を行います。
シャント吻合部瘤、シャント静脈高血圧症、すでに血管が荒廃してシャント造設に難渋している症例などご相談頂けましたら時間内外に問わず適切に治療いたします。

人工透析シャント

医師プロフィール

  • 血管外科非常勤医師:井上 芳徳
  • 血管外科非常勤医師:寺崎 宏明
  • 血管外科非常勤医師:豊福 崇浩

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

  • 診察させていただき、患者さんに合った治療についてご説明いたします。
  • レーザー治療は川崎幸病院で行います。
  • レーザー治療は日帰りで行います。※患者さんのご希望により入院も可能です。
  • 治療後は、一般外来で通院にて経過観察いたします。

日帰り手術を希望される方

2014年6月から2016年4月までの川崎幸病院での430症例の下肢静脈瘤日帰り治療における合併症発生率0%という成績を踏まえ、 第二川崎幸クリニックでは下肢静脈瘤に対する日帰り手術を開始し、より細やかな、患者に寄り添う治療が可能となりました。

当院の特徴は2014年6月に保険診療が認められた最新のELVes 1470nm 2ring fiberを用いた治療で、30分程度で治療が終了します。 またより細やかに患者に寄り添う治療を行うため、これまでの日帰り手術を行っているクリニックと異なり、「麻酔科専門医」が手術中、術後の管理を行うことによって、 より安全、快適な治療を行うことが可能です。

合併症はほとんど起こらない治療ですが、万一の際は川崎幸病院ERにて24時間対応いたします。なお日帰り治療が不安な方は川崎幸病院での入院手術も可能です。

詳しくはこちら

婦人科

医師プロフィール

川崎幸病院 婦人科部長 :長谷川 明俊

皆様へ

開院当初は婦人科診療を行いませんでしたが、今回、2015年9月から婦人科診療を開始しています。
当科の理念は

患者本位の医療

患者さん自身が病状を正しく理解できるように、丁寧な説明をしていきます。最近はさまざまな治療法の選択肢がありますので、十分に話し合って、患者さんが納得する満足度の高い医療を提供します。

先進的な医療

高度なチーム医療を実践し、安全で質の高い先進的な医療を提供することにより、痛みを少なくし、短期間で社会復帰ができることを目指します。

総合的ながん治療

当院では手術療法、放射線療法、化学療法、緩和療法のすべての治療が可能で、これらの集学的な治療をおこなうことにより治療効果を高めます。

地域医療への貢献

地域の医療機関と協力し、地域の中核病院として貢献できるように努力していきます。

※基本的に当院では入院、手術(入院が必要な手術)、放射線治療などを行います。
外来、日帰り手術は第二川崎幸クリニックで対応します。

婦人科が扱う主な病気

婦人科良性・悪性疾患全般を扱います。
産科と不妊治療は基本的には対応しません。
ただし、腫瘍などが原因で不妊症になっている場合は手術の対応します。

婦人科の特色

良性疾患に対して

婦人科腫瘍専門医、内視鏡技術認定医が中心となり治療を行います。
一般的には婦人科腫瘍専門医は婦人科臓器の幅広い解剖知識のもと、出血や癒着があり難しい手術の場合や、予期せぬトラブルの対応に慣れています。また、内視鏡技術認定医は内視鏡手術手技に長けています。これら双方の技術を用いて、安全で完成度の高い低侵襲な内視鏡手術(傷口が小さい手術)を行います。
さらに内視鏡手術のトロッカー(内視鏡手術の器具を出し入れするための筒)を小さくしたり、数を減らすことにより、さらに低侵襲な手術をしていきます。状況次第では臍(へそ)のくぼみにだけ切開を入れる手術(単孔手術)も可能です。
腫瘍が大きいと内視鏡手術は困難になりますが、他院で内視鏡手術ができないような場合でも当院で安全に行うことが可能と判断すれば、内視鏡手術をします。具体的には骨盤内(臍までの高さ)の腫瘍に対しては内視鏡手術が可能な場合が多いです。
腹腔鏡手術についての説明はこちら
経腟手術(おなかを切らないで、腟から行う手術)も行います。
また、UAE(子宮動脈塞栓療法)も行っています。

悪性疾患に対して

科学的根拠に基づいた婦人科腫瘍学会のガイドラインに従って、婦人科腫瘍専門医、内視鏡技術認定医が中心となり治療を行います。
関連する他の診療科と連携して集学的治療(手術療法、化学療法、放射線療法、緩和療法)をすることにより治療効果を高めます。さらに、関連する職種が一丸となって高度なチーム医療のもとで質の高い最先端治療を提供していきます。
子宮がんについてはこちら
腹腔鏡下広汎子宮全摘術についてはこちら

腹腔鏡手術

当院では内視鏡手術に積極的に取り組んでおります。内視鏡手術では5〜12mm程度の穴を数カ所開け、カメラを挿入して手術を行います。
腹腔鏡手術は一般的な開腹術と比べ以下のメリットがあります。

  • 傷が小さく美容面に優れる
  • 術後の疼痛が少ない
  • 回復が早く、早期の社会復帰が可能

対象疾患としては、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などの良性疾患が主な適応ですが、子宮体がんや子宮頸がんなどの悪性腫瘍でも安全性、根治性が高い場合は内視鏡手術を検討します。通常、術後4日目に退院となります。

手術創部:

開腹術(縦切開)

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開腹術(横切開)

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腹腔鏡手術では下図ようになります。創部の数や大きさは手術の内容や難易度に応じて変化しますが、可能な限り小さい傷で行うようこころがけています。

  • 腹腔鏡手術(単孔式)子宮筋腫核出、卵巣腫瘍、子宮外妊娠手術など
  • 腹腔鏡手術(ダイヤモンド法)子宮全摘術など
  • 腹腔鏡手術(パラレル法)卵巣腫瘍、子宮筋腫核出術など

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MRI画像

卵巣腫瘍1

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臍上まである良性卵巣腫瘍に対して、腹腔鏡手術(3ポート)を行いました。

卵巣腫瘍2

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臍上まである卵巣腫瘍茎捻転に対して、緊急で腹腔鏡手術(3ポート)を行いました。

子宮筋腫

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子宮筋腫で臍近くまで大きくなった子宮(600g)に対して、腹腔鏡下子宮全摘手術を行いました

子宮筋腫、子宮内膜症性嚢胞

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後腹膜腔に突出発育した多発子宮筋腫と子宮内膜症性卵巣嚢腫(右)に対して、腹腔鏡下子宮全摘術と右付属器切除を行いました。

手術画像

卵巣腫瘍術前

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腹腔鏡下卵巣腫瘍摘出術後

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子宮腺筋症術前

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腹腔鏡下子宮全摘術後

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子宮筋腫術前

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腹腔鏡下広汎子宮全摘術についてはこちら

腹腔鏡下子宮全摘術後

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治療実績

■総手術件数

総手術件数  内訳
2015年度
(10月~3月)
2016年度
(4月~6月)
開腹手術 悪性腫瘍手術
9
6
  骨盤臓器除臓術
0
1
  子宮全摘術(良性)
0
1
  子宮筋腫核出術
0
0
  卵巣腫瘍(良性)
2
2
  その他
0
0
腹腔鏡手術(同一症例で重複あり) 腹腔鏡下広汎子宮全摘術
0
2
  腹腔鏡下境界悪性卵巣手術
0
1
  子宮全摘
8
7
  子宮筋腫核出術
3
6
  良性卵巣腫瘍
(子宮内膜症性卵巣嚢腫は除く)
25
14
  子宮内膜症手術
7
3
  子宮外妊娠
0
2
  その他
2
0
腟式手術 円錐切除
11
4
  子宮脱手術
1
0
  その他
0
25
その他 子宮動脈塞栓療法
1
0
  埋没型中心静脈カテーテル留置
1
0
  女子外性器悪性腫瘍手術
0
1
総手術件数
70
75

■総化学療法件数

総化学療法件数  内訳
2015年度
(10月~3月)
2016年度
(4月~6月)
子宮頸がん  
1
2
子宮体がん  
0
0
卵巣がん  
6
8
その他  
1
1
総化学療法件数
8
11

■総放射線治療件数

総放射線治療件数  内訳
2015年度
(10月~3月)
2016年度
(4月~6月)
子宮頸がん  
2
1
子宮体がん  
0
0
卵巣がん  
0
0
その他  
0
0
総放射線治療件数
2
1

医師プロフィール

  • 伊藤 雄二
  • 婦人科非常勤医師 苅部 瑞穂
  • 婦人科非常勤医師 岩﨑 真一

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

救急の場合は川崎幸病院の救急外来を受診ください。受診の詳細は川崎幸病院受付にお問い合わせください。

日帰り手術を希望される方

婦人科では、これまで短期滞在入院でしていた手術を日帰りで行っています。
手術種類は円錐切除、流産手術(妊娠12週未満)、子宮内膜組織診(静脈麻酔下生検が望ましい場合)、バルトリン腺嚢胞開窓術、筋腫分娩の筋腫核出術、 埋没型中心静脈カテーテル留置ポート設置等です。

麻酔科専門医による全身麻酔、静脈麻酔下でローリスクの患者さんに対して、日帰り手術を行っておりますので安全、安心した手術を行っております。
また日帰り手術センターのコーディネーターにより術前、術後のご案内とアフターケアを十分に行っております。

日帰り手術対象疾患

円錐切除、流産手術(妊娠12週未満)、子宮内膜組織診(静脈麻酔下生検が望ましい場合)、バルトリン腺嚢胞開窓術、筋腫分娩の筋腫核出術、埋没型中心静脈カテーテル留置ポート設置等です。

詳しくはこちら

形成外科

医師プロフィール

  • 形成外科部長:佐藤 兼重
  • 形成外科医師:髙見 麻衣子

「形成外科」とは?

テレビや雑誌などで目にする機会も増えてきているかと思われますが、具体的にはどういうときに受診すればよいのでしょうか?
形成外科は、体表面・皮下の異常・変形を外科手技によって修正する診療科です。
異常や変形を直すだけでなく、失った機能や体の一部を作ることができます。
新生児からお年寄りまで、頭の先から足の先までと大変広い範囲を対象とします。

主に扱っている内容は?

やけど

深さ・広さなど創部の状態に応じた局所管理を行います。植皮など手術が必要になる場合もあります。熱傷が治った後の瘢痕に対する治療も行っています。

けが

傷跡がまったく残らない傷というのはございませんが、可能な限り目立たなくなるように外科的・保存的処置をおこないます。

顔の骨の骨折

顔面は露出部の中心であり、形態的・機能的に非常に重要な部位です。その修復は形成外科の重要な役目です。骨折の手術は下まぶたや口の中など、傷が見えにくい場所を切開し骨折部にアプローチします。受傷から2週間前後以内に手術をしないと骨が曲がったまま癒合してしまいますので、顔を強く打ったりした場合は出来るだけ早く形成外科の外来を受診して下さい。画像検査で詳細をチェックし、治療方針をたてます。

ほくろ、いぼなど皮膚腫瘍

皮膚あるいは皮膚の下に生じるできものや、あざです。局所麻酔の手術で摘出・切除したり、電気メスで焼いたりするものもあります。一般に、確定診断は切除後の病理診断(顕微鏡で細胞の構築をみる検査)でなされます。
悪性腫瘍の場合、安全のため腫瘍よりも大きく切除することになります(どこまで切除するかは腫瘍の種類、部位、進行度により左右されます)。このため切除後に大きな欠損が生じる場合があり、これを再建するのも当科の役目です。

きずあと

昔の手術のあとがケロイド状になってしまったり、顔や手足の目立つ部分にある場合に、傷をできるだけ目立たなくなるよう、形成外科的に縫合しなおします。拘縮(ひきつれ)が強い場合には、わざとジグザグに縫い直すこともあります。

床ずれ、潰瘍(深く掘れたきず)

ただ縫い縮めるだけだと、皮膚の緊張が強くきずあとが広がる場合・潰瘍が再発する場合があります。
周囲の組織をパズルのように寄せたり(皮弁)、植皮などの工夫により再発を防止します。

まぶたのたるみ

その他、加齢によるまぶたのたるみ(眼瞼下垂)、顔面神経麻痺、陥没乳頭、臍ヘルニア(でべそ)、耳垂裂など体表面の変形をひろく扱います。
眼瞼下垂症とは、まぶたの筋肉や皮膚が緩んでまぶたが下がる状態をいいます。まぶたが下がると視野が狭くなるだけではなく、肩こりや頭痛の原因にもなります。
原因として多いのは加齢によるものですが、長年のコンタクトレンズの装用や先天性のものもあります。原因や状態により治療法は異なります。個々の症例に応じて最適な手術方法を選択します。

「きずあとが残ったくらい我慢しよう…」「もう年だから仕方ない…」「命に関わらないから大丈夫…」「どの科を受診したらいいかわからない…」とあきらめず、まずは一度ご相談ください。

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

救急の場合は川崎幸病院の救急外来を受診ください。受診の詳細は川崎幸病院受付にお問い合わせください。

日帰り手術を希望される方

このたび、第二川崎幸クリニックで、形成外科・美容外科センターを開設することになりました。 センターでは形成外科の両輪となる美容外科を充実させ、地域の方々に貢献したいと思います。
形成外科では従来通り体表の形態異常(外傷も含め)や傷の治療に当たります。
一方、美容外科では瞼、鼻、頬などの若返り手術、乳房や躯幹の形態異常を治療します。 また顔の輪郭の改善手術も進めます。 しみとり治療用のレーザー光線が導入されておりますので、この分野における治療も本格的に開始致します。

形成・美容外科の中間に位置する眼瞼下垂(瞼が開きにくいと肩こりになりやすい)なども適切に治療を行います。
日帰り外来手術は第二川崎幸クリニックで行い、入院手術は川崎幸病院で行います。

日帰り手術対象疾患

二重瞼手術、上瞼・下瞼の若返り手術、隆鼻術、整鼻術、頬の若返り手術、躯幹の脂肪吸引、顔への脂肪注入や顔の若返り治療、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着、扁平母斑

詳しくはこちら

麻酔科

皆様へ

当科では、手術室での麻酔管理をはじめ、アンギオ室での脳血管内治療における全身麻酔管理、集中治療室における各診療科のサポート的な立場としての全身管理を行っており、質の高い周術期管理を行っております。また、緩和ケアチーム・呼吸ケアチームに参加し、手術室外の診療に関しても尽力しております。
新病院移転以降、手術室は7部屋となり、24時間緊急手術が可能な体制である為、年間で3,000件を超える多くの手術を行うことが可能となりました。(3,121件:2012年6月~2013年5月)
一般的に、救急患者の受け入れが多い病院では時間外勤務が多くなり、多忙を極め、"燃え尽き"てしまう医師が多いと言われております。当院麻酔科では、このような事態を避けるべく、適度に息抜きをしつつ、臨床の現場で100%の力を出すことが可能な環境作りを行い、実践し、かつ、質の高い医療を提供致します。

麻酔科について

川崎幸病院麻酔科は常勤医6名体制(日本麻酔科学会専門医・認定医)に加え、非常勤麻酔科医数名(日本麻酔科学会指導医・専門医・認定医など)で、全身麻酔管理業務・集中治療室管理を日夜行っております。

麻酔科の特色

当院では24時間緊急手術が可能な体制をとっております。外科、川崎大動脈センターによる手術はほぼ毎日行われており、IVR科、形成外科、呼吸器外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、脳血管内治療の全身麻酔管理も対応しております。 。集中治療室における各診療科のサポート的な立場としての循環・呼吸管理、当院緩和ケアチーム・呼吸ケアチームに参加等、手術室外の診療に関しても尽力しております。

医師プロフィール

  • 麻酔科部長:髙山 渉
  • 麻酔科医師:梶谷 美砂
  • 麻酔科医師:迫田 厚志
  • 麻酔科医師:片山 直彦
  • 麻酔科医師:関川 浩樹
  • 麻酔科医師:須貝 隆之
  • 森永 將裕(シニアレジデント)

放射線治療科

放射線治療科

放射線診断科

皆様へ

放射線診断科は様々な画像による検査・診断を行う部門です。放射線IVR科、臨床各科並びに放射線技術部門と緊密な連携のもとに運営されています。
放射線診断医とは、一般撮影、造影検査、CT、MRI、超音波断層像などの医用画像の診断を専門に行う医師です。日本医学放射線学会が定めた5年間の研修の後に所定の試験に合格することで放射線診断専門医を称することができます。私たちは単に画像を見るだけではなく、電子カルテで患者の症状や臨床検査データなどを参照しながら、あるいは主治医と相談しながら診断します。主治医から質問を受けることもあります。院内各診療科と定期・不定期にカンファレンスを開催しています。つまり、チーム医療の一員として診療に参加しています。このような中央診療部門の医師としては放射線診断医以外に麻酔科医や病理診断医が挙げられます。いずれも医療の質・専門性に密接に関与しており、石心会川崎幸病院がこの3職種すべてを常勤医で揃えているのは医療の質と専門性を重視しているからにほかなりません。

放射線診断科について

現在、常勤医は5名、非常勤医13名です。川崎幸病院、川崎幸クリニック、第二川崎幸クリニック、さいわい鹿島田クリニック、川崎クリニックの画像診断を担当しています。非常勤医には乳腺や心臓を専門とする放射線診断専門医がいます。病院と4つのクリニックに常勤医5名と非常勤医13名が分散すると各自の専門分野を生かせない危険性があります。そこで、川崎幸病院新築移転を機にそれぞれの画像診断室を一体化し、相互チェックが可能な体制で運営しています。このことで、医療の質を保つことができます。中央診療部門としては各診療科の要望にこたえるべく高度の放射線診断を提供したいと思います。日曜休日にもシフト勤務しています。 このことで診断報告書のより迅速な作成が可能となり、夜間検査分や休日検査分も含めても80%程度が検査当日に診断されています。厚生労働省が定める画像診断管理加算(Ⅱ)では翌診療日までに80%以上と規定されており、当院では基準を十分に満たしております。より迅速な画像診断による診療支援を行っております。診断はスピードです。
重大な所見を発見した場合には依頼医に電話または文書で連絡するようにしております。全検査の即時診断が理想であり、その体制構築に向けて人員募集も行っております。 4面モニターを採用しており、多数画像を同時に評価することが可能です。このことで効率的に画像診断することができます(写真)。
毎朝のERカンファレンスに参加しています。
インシデントレポートを元に症例検討を開催しています。
当院では院内死亡全例に対してAI (autopsy imaging) を行ない、死因究明に役立てています。

診断室

放射線診断科が扱う検査

川崎幸病院、川崎幸クリニック、第二川崎幸クリニック、さいわい鹿島田クリニック、川崎クリニックで行われるCT(6台)・MRI(5台)の診断(診断報告書の作成)を行っています。造影検査や一般撮影の一部も診断しています。
近隣医療施設からのオープン検査(一般撮影、造影検査、超音波、CT、MRI)も受けております。当院の最新鋭の検査設備すべてを地域の先生方と共同利用することで、地域住民の健康を守り、効率の良い医療サービスの提供ができるように努力しています。オープン検査をご希望の先生は地域医療連携室までご連絡ください。

オープン検査件数推移

オープン検査とは

当院の検査機器を近隣医療機関の先生方にご利用いただき、治療・診断等に役立てていただくシステムのことです。
患者は当院で検査のみを受けていただきます。結果は、地域医療連絡室より近隣医療機関の先生方へてご連絡いたします。
重大な所見を認めた場合にはただちに依頼元医療機関に連絡いたします。緊急を要する場合には、患者が検査後に在院している場合には当院ER受診をお勧めしております。帰院後の場合には、患者の自宅または携帯電話に連絡いたします。

オープン検査ご依頼件数 推移

川崎幸病院は、2012年6月の新築移転とともに最新鋭のMRI・CT装置を導入し、MRI・CTともに装置2台での検査体制を整えました。これにより、地域の医療機関の先生方からのオープン検査のご依頼に対しても、従来よりも比較的スムースにお応えすることが可能となり、おかげさまで、より多くのご依頼をお受けすることができております。 引き続き、先生方にご利用しやすいオープン検査を心がけて参りますのでよろしくお願い致します。

MRI検査年間ご依頼件数推移
(2012年~2015年)

MRI検査年間ご依頼件数推移(2012年~2015年)

CT検査年間ご依頼件数推移
(2012年~2015年)

CT検査年間ご依頼件数推移(2012年~2015年)

320列CTによる心臓CT

当院では2013年7月より、320列CTによる心臓CTのオープン検査を開始しております。

心臓CT検査年間ご依頼件数推移
(2013年~2015年)再掲

心臓CT検査年間ご依頼件数推移(2013年~2015年)

医師プロフィール

  • 放射線診断科部長:信澤 宏
  • 放射線診断科顧問:伊藤 隆志
  • 川崎幸クリニック放射線科医長:高柳 美樹
  • 放射線診断科医長:高瀬 博康
  • 第二川崎幸クリニック放射線科医師:西城 誠

放射線IVR科

皆様へ

IVRという名前はあまりなじみがないかもしれませんが、治療方法の一つのくくりとして医療の中ではかなり前から使われています。透視画像やCTなど画像支援下で行う治療方法の総称と考えて頂けると分かり易いかもしれません。心臓カテーテル治療や脳血管内治療もIVRの一つといえますが、当院の場合はそれぞれ心臓病センターや脳血管内治療科が担当しております。当院の放射線放射線IVR科ではこれら以外の治療法を行っております。それでも、川崎大動脈センターと共同で行う大動脈ステントグラフト内挿術、消化器病センターと共同で行う悪性腫瘍の焼灼や化学塞栓術などその守備範囲は多岐にわたっております。IVRによる治療には最初に選択されるべき治療法から、他の治療法により効果が無かったときなどに選択されるあまり一般的でないものまであります。IVR専門医のみならず認定 IVR 専門診療放射線技師や認定IVR看護師などスタッフを充実させ、ご要望にお答えして参ります。

放射線IVR科が扱う主な病気並びに手技

  • 大動脈疾患(治療法については手術も含め川崎大動脈センターを窓口にしております。)
    大動脈瘤、大動脈解離、大動脈狭窄
  • 動脈瘤(脳動脈瘤以外が対象です。脳動脈瘤は脳血管内治療科で対応しております。)
    鎖骨下動脈瘤、気管支動脈瘤、脾動脈瘤、腎動脈瘤、腸骨動脈瘤など
  • 大血管、末梢血管の閉塞性疾患
  • 血管奇形
  • 出血(喀血など)
  • 悪性腫瘍のアブレーション(主にラジオ波焼灼)
    肺悪性腫瘍、骨転移等
  • 乳び胸、乳糜腹水
  • 放射線治療前のマーキング、生検
  • 経皮経食道胃管挿入術(PTEG、Percutaneous TransEsophageal Gastro-Tube)
    経皮内視鏡的胃瘻造設術困難症例など
  • 子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)

放射線IVR科の特色

  • 大動脈ステントグラフト
    川崎幸病院川崎大動脈センターの患者様の血管内治療を担当しております。大動脈ステントグラフトの症例は昨年140例、今年既に7/10 現在で110例(胸部16例、腹部92例)を行っております。ステントグラフトの症例数一つにおいても日本有数の症例数をこなしております。大動脈瘤破裂などの緊急症例であっても適応があればすぐさま対応できるようステントグラフトを院内に常備し、ステントグラフト実施医、指導医が待機しております。
    大動脈ステントグラフトにはメンテナンスが必要なことがあります。
    大動脈ステントグラフトは非常に体に優しい低侵襲治療でありますが、手術のように直視下で行われている治療法と違い、施行後にはメンテナンスが必要なことがあります。エンドリークと言われる大動脈瘤内への漏れはステントグラフト施行後にはそれほど珍しくなく見られます。しかしながら、当院の成績に於いても、全国的に見ましても7-8%程度の患者様でこのエンドリークに対してのメンテナンスが必要となる傾向にあります。当院では、ステントグラフト施行後の経過観察中にメンテナンスが必要と判断した場合、迅速に行っております。なお、他の病院で行われたステントグラフトの患者様であっても、当院でのメンテナンスは受けられます。ご相談ください。
  • 低侵襲治療
    がんのラジオ波治療なども積極的に行っております。特に肺癌、骨転移などの治療に際し、放射線治療や手術療法が種々の事情で行えない患者様に於いても治療可能な場合があります。まずはご相談ください。
  • 乳び胸、乳び腹水
    乳び胸は胸管(体幹部のリンパ液を集め胸部を上行する太いリンパ管)の破綻によりリンパ液が胸腔内に漏れる病態のことを乳び胸と言います。同様に腹腔内に漏れる病態を乳び腹水といいます。術後や外傷後の乳び胸で困っている患者様に対して、当院では乳び胸の原因精査にリンパ管造影を行っております。また、胸管の破綻が確認できた場合は、胸管塞栓術も施行しております。
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  • マーキング、針生検、経皮経食道胃管挿入術(PTEG)
    医療機関からのご紹介であれば、定位的放射線治療前のマーキングや組織採取(針生検)、PTEGをお受けすることは可能です。
  • IVR医の派遣
    基本的には当院でIVR施行を基本としておりますが、患者様のことを第一に考えた際必ずしも得策でない場合があります。様々な諸事情もありますので、どこまで協力できるかはわかりません。しかしながら、まずはご相談いただき、よりよい方法を一緒に考えさせてください。

病理科

皆様へ

私が当院で働けるのは、当院の検査技師や医師だけではなく、医局秘書を始めとした事務スタッフの緊張感と活気にあふれた意欲満々の仕事ぶりに包まれて極めて快適であるからだと思っています。検査室のスタッフ各人は能力が高いだけではなくて協調性の点でもとても優れており、日進月歩の医学の進歩に十分対応して行けると思います。また、当院は大学病院と異なり、各科の壁は全く意識されず、"家族"のように互いに緊密な連携がとれる総合病院であると感じています。ですから病理も、患者さんを囲むスタッフの一員であることを強く意識させられています。新病院開院を機に、最先端の治療法を駆使して治療成績向上を目指し、"頼れる病院"であり続けるために、臨床サイドからの要望に的確に対応し、生検と手術検体の"正確で迅速な病理診断"並びに"病理解剖と臨床・病理カンファレンス(CPC)"を通して、当院の医療をしっかりと支えて行きたいと改めて思っています。ような事態を避けるべく、適度に息抜きをしつつ、臨床の現場で100%の力を出すことが可能な環境作りを行い、実践し、かつ、質の高い医療を提供致します。

病理科の主な業務内容

生検・手術材料の病理診断

臨床から提出される胃、腸、肝、腎、膀胱や前立腺など様々の生検材料や、手術で切除された様々な臓器・組織にどのような病変があるか、癌か否か、それが癌であればその悪性度や拡がりを調べて再発の可能性など、今後の見通しについても判定し診療科に回答します。

迅速診断

手術で切除された病変の性質を手術中に(20~30分の短い時間)診断して臨床医に回答し、術式や病巣の切除範囲の決定に役立てています。

病理解剖

ご遺族の承諾を得てご遺体から体内の諸臓器を摘出し、臨床医の診断と治療が適切であったか、直接の死因は何か、見落とした病変や疾患がなかったか、今後の診療に生かせる点などについて肉眼的・組織学的に調べて臨床医に報告します。
また、症例について担当医を含めた臨床医との間で臨床・病理カンファレンスを行いこれらの点について詳細に検討します。

医師プロフィール

  • 病理科部長:丹野 正隆
  • 病理科診断部長:寺戸 雄一
  • 桶田 理喜(非常勤)
  • 北川 昌伸(非常勤)

救急・総合診療部

皆様へ

川崎市の救急医療を支えます
川崎幸病院は、2012年4月1日に川崎市長より「川崎市重症患者救急対応病院」として指定され、7月18日に61床の増床の承認を得ました。これまで川崎市の救急対応は、19の政令指定都市の中でも直近3年連続でワーストワンとなり、川崎市が苦慮していたところですが、その解決策として「断らない救急」をこれまで実践してきた当院を重症患者救急対応病院に指名したものです。
これを受けて、私たちは川崎市民の皆様のこれまでの救急医療に対する不安を少しでも解消すべく、そして、今まで以上の機能、また、診療科にこだわらない救急医療を実践すべく、2012年9月1日より「救急・総合診療部」を発足し、以下のように救急医療体制を変革いたしました。

  • 「救急部」から「救急・総合診療部」へ診療科名を変更します。
    従来、救急患者さんの初期診療を担当する診療科名を「救急部」としていましたが、救急車搬送による救命的処置が必要な方だけを対象としている印象を持たれがちです。私たちが目指す救急医療は、高度先進医療による救命処置は当然ですが、軽症の患者さん、他院で断られた患者さん、どの病院、どの診療科を受診してよいかわからない方など広く門戸を開いています。「救急・総合診療部」は、患者さんを全身的に診る診療科へ変貌いたしました。
  • 救急・総合診療部を全科で支えます。
    「救急部」は救急専門医が中心に診療する体制でしたが、「救急・総合診療部」は、当院の全診療科・全医師が診療に参加し、初期診療に対応する医師、その医師をサポートする医師、さらに、その診療内容を最終的に決定する経験豊富な上級医師と3段階の診療体制を24時間365日とることにより、安心、安全な医療を提供することといたしました。
  • 断らない医療を実行します。
    川崎幸病院は、高機能病院へと分化しましたが、医療の原点である「すべての患者さんのために、断らない医療を実践する」ことに全職員が一丸となって取り組んでいます。

救急・総合診療部が扱う主な病気

小児救急、婦人科、精神科救急を除く救急疾患

医師プロフィール

  • 院長: 笹栗 志朗
  • 救急・総合診療部長 外科副部長:後藤 学

内視鏡センター

皆様へ

内視鏡センターは消化器部門と呼吸器部門の2つの部門で構成され、それぞれに日本消化器内視鏡学会指導医、日本呼吸器内視鏡学会指導医を配置し、内視鏡診断・治療に関する先進医療を提供しております。消化器部門では、狭帯域光観察(NBI)や拡大内視鏡等の最新機器を用いて正確な診断を行い、内視鏡的粘膜下層剥離術等の低侵襲な内視鏡治療を行っております。呼吸器部門では、胸部異常陰影に対して、経気管支肺生検、擦過細胞診、気管支洗浄や縦隔リンパ節の吸引針生検等を行い診断しております。地域からのニーズの多い緊急内視鏡検査に関しても、医師、看護師、技師がチームとなり、24時間安全に検査が行える体制をつくっており、消化管出血に対する内視鏡的止血術や急性胆管炎に対する内視鏡的胆道ドレナージを行っております。誤嚥した異物や気管支を閉塞している喀痰の除去等も行っております。当センターでは、苦痛のない検査が出来るように常に高い意識をもち、専門的な内視鏡診断・治療で地域医療に貢献出来るように日々診療しております。

内視鏡センターの特徴

  • 24時間緊急内視鏡検査を行える体制を整えております。
    受け入れ先が困難になる場合もある吐血や下血している救急患者さんも、当センターでは24時間受け入れ可能であり、必要あれば緊急で内視鏡的止血術を行っております。
  • 十分なリカバリースペースを設置しています。
    安全で苦痛のない検査を常に心掛けておりますが、鎮静剤や鎮痛剤を希望された場合にも安全に使用できるように、血圧や血中酸素濃度をモニターしながら検査を行い、外来患者さんでも十分に休んでから帰宅出来るようにリカバリースペースを設置しております。
  • 最新の内視鏡機器を用いてより正確な診断を行っております。
    消化器部門では、早期癌にて対して拡大内視鏡や超音波内視鏡、狭帯域光観察(NBI)等にてより正確な診断を行い、それに基づいて治療を行っております。また、これまで暗黒の大陸と呼ばれていた小腸に関しても、カプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡を用いて検査を行っております。
    呼吸器部門では、胸部異常陰影に対して、経気管支肺生検、擦過細胞診、気管支肺胞洗浄等を行っております。特に肺野末梢の陰影に対しては超音波プローブを用いることで従来のX線透視下のみの場合と比較して診断精度が向上しています。肺門部や縦隔部病変に対しては超音波内視鏡を用いた経気管支針生検も導入しております。
  • 高度な専門的治療を行っております。
    早期癌に対して内視鏡的粘膜下層剥離術等の低侵襲な内視鏡治療を行っております。急性胆管炎や胆管狭窄に対する内視鏡的胆道ドレナージ術も行っておりますが、急性胆嚢炎に対しても、抗血小板剤の内服や腹水貯留等にて経皮経肝胆嚢ドレナージが出来ない場合は、内視鏡的経乳頭的胆嚢ドレナージ術も行っております。

受診を希望される方

一般外来

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