川崎幸病院

診療科について

診療科

内科

内科が扱う主な病気

一般内科

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

救急の場合は川崎幸病院の救急外来を受診ください。受診の詳細は川崎幸病院受付にお問い合わせください。

腎臓内科

皆様へ

腎臓内科では尿タンパクなどの検尿異常から国民病ともいえる慢性腎臓病まで幅広く診療にあたっています。 腎臓病をきたす疾患は慢性腎炎、高血圧、糖尿病や膠原病など多岐にわたり総合的かつ集約的な治療を行っています。 透析などの血液浄化療法も積極的に行い新病院では外来透析室も新設します。シャント(バスキュラー アクセス)のトラブルにも随時対応しています。

腎臓内科が扱う主な病気

・尿毒症および透析者
・保存期(透析を必要としない)腎不全
・急性腎障害(敗血症/感染症 多臓器不全 薬剤障害 術後など)
・慢性腎炎およびネフローゼ症候群
・膠原病および類縁疾患(全身性エリトマトーデス リウマチ 血管炎など)
・電解質異常(内分泌疾患 尿細管障害など)
・家族性高脂血症

腎臓内科の特色

1.初期の慢性腎臓病について

特に症状がなくても、尿にタンパクが出ていたり血圧が高い時には重篤な疾患や進行性の腎障害をきたすことがあります。この時点での適切な診断と治療は病気の進展を阻止できます。このため腎生検などで正確な診断と予後を判定し病気の進行を防いでいます。

2.腎機能障害が出現した腎臓病について

適切な降圧療法や食事療法で進行を抑制します。この時点では合併症が出現してきます。特に、心臓病や脳血管障害をきたしやすく要注意です。さらに進行すれば尿毒症症状(倦怠感や食欲不振など)をきたし透析の準備が必要になります。この時点で透析療法の説明を行い療法選択を行うようにしています。

3.透析療法について

透析療法は大きく2種類に分けられます。血液を体外循環させ浄化する血液透析(HD)、お腹の中に透析液を入れて治療する腹膜透析(CAPD)です。透析を新たに開始することを透析導入といいますが、当院では毎年60人程度の導入があり川崎市内で有数の導入施設となっています。成績も良好で全国平均を上回っています。当院ではHDかCAPDをするかの療法選択を行うことにより、患者様の満足度が得られるように努めCAPDの方が多いことも特色です。以下に導入およびCAPDの成績を示します。

  導入 CAPD
2008年 52人 26人
2009年 67人 30人
2010年 62人 37人
2011年 50人 40人

CAPDの方はかかりつけ医の診察や訪問診療も積極的にお願いし学会賞など受賞し評価を受けています。

外来透析室およびCAPD外来について

新病院では入院透析15床に加え、新たに35床の外来透析を開設します。外来透析では超純粋(ultra pure)な透析液を使用して全台で最新の血液浄化療法(on line HDFなど)が可能となります。これにより長期血液透析の合併症を起こしにくくすることが期待できます。また患者様の利便を図り送迎も行います。
CAPDも透析室での診療ではなく独立した外来を設け治療に当たります。

シャント(バスキュラー アクセス)について

シャントが十分に機能しなかったり閉塞してしまったときにも随時対応しています。昨年は狭くなったシャントを拡張するPTAを300回、閉塞してしまったりして新たにシャントを作成する手術を150回程度行っています。

各種血液浄化療法について

通常の血液浄化療法以外にも多くの血液浄化療法があります。ショックや多臓器不全の時に行う持続的血液浄化療法(昨年は約900回施行)や敗血症で最近の毒素を吸着するエンドトキシン吸着療法、家族性高脂血症に対する脂肪の吸着療法や膠原病などの治療に行う血漿交換と免疫吸着療法などがあります。当院ではあらゆる血液浄化療法が可能で種々の疾患の治療が可能となっています。

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

救急の場合は川崎幸病院の救急外来を受診ください。受診の詳細は川崎幸病院受付にお問い合わせください。

医師プロフィール

  • 腎臓内科部長 :宇田 晋(うだ すすむ)
  • 腎臓内科副部長 : 小向 大輔
  • 腎臓内科医長 : 柴田 真希
  • 腎臓内科医師 : 朝倉 慶
  • 腎臓内科医師 : 加藤 亜唯
  • 腎臓内科医師 : 齋藤 佳範
  • 腎臓内科医師(シニアレジデント) : 田中 詩織
  • 腎臓内科医師(シニアレジデント) : 鈴木 健志

消化器内科

皆様へ

消化器内科は、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会、日本消化管学会、日本肝臓学会等の各分野における専門医がおり、消化器全般に関する先進医療を提供しております。日本人の死亡原因の第1位は癌ですが、その中でも胃癌や大腸癌は多く、当科でも重点を置いております。早期発見・早期治療が重要であり、苦痛のない検査を常に心掛けております。最新機器を用いて内視鏡診断の向上に努め、診断に基づいた高度な内視鏡治療を行っております。また、救急患者の受け入れも社会問題になっておりますが、当科では救急・総合診療部と連携し、緊急対応を要する消化管出血に対して24時間緊急内視鏡検査を行える体制をつくっております。他院では対応出来ないような場合でも積極的に受け入れて、内視鏡的止血術を行っております。その他にも、胆道感染、急性膵炎、炎症性腸疾患、急性肝炎等の重症化する可能性のある疾患に関しても迅速に対応し適切な治療を行っております。当科では地域から信頼されるような高度専門医療を提供出来るように日々診療しております。

消化器内科が扱う主な病気

出血性胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃腺腫、早期胃がん、進行胃がん、大腸ポリープ、早期大腸がん、進行大腸がん、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン)、虚血性腸炎、大腸憩室炎、憩室出血、胆嚢結石、総胆管結石、急性胆嚢炎、急性胆管炎、閉塞性黄疸(良性胆管狭窄、胆管がん、膵臓がんによる悪性胆管狭窄)、急性膵炎、慢性膵炎、肝硬変、肝細胞がん

消化器内科の特色

消化器内科では消化器癌診断能の向上にむけて拡大内視鏡、 NBI(狭帯域光観察)を導入しており、また内視鏡治療として ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)も行っており早期胃癌、早期大腸癌に対する最新の内視鏡医療を提供しております。胆道系疾患においてはERCP、EST、EBDといった高度な検査・治療を行っており、これまでは手術を第一選択としていた分野においても広く内視鏡技術の応用をおこなっております。最近は急性胆嚢炎に対する新たな治療法として ENGBD(経鼻的経胆嚢管的ドレナージ術) も開始、これまでのPTGBD(経皮経肝的胆嚢ドレナージ術)に代わる低侵的方法として注目されています。

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

当センターでは吐血、下血、腹痛など急性期消化器疾患の救急外来は24時間365日対応しています。特に吐血、下血に対する緊急内視鏡検査および治療は上部(胃・十二指腸)、下部(大腸)とも24時間体制で行っております。直接川崎幸病院にご連絡いただくか救急車等でご来院ください。

手術前

外来での診察と術前検査の施行および手術内容の説明と日程の決定を行います。

入院

川崎幸病院に入院し補足検査にひきつづき手術を行います。入院期間などは原則クリニカルパスに基づいております。

定期検診

必要に応じて当院の一般外来・かかりつけ医・お近くの医療機関での診察をおこないます。

医師プロフィール

  • 消化器内科部長 内視鏡センター長:大前芳男
  • 内科副部長:設楽 雅人(川崎幸クリニック担当)
  • 消化器内科副部長:藤原 裕之
  • 消化器内科医長:高畑 彩子(第二川崎幸クリニック担当)
  • 消化器内科医長:谷口 文崇
  • 消化器内科医長:塚本 啓祐
  • 消化器内科医長:森重 健二郎
  • 消化器内科:堀野 誠
  • 岡本 法奈
  • 十倉 淳紀(シニアレジデント)

循環器内科

循環器内科

外科

皆様へ

川崎幸病院外科は現在10名体制(日本外科学会指導医・専門医、消化器外科学会指導医・専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、マンモグラフィー読影認定医,後期研修医など)で消化器腫瘍外科・内視鏡外科・腹部救急外科・乳腺外科を4本柱とし外科全般の業務を日夜行っております。特に消化器疾患は消化器内科医師と連携し2007年に設立した消化器病センターにおいて消化器内科と消化器外科の密な連携と検討会などを通して急性期疾患および消化器外科疾患全般に対して昼夜を問わない診療を提供しております。2011年は696例に対して手術を施行、その中で鏡視下手術が277例と1/3を占めており患者様の立場に立った低侵襲手術の積極的な提供を行っているのが当科の特徴です。

外科が扱う主な病気

悪性腫瘍

食道がん、胃がん、大腸がん、乳がん、肝臓がん、すい臓がんなど

良性疾患

胆石、鼠径ヘルニア、乳腺腫瘤、痔核、下肢静脈瘤、気胸、腹壁瘢痕ヘルニアなど

その他

急性虫垂炎、イレウス(腸閉塞)、消化管穿孔など

外科の特色

  • 消化器腫瘍外科や乳がんといった悪性腫瘍関連領域においてはあくまでも患者様の選択(セルフディシジョン)を尊重し、癌治療ガイドラインに沿った最新かつ標準的治療を心がけております。
    【総手術件数と鏡視下手術件数】

    総手術件数と鏡視下手術件数

  • 鏡視下手術においては胆石症に対しての腹腔鏡手術はもちろんの事、腹腔鏡手術の分野では高度な技術を要するいわゆるアドバンス手術である早期胃癌および早期・進行大腸癌症例に対しても腹腔鏡手術を積極的に導入しておりますし、食道癌に対しても積極的に鏡視下手術を導入しております。また2009年より胆石症、虫垂炎、鼠径部ヘルニアなどに対して単孔式腹腔鏡手術の採用を開始しております。
    鏡視下手術の内訳と年次推移

    鏡視下手術の内訳と年次推移

  • 乳腺・内分泌外科分野では、外科スタッフに乳腺専門医がおり、マンモグラフィー読影認定医を4名擁しています。乳腺については、健診から乳がん診療ガイドラインに沿った診断と治療(手術、放射線療法、化学療法を含む薬物療法のすべて)を、川崎幸病院と第二川崎幸クリニックが一体となって行っていきます。さらには甲状腺疾患の診断、治療などを行っております。
  • 肛門疾患においては2007年より「切らずに治す内痔核四段階注射療法」(ALTA療法(内痔核硬化療法))を導入し開始しております。
  • 急性期疾患については本院常勤の救急医と綿密な連携を取りながら適切かつ迅速な対応を行っておりますが、この分野においてもイレウス、潰瘍穿孔、虫垂炎等に対して腹腔鏡手術を採用し低侵襲手術を実践しております。2011年の緊急手術件数は178件ありそのうちの鏡視下手術施行例は97件でした。
    【定時手術と緊急手術の年次推移】

    鏡視下手術の内訳と年次推移

  • 当科では、日帰り・短期入院手術を導入し胆石症、気胸、乳腺生検、内視鏡的ポリペクトミー、鼠径ヘルニア、内痔核、IVHポート留置術などに対して行っております。これらに対しては土曜日手術も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。なお2011年5月からは元住吉にある中原分院でも鼠径ヘルニア、内痔核手術を中心とした短期入院手術を開始しております。
  • 抗がん剤治療に関しても当院の化学療法委員会が中心となって作成した院内登録制に基づく癌化学療法を安全かつ円滑に行っておりますし種々の大規模臨床試験にも積極的に参加し我が国における抗がん剤療法標準治療の確立の一助となるよう活動しております。
  • 診療面全般では疾患別の治療プロトコル(胃癌、大腸癌治療プロトコル)を作成し、標準化したわかりやすい医療の提供を行い、またクリニカルパスを導入し、医療者間における業務遂行の円滑化、標準化を図り、さらには患者さんにもわかりやすい医療の質の向上にも努めております。
  • チーム医療の実践の一環としては毎朝看護部とのミーティングを行いながら常に患者さんの立場にたったわかりやすい医療の展開を行っておりますしリハビリ、栄養科をはじめとした関連部門とのミーティングを通し常に患者さまが中心となった医療の実践を行っております。
  • 院内緩和ケアチームを2008年6月より発足。消化器外科を中心としたがん患者さんの疼痛緩和、メンタル面でのケアなど全人的なケアを目指し医師のみならず看護部、薬剤部、心理療法士、リハビリ室、栄養科、医療事務などの種々の職種のスタッフ一丸となり癌患者さんに対するトータルケアの実践も行っております。

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

けが、吐血、下血、腹痛など急性期消化器疾患などの救急外来は24時間365日対応しています。特に臨時手術に関しては24時間体制にて対応しております。
直接川崎幸病院にご連絡いただくか救急車等でご来院ください。

外科医師プロフィール

  • 川崎幸病院 外科部長:山﨑 將人
  • 救急・総合診療部長・外科副部長:後藤 学
  • 外科副部長:太田 竜
  • 外科副部長:成田 和広
  • 外科医員:網木 学
  • 外科医員:小根山 正貴
  • 外科医員:佐藤 俊
  • シニアレジデント:井上 貴博
  • シニアレジデント:左近 龍太
  • 外科医師(シニアレジデント):富澤 悠貴

乳腺外科医師プロフィール

  • 乳腺外科医師:木村 芙英(第二川崎幸クリニック担当)

整形外科

整形外科があつかう主な病気

  • 慢性疾患
    腰痛など脊椎の疾患
    四肢関節の疾患(関節痛や変形性関節症など)
    スポーツ整形外科:運動選手の痛みの治療など
    手の外科:手や指の疾患
  • 急性疾患
    四肢の骨折や脱臼など

整形外科の特色

私たちの診療のモットーは「愛」です。理念を掲げる団体は多いですが、それを忠実に実行できているところは少ないのではないでしょうか。少々大げさと感じる方もいらっしゃると思いますが、私たちは疾病の治療だけではなく「患者さんに元気を与える、または逆に私たちが患者さんから元気をもらう」、トータルで満足していただける診療を心がけています。整形外科は、当院の中での歴史は浅く、平成24年6月よりスタートしました。現在は3名体制、部長の原はスポーツ整形外科や関節外科、脊椎外科など整形外科全般をオールマイティーにこなす第一人者であり、特にサッカーJ2ヴァンフォーレ甲府のチームドクターも務めるスポーツ整形においては第一人者です。副部長の柳沢は、地元神奈川県の湘南出身。前任の病院より第一線の外傷整形外科医として活躍し、開放骨折や関節内粉砕骨折など数々の重症患者さんの診療を行ってきました。医長である石井は、これまで横浜市立大学整形外科の関連病院で研鑽を積み、現在は外傷一般、脊椎疾患、関節疾患など整形外科全般の診療にあたっています。これまでは、柳沢と石井の2名体制で月約30件の手術をおこなってきました。主に大腿骨近位部骨折の骨接合術や膝・股関節の人工関節置換術、腰椎の除圧・固定術などをおこなってきました。4月より常勤の原を迎え、さらにパワーアップした整形外科を目指しています。

治療実績

手術件数年次推移
2015年度 手術内訳

受診を希望される方

一般外来

一般外来は川崎幸クリニックおよび川崎クリニックで診療しています。通院の便が良いクリニックをご受診ください。 受診を希望される方は、各クリニックの予約センターにお問い合わせください。

外来診療表へ

川崎幸病院の常勤医は、主に川崎クリニックで診療をしています。
スポーツ整形は、原医師が川崎幸クリニックで診療を担当しています。

救急外来

救急の場合は、下記にご連絡の上、川崎幸病院の救急外来をご受診ください。

医師プロフィール

  • 副院長 整形外科部長:原 淳
  • 整形外科 副部長:石井 耕士
  • 整形外科 医長:朱田 尚徳
  • 瀬戸上 智行
  • 角 雄一朗

脳神経外科

脳神経外科

脳血管内治療科

脳血管内治療科

泌尿器科

泌尿器科

血管外科

医師プロフィール

川崎幸病院 血管外科部長:光岡 明人

皆様へ

2014年4月より川崎幸病院にて血管外科診療を開始いたしました。血管外科という診療科はあまり一般的な診療科とは言えませんが、動脈、静脈、リンパ管に関わる疾患を扱う幅広い診療科です。もし「これは血管の病気では?」とお考えになる症状がありましたら、たとえ軽微な症状でもご相談頂けましたら幸いです。川崎幸病院では血管外科は常勤1名、非常勤3名体制で診療を行っております。東京医科歯科大学血管外科講座の協力体制の元、診療させて頂きます。

血管外科が扱う主な病気

  • 下肢静脈瘤
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 人工透析シャント
  • 深部静脈血栓症
  • 肺塞栓症
  • 末梢動脈瘤(腹腔内動脈瘤、四肢動脈瘤)
  • 先天性血管形成異常
  • Buerger病

下肢静脈瘤について

下肢静脈瘤最新のレーザー治療を開始します。

当院で行っているレーザー治療はすべて保険診療で受けられます

レーザー治療とは、足の静脈の中にレーザーファイバーという細い管を通して、レーザーの熱によって静脈瘤の部分を焼いてしまう、身体に優しい治療です。

レーザー治療の特徴
  • 膝の内側に細い針を刺すだけで治療ができます。
  • 出血や手術の後の痛みが少なくなります。
  • 日常生活への復帰が速やかに行なえる。
  • 傷口が少なく目立たない。

【ELVeSレーザー治療のメリット】

  • 疼痛、皮下出血の発生頻度が低い
  • 再発率が低い
  • 日帰り治療が可能

下肢静脈瘤について

ELVeSレーザー1470は、従来のレーザーよりも効率的に静脈瘤を焼灼することが可能であり、疼痛、皮下出血の発生頻度も低く、また再発率を低く抑えることが可能となりました。基本的に日帰りで対応致しますが、患者さんが希望される場合は入院も可能です。

下肢静脈瘤ってどんな病気?

動脈と静脈
血管には、血液を心臓から身体のすみずみまで運ぶ“動脈”と、心臓に血液を戻す“静脈”があり、足に流れてきた血液を心臓に戻す血管を“下肢静脈”といいます。

下肢静脈のはたらき 逆流を防ぐ“弁”
二足歩行の人間は、足に流れてきた血液を、足の筋肉がポンプの役割を果たし重力に逆らって心臓まで戻しています。しかしこれだけでは筋肉が緩んだときに血液は重力により逆流してしまいます。そのため、逆流を防ぐために下肢静脈には逆流防止の“弁”がついています。

“弁”が破壊されることで下肢静脈瘤になります
妊娠や出産、長時間の立ち仕事などで、長期間にわたりこの弁に負担がかかると、弁が壊れてしまい、慢性的な血液の逆流が起きてしまいます。その結果、血液が心臓に戻らず下肢の血管の中にたまってしまい、血管がふくれて瘤(こぶ)のようになってしまいます。

下肢静脈瘤の症状
  • 足にぼこぼことしたコブができる
  • 足が重い、だるい
  • むくみがでる
  • 夜中にふくらはぎがつる

↓悪化すると

  • 足がかゆくなる
  • 足の色が黒ずむ
  • 足の皮膚が障害され、潰瘍ができる
下肢静脈瘤になりやすい方

下肢静脈瘤になりやすい方

閉塞性動脈硬化症とは

下肢静脈瘤になりやすい方

閉塞性動脈硬化症は、足の血管の動脈硬化により、血管が細くなったり、詰まったりして、血液の流れが悪くなる病気です。血液の流れが悪くなり、軽い場合には足が冷たく感じたり、悪化すると下肢の壊死(組織の一部が死んでしまうこと)にまで至ります。この病気は特に50歳以降の男性に多いといわれています。

閉塞性動脈硬化症の症状
  • 足が冷たく感じたり、色が変化する
  • 間歇性跛行(かんけつせいはこう) 数10~数100m歩くと痛みのため歩行することが困難になる症状
  • 安静時にも足の痛みを感じる
  • 足が壊死する。皮膚に潰瘍ができる。
閉塞性動脈硬化症になりやすい方、生活習慣など

閉塞性動脈硬化症になりやすい方、生活習慣など

閉塞性動脈硬化症の治療

必要に応じて、下肢動脈超音波検査、下肢血管造影検査、CT、MRA検査を行います。症状および検査結果をみて、薬物療法か手術療法かを選択致します。 手術療法としては経皮的血管形成術(PTA)かバイパス術を施行致します。東京医科歯科大学医学部附属病院老年病内科にて、血管新生療法の相談も可能です。

人工透析シャントについて

人工透析シャントの造設および再建を行います。
シャント吻合部瘤、シャント静脈高血圧症、すでに血管が荒廃してシャント造設に難渋している症例などご相談頂けましたら時間内外に問わず適切に治療いたします。

人工透析シャント

医師プロフィール

  • 血管外科非常勤医師:井上 芳徳
  • 血管外科非常勤医師:寺崎 宏明
  • 血管外科非常勤医師:豊福 崇浩

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

  • 診察させていただき、患者さんに合った治療についてご説明いたします。
  • レーザー治療は川崎幸病院で行います。
  • レーザー治療は日帰りで行います。※患者さんのご希望により入院も可能です。
  • 治療後は、一般外来で通院にて経過観察いたします。

日帰り手術を希望される方

2014年6月から2016年4月までの川崎幸病院での430症例の下肢静脈瘤日帰り治療における合併症発生率0%という成績を踏まえ、 第二川崎幸クリニックでは下肢静脈瘤に対する日帰り手術を開始し、より細やかな、患者に寄り添う治療が可能となりました。

当院の特徴は2014年6月に保険診療が認められた最新のELVes 1470nm 2ring fiberを用いた治療で、30分程度で治療が終了します。 またより細やかに患者に寄り添う治療を行うため、これまでの日帰り手術を行っているクリニックと異なり、「麻酔科専門医」が手術中、術後の管理を行うことによって、 より安全、快適な治療を行うことが可能です。

合併症はほとんど起こらない治療ですが、万一の際は川崎幸病院ERにて24時間対応いたします。なお日帰り治療が不安な方は川崎幸病院での入院手術も可能です。

詳しくはこちら

婦人科

医師プロフィール

川崎幸病院 婦人科部長 :長谷川 明俊

皆様へ

開院当初は婦人科診療を行いませんでしたが、今回、2015年9月から婦人科診療を開始しています。
当科の理念は

患者本位の医療

患者さん自身が病状を正しく理解できるように、丁寧な説明をしていきます。最近はさまざまな治療法の選択肢がありますので、十分に話し合って、患者さんが納得する満足度の高い医療を提供します。

先進的な医療

高度なチーム医療を実践し、安全で質の高い先進的な医療を提供することにより、痛みを少なくし、短期間で社会復帰ができることを目指します。

総合的ながん治療

当院では手術療法、放射線療法、化学療法、緩和療法のすべての治療が可能で、これらの集学的な治療をおこなうことにより治療効果を高めます。

地域医療への貢献

地域の医療機関と協力し、地域の中核病院として貢献できるように努力していきます。

※基本的に当院では入院、手術(入院が必要な手術)、放射線治療などを行います。
外来、日帰り手術は第二川崎幸クリニックで対応します。

婦人科が扱う主な病気

婦人科良性・悪性疾患全般を扱います。
産科と不妊治療は基本的には対応しません。
ただし、腫瘍などが原因で不妊症になっている場合は手術の対応します。

婦人科の特色

良性疾患に対して

婦人科腫瘍専門医、内視鏡技術認定医が中心となり治療を行います。
一般的には婦人科腫瘍専門医は婦人科臓器の幅広い解剖知識のもと、出血や癒着があり難しい手術の場合や、予期せぬトラブルの対応に慣れています。また、内視鏡技術認定医は内視鏡手術手技に長けています。これら双方の技術を用いて、安全で完成度の高い低侵襲な内視鏡手術(傷口が小さい手術)を行います。
さらに内視鏡手術のトロッカー(内視鏡手術の器具を出し入れするための筒)を小さくしたり、数を減らすことにより、さらに低侵襲な手術をしていきます。状況次第では臍(へそ)のくぼみにだけ切開を入れる手術(単孔手術)も可能です。
腫瘍が大きいと内視鏡手術は困難になりますが、他院で内視鏡手術ができないような場合でも当院で安全に行うことが可能と判断すれば、内視鏡手術をします。具体的には骨盤内(臍までの高さ)の腫瘍に対しては内視鏡手術が可能な場合が多いです。
腹腔鏡手術についての説明はこちら
経腟手術(おなかを切らないで、腟から行う手術)も行います。
また、UAE(子宮動脈塞栓療法)も行っています。

悪性疾患に対して

科学的根拠に基づいた婦人科腫瘍学会のガイドラインに従って、婦人科腫瘍専門医、内視鏡技術認定医が中心となり治療を行います。
関連する他の診療科と連携して集学的治療(手術療法、化学療法、放射線療法、緩和療法)をすることにより治療効果を高めます。 さらに、関連する職種が一丸となって高度なチーム医療のもとで質の高い最先端治療を提供していきます。
また、当院は厚生労働省認定先進医療 子宮頸がんに対する腹腔鏡下広汎子宮全摘術の施設認定を2016年8月1日に取得しました。 婦人科内視鏡専門医と婦人科悪性腫瘍専門医が手術チームを組んで、安全で治療効果が高い先進的な手術を提供しています。
子宮がんについてはこちら
厚生労働省認定の先進医療 子宮頸がんに対する腹腔鏡下広汎子宮全摘術に関してのご説明

腹腔鏡手術

当院では内視鏡手術に積極的に取り組んでおります。内視鏡手術では5〜12mm程度の穴を数カ所開け、カメラを挿入して手術を行います。
腹腔鏡手術は一般的な開腹術と比べ以下のメリットがあります。

  • 傷が小さく美容面に優れる
  • 術後の疼痛が少ない
  • 回復が早く、早期の社会復帰が可能

対象疾患としては、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などの良性疾患が主な適応ですが、子宮体がんや子宮頸がんなどの悪性腫瘍でも安全性、根治性が高い場合は内視鏡手術を検討します。通常、術後4日目に退院となります。

手術創部:

開腹術(縦切開)

image01

開腹術(横切開)

image02

腹腔鏡手術では下図ようになります。創部の数や大きさは手術の内容や難易度に応じて変化しますが、可能な限り小さい傷で行うようこころがけています。

  • 腹腔鏡手術(単孔式)子宮筋腫核出、卵巣腫瘍、子宮外妊娠手術など
  • 腹腔鏡手術(ダイヤモンド法)子宮全摘術など
  • 腹腔鏡手術(パラレル法)卵巣腫瘍、子宮筋腫核出術など

image03

image04

image05

MRI画像

卵巣腫瘍1

image06

臍上まである良性卵巣腫瘍に対して、腹腔鏡手術(3ポート)を行いました。

卵巣腫瘍2

image07

臍上まである卵巣腫瘍茎捻転に対して、緊急で腹腔鏡手術(3ポート)を行いました。

子宮筋腫

image08

子宮筋腫で臍近くまで大きくなった子宮(600g)に対して、腹腔鏡下子宮全摘手術を行いました

子宮筋腫、子宮内膜症性嚢胞

image09

後腹膜腔に突出発育した多発子宮筋腫と子宮内膜症性卵巣嚢腫(右)に対して、腹腔鏡下子宮全摘術と右付属器切除を行いました。

手術画像

卵巣腫瘍術前

image10

腹腔鏡下卵巣腫瘍摘出術後

image11

子宮腺筋症術前

image12

腹腔鏡下子宮全摘術後

image13

子宮筋腫術前

image14

腹腔鏡下広汎子宮全摘術についてはこちら

腹腔鏡下子宮全摘術後

image15

治療実績

■総手術件数

総手術件数  内訳
2015年度
(10月~3月)
※6ヶ月間実績
2016年度
(4月~6月)
※3ヶ月間実績
開腹手術 悪性腫瘍手術
9
6
  骨盤臓器除臓術
0
1
  子宮全摘術(良性)
0
1
  子宮筋腫核出術
0
0
  卵巣腫瘍(良性)
2
2
  その他
0
0
腹腔鏡手術(同一症例で重複あり) 腹腔鏡下広汎子宮全摘術
0
2
  腹腔鏡下境界悪性卵巣手術
0
1
  子宮全摘
8
7
  子宮筋腫核出術
3
6
  良性卵巣腫瘍
(子宮内膜症性卵巣嚢腫は除く)
25
14
  子宮内膜症手術
7
3
  子宮外妊娠
0
2
  その他
2
0
腟式手術 円錐切除
11
4
  子宮脱手術
1
0
  その他
0
25
その他 子宮動脈塞栓療法
1
0
  埋没型中心静脈カテーテル留置
1
0
  女子外性器悪性腫瘍手術
0
1
総手術件数
70
75

■総化学療法件数

総化学療法件数  内訳
2015年度
(10月~3月)
※6ヶ月間実績
2016年度
(4月~6月)
※3ヶ月間実績
子宮頸がん  
1
2
子宮体がん  
0
0
卵巣がん  
6
8
その他  
1
1
総化学療法件数
8
11

■総放射線治療件数

総放射線治療件数  内訳
2015年度
(10月~3月)
※6ヶ月間実績
2016年度
(4月~6月)
※3ヶ月間実績
子宮頸がん  
2
1
子宮体がん  
0
0
卵巣がん  
0
0
その他  
0
0
総放射線治療件数
2
1

医師プロフィール

  • 伊藤 雄二
  • 婦人科非常勤医師 苅部 瑞穂
  • 婦人科非常勤医師 岩﨑 真一

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

救急の場合は川崎幸病院の救急外来を受診ください。受診の詳細は川崎幸病院受付にお問い合わせください。

日帰り手術を希望される方

婦人科では、これまで短期滞在入院でしていた手術を日帰りで行っています。
手術種類は円錐切除、流産手術(妊娠12週未満)、子宮内膜組織診(静脈麻酔下生検が望ましい場合)、バルトリン腺嚢胞開窓術、筋腫分娩の筋腫核出術、 埋没型中心静脈カテーテル留置ポート設置等です。

麻酔科専門医による全身麻酔、静脈麻酔下でローリスクの患者さんに対して、日帰り手術を行っておりますので安全、安心した手術を行っております。
また日帰り手術センターのコーディネーターにより術前、術後のご案内とアフターケアを十分に行っております。

日帰り手術対象疾患

円錐切除、流産手術(妊娠12週未満)、子宮内膜組織診(静脈麻酔下生検が望ましい場合)、バルトリン腺嚢胞開窓術、筋腫分娩の筋腫核出術、埋没型中心静脈カテーテル留置ポート設置等です。

詳しくはこちら

形成外科

医師プロフィール

  • 形成外科部長:佐藤 兼重
  • 形成外科医師:髙見 麻衣子

「形成外科」とは?

テレビや雑誌などで目にする機会も増えてきているかと思われますが、具体的にはどういうときに受診すればよいのでしょうか?
形成外科は、頭の先から足の先まで大変広い範囲にわたる体表面の異常・変形を外科手術によって修正する診療科で、新生児からお年寄りまですべての年齢層を対象とします。その中でも特に顔は目立ちやすい部位です。表面ばかりではなく、顔の骨が変形の原因になっていることも多々あります。その場合は顔の骨にも外科手術を施し、きれいな顔貌を形成します。形態の異常は機能の異常も表しますので、表面の治療は機能の改善にもなります。姿かたちの異常に悩んでいる人に人生のQOLの向上を目指します。またきれいな形態を形成することは美容外科治療に直結します。当院では宣伝本位の美容外科ではなく、困った人に適切な美容外科治療を施すように心がけております。

主に扱っている内容は?

けがの傷や傷跡

けがの傷跡は最初の処置が大切です。状態に応じ外科的・保存的治療によってできるだけきれいな傷に収めます。それでも傷跡は残りますので状況に応じて傷跡をさらにきれいにするような縫い直し治療を行うこともあります。古い手術の傷跡やひきつれた傷跡も形成手術でさらにきれいになります。

熱傷(やけど)

熱傷の傷はその原因や深さ・広さによって程度が異なりますが、創の状態に応じた局所管理が大切です。熱傷が深い場合には植皮など手術が必要になることもあります。また治った後、傷がもり上がったり、ひきつれて瘢痕拘縮という状態になると、形成手術が必要になることもあります。したがって熱傷治療では状況に応じた適切な管理と治療が必要です。

顔の骨の骨折

顔には頬、鼻、上顎、下顎の骨があります。また目の上には頭の骨が、鼻の奥にも特殊な骨があり、顔に骨折を負うと、それぞれの骨折を正確に診断してきちんと治療をしないと元の顔には戻れません。部位により骨折の程度はまちまちですが、骨折の治療では下まぶたや口の中など、術後ほとんどみえない部位を切開して治療します。顔を強く打ったりした場合は出来るだけ早く形成外科の外来を受診して下さい。

ほくろ、いぼなど皮膚腫瘍、あざ

体表には頭から足の先まで、皮膚あるいは皮膚の下にできもの(腫瘍)が生じることがあります。これらは局所麻酔の手術で摘出・切除して治療します。表面の腫瘍でも悪性腫瘍のこともありますので正確な診断のもとにきちんと切除して治療することが大切です。切除後には大きな欠損が生じる場合がありますので、治療後の傷跡のことも考慮した手術を行います。また生まれつきのあざ(黒いもの、青いもの、赤いものなど)は近年レーザー光線によって手術しないで治療ができるようになりましたが、部位や大きさ、さらには種類によっては外科治療がずっと有効なこともありますので、症例に応じた適切な治療を行います。

眼瞼下垂症

瞼が下がって見えにくい病気があります。眼瞼下垂症といって、瞼が開きにくい状態をいいます。瞼が開きにくいと人は眉毛をあげて一所懸命、瞼をあけようとします。そのため無理がかかって頭痛や肩こりの原因になることがしばしばあります。特にコンタクトレンズを長く使用してきた人(瞼をよくこする癖があるため)、眼科で白内障などの手術をうけられたご高齢の人などに良く見受けます。またもともと瞼があきにくい人もあり、いつも眠そうな目をしていると指摘されることもあります。このような方には瞼の奥の腱膜や筋肉を操作する手術を行います。この治療によって肩こりが消失したり、かなり軽減する人がいますので、ぜひご相談ください。

乳房再建

最近話題になっています乳癌治療後の再建治療は乳腺外科医が乳癌治療として乳房切除を行った後に形成外科が再建の治療を行いますが、乳腺外科医・形成外科医のカンファランスのもとに治療を検討します。再建治療は乳癌切除術と同時に行う一次手術かまたはしばらく期間をおいて行う二次手術があります。 また再建方法には切除されて小さくなった胸部の皮膚をエキスパンダーという装置でしばらく拡張したのち、インプラントという異物を用いて再建する方法と自家組織を使用して再建する方法があり、患者さん個々に応じた適切な再建治療を選択して、治療を行います。現在ではこれらの治療は健康保険が適応されます。左右の乳房の大きさの違いも問題となりますので、状況によっては健側乳房を縮小したり、挙上したりして健側乳房の形を形成することもあります。

床ずれなど治癒しぬくい傷、爪のくいこみなどの変形

寝たきりの人では、ずっと同じ体位で寝ていると一部の皮膚のみに圧力がかかり、皮膚が血行不良となり、皮膚潰瘍になったり、さらには皮膚が腐って壊死してしまうことがありますが、このような状態を床ずれ、褥瘡と言います。また深くえぐれたままの傷はなかなか治癒せずに皮膚潰瘍となります。また下肢の血管が詰まってしまう病気や糖尿病を長く患っている人では、足の血の気が悪く足趾が腐って壊死してしまうことがあります。このような治りにくい傷や腐ってしまった足や趾をできるだけ長く温存して、機能障害が少しでも小さい治療計画を立て、速やかに治療を実行することが大切です。

先天性の体表異常

口唇口蓋裂の傷跡などの顔面の異常や手足の変形、機能異常は形成外科的手術によって改善することができます。

美容外科治療

しわとり
加齢とともに皮膚が緩み、たるんできます。その変化が最もでやすいのは上瞼や下瞼、そして頬全体となります。
美容外科手術によってずっと若返ることができます。また眉間のしわなどは手術ではなく、ボトックス注射によって効果的によくなります。

二重瞼
日本人には一重瞼の方が多いため、二重瞼の手術がしばしば行われます。方法は切開せずに糸で止めるだけの方法と切開して希望の瞼の大きさに二重瞼を作成する方法があります。


鼻の低い人、鼻の短い人、団子鼻、わし鼻などいろいろな形のちがいがあります。治療はそれぞれ異なりますので、適切な治療を行います。 時には鼻の骨を切って治したり、軟骨などの組織を移植することもあります。

顔の輪郭
顔の形は土台となる骨の形によって決まってしまいます。特に東洋人は人種的に顔が横に広く、大きい骨格の傾向があります。頬骨を削ったり、骨切りして幅を狭める治療を行います。 下顎は顔の輪郭が直接みえる部位なので、比較的目立ちやすくなります。下顎角部(えら)からおとがいにかけてを骨切りして理想的な形態に整える治療を行います。 またいわゆる出歯の方や顎が出ている方、笑うと歯が見えてしまったり、顎が全体的に長かったり、短かったりの方にもそれぞれ相応の外科手術によって改善できます。 また顔の輪郭は骨格だけではなく、脂肪がふくれていたり、へこんでいたりによる変形がありますので、脂肪の吸引をしたり、脂肪の注入やヒアルロン酸の注入をして治すこともあります。

シミの治療
加齢に伴う皮膚のシミは紫外線曝露の回避やビタミン剤の投与がありますが、Qスイッチルビーレーザーが効果的に奏功します。当院には当レーザーが装備されています。

その他美容外科全般

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

救急外来

救急の場合は川崎幸病院の救急外来を受診ください。受診の詳細は川崎幸病院受付にお問い合わせください。

日帰り手術を希望される方

このたび、第二川崎幸クリニックで、形成外科・美容外科センターを開設することになりました。 センターでは形成外科の両輪となる美容外科を充実させ、地域の方々に貢献したいと思います。
形成外科では従来通り体表の形態異常(外傷も含め)や傷の治療に当たります。
一方、美容外科では瞼、鼻、頬などの若返り手術、乳房や躯幹の形態異常を治療します。 また顔の輪郭の改善手術も進めます。 しみとり治療用のレーザー光線が導入されておりますので、この分野における治療も本格的に開始致します。

形成・美容外科の中間に位置する眼瞼下垂(瞼が開きにくいと肩こりになりやすい)なども適切に治療を行います。
日帰り外来手術は第二川崎幸クリニックで行い、入院手術は川崎幸病院で行います。

日帰り手術対象疾患

二重瞼手術、上瞼・下瞼の若返り手術、隆鼻術、整鼻術、頬の若返り手術、躯幹の脂肪吸引、顔への脂肪注入や顔の若返り治療、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着、扁平母斑

詳しくはこちら

麻酔科

皆様へ

川崎幸病院麻酔科は手術をうける急性期の患者さんに対して適切な麻酔管理を行い、手術環境の安全を向上する努力をし続けます。『毎日の術前カンファレンスによる患者さんの状態確認』『適切な術前術後診察』『現代医療での標準以上の知識とスキル』『安全かつ効率的なシステムの構築』あたりまえのことをあたりまえに努力します。大血管手術から日帰り手術まで、多種多様な患者さんに向きあっています。

麻酔科について

【川崎幸病院麻酔科の運営法についてのプレゼンテーションが2016年日本麻酔科学会で最優秀演題に選ばれました】

一般的に、救急患者の受け入れが多い病院では時間外勤務が多くなり、過重労働となっている医師が多いといわれています。 当院麻酔科では、このような事態を避けるべく、適切にONとOFFを切り替え、臨床の現場では100%の力を出せる環境を作ることで、科が提供できる医療の質を保ちます。 これが手術を受ける患者さんに対して必要な条件だと考えています。
そのためのキーワードは以下のようなものであると考えます。
キーワード:#永続性 #教育とプロの仕事の共存
なぜ教育か:若手医師のモチベーションの一つに“自己研鑽により成長を自覚すること”があると考えます。 そして教育とは、先導なく症例を経験させることではないかと考えます。忙しい施設で漫然と症例経験を積み重ねることは消耗戦でしかなく、そこから人は離れていくでしょう。 消耗=使い捨てのイメージがつく施設には、連携施設からであっても若手医師を派遣させたくないでしょう。
川崎幸病院は“24時間断らない医療”が基本方針であるため、これにもマッチしたシステムづくりが必要となります。
契約非常勤麻酔科医の方々の力も借り、#教育が必要な若手スタッフには教育を#基本方針実現のためにプロの仕事をしてもらうスタッフにはその遂行を、 と明確に役割分担をしつつ両者の共存を目指しています。これが永続性のあるシステムにつながると考えます。
スタッフが常に自己研鑽し、若手医師がイキイキと仕事ができると、その姿は他の人々を惹きつけ、更なる前向きなループを描くことができると考えています。
ただし、非常勤医の助けを借りているならば、常勤医は常勤医の仕事をきちんと遂行する必要があります。
術前術後管理(術前術後回診・麻酔科外来)、学会への積極的参加(自己研鑽・情報発信)、後期研修医の育成(内部マンパワーの向上)、 新専門医制度の準拠の教育プログラム策定(若手医師教育)、短期滞在手術・日帰り麻酔への対応(適切な保険診療)、急性期鎮痛コントロールなどが挙げられます。
これらの実施効率向上のために、常勤スタッフ間では情報共有ソフトウェアを利用したシームレスな情報伝達・共有を行っています。 これは連絡ミスによるトラブルやモチベーション低下などを防止しています。
上に挙げた大きなキーワードから派生させた#バランス感覚=上級医ほど忙しいスタイル#チームで業務をカバー#問題解決型思考#効率的運用#ONとOFF#情報共有、などのワードをもとに日々の業務を遂行し、患者さんに提供する医療の質を高めています。

麻酔科の体制

川崎幸病院麻酔科は常勤医7名体制(日本麻酔科学会専門医・認定医)に加え、非常勤麻酔科医数名(日本麻酔科学会指導医・専門医・認定医など)で、 全身麻酔管理業務・集中治療室管理を日夜行っております。
当科では手術室(心臓専門・ハイブリッド手術室を含む)での麻酔管理をはじめ、アンギオ室での脳血管内治療における全身管理を行っています。 また、呼吸ケアチーム・緩和ケアチームに参加し、手術室外の診療に関しても尽力しております。
新病院移転以降、手術室は7室となり、2013年度は年間3,000件を超える多くの手術の実施が可能となりました。 さらに2014年度からは、病院方針である24時間365日のNo Refusal Policyに沿うために、時間外麻酔科対応体制をそれまでの前科共通1列体制から、 心臓血管外科系列1列・外科系列1列の2列体制としています。日勤帯手術枠もハイブリッド手術室を含む7部屋の全稼動のために、体制を拡張しました。 このため、2014年度以降の実施術総数は2013年度までと比してさらに大幅に増加し(年間約700症例の増加)、4,400件となりました。
当科の時間外シフトに関してですが、月曜から土曜日はドクターカー制度を有する心臓血管外科とその他外科担当を分け、2列体制としています(看護師は通年で2列のチーム制です)。 非常勤医の力も借りているため、担当時間に関しては0時交代を原則としています(17-24時、0-9時のように分かれています)。

麻酔科の体制 麻酔科の体制

麻酔科の体制 麻酔科の体制

治療実績

麻酔管理料手術症例および麻酔科施行手術(おもに脳脊髄液ドレナージカテーテル挿入術)の内訳を掲示します。

■総手術件数

総手術件数

  2013年度 2014年度 2015年度
総手術件数 3,715 4,400 4,395
麻酔科管理手術件数 2,871 3,638 3,691
IVR科(心外血管内治療) 172 207 175
形成外科 61 72 17
外科 759 836 816
呼吸器外科 39 65 12
心臓血管外科 544 629 709
腎臓内科 7 1 2
整形外科 523 786 873
脳神経外科 234 204 209
泌尿器科 466 531 477
血管外科   229 249
婦人科     (9月-)59
麻酔科CSFD 66 78 93

医師プロフィール

医師プロフィール 医師プロフィール

  • 麻酔科部長:髙山 渉
  • 麻酔科医師:梶谷 美砂
  • 麻酔科医師:迫田 厚志
  • 麻酔科医師:片山 直彦
  • 麻酔科医師:関川 浩樹
  • 麻酔科医師:須貝 隆之
  • 森永 將裕(シニアレジデント)

放射線治療科

放射線治療科

放射線診断科

皆様へ

放射線診断科は様々な画像による検査・診断を行う部門です。放射線IVR科、臨床各科並びに放射線技術部門と緊密な連携のもとに運営されています。
放射線診断医とは、一般撮影、造影検査、CT、MRI、超音波断層像などの医用画像の診断を専門に行う医師です。日本医学放射線学会が定めた5年間の研修の後に所定の試験に合格することで放射線診断専門医を称することができます。私たちは単に画像を見るだけではなく、電子カルテで患者の症状や臨床検査データなどを参照しながら、あるいは主治医と相談しながら診断します。主治医から質問を受けることもあります。院内各診療科と定期・不定期にカンファレンスを開催しています。つまり、チーム医療の一員として診療に参加しています。このような中央診療部門の医師としては放射線診断医以外に麻酔科医や病理診断医が挙げられます。いずれも医療の質・専門性に密接に関与しており、石心会川崎幸病院がこの3職種すべてを常勤医で揃えているのは医療の質と専門性を重視しているからにほかなりません。

放射線診断科について

現在、常勤医は5名、非常勤医13名です。川崎幸病院、川崎幸クリニック、第二川崎幸クリニック、さいわい鹿島田クリニック、川崎クリニックの画像診断を担当しています。非常勤医には乳腺や心臓を専門とする放射線診断専門医がいます。病院と4つのクリニックに常勤医5名と非常勤医13名が分散すると各自の専門分野を生かせない危険性があります。そこで、川崎幸病院新築移転を機にそれぞれの画像診断室を一体化し、相互チェックが可能な体制で運営しています。このことで、医療の質を保つことができます。中央診療部門としては各診療科の要望にこたえるべく高度の放射線診断を提供したいと思います。日曜休日にもシフト勤務しています。 このことで診断報告書のより迅速な作成が可能となり、夜間検査分や休日検査分も含めても80%程度が検査当日に診断されています。厚生労働省が定める画像診断管理加算(Ⅱ)では翌診療日までに80%以上と規定されており、当院では基準を十分に満たしております。より迅速な画像診断による診療支援を行っております。診断はスピードです。
重大な所見を発見した場合には依頼医に電話または文書で連絡するようにしております。全検査の即時診断が理想であり、その体制構築に向けて人員募集も行っております。 4面モニターを採用しており、多数画像を同時に評価することが可能です。このことで効率的に画像診断することができます(写真)。
毎朝のERカンファレンスに参加しています。
インシデントレポートを元に症例検討を開催しています。
当院では院内死亡全例に対してAI (autopsy imaging) を行ない、死因究明に役立てています。

診断室

放射線診断科が扱う検査

川崎幸病院、川崎幸クリニック、第二川崎幸クリニック、さいわい鹿島田クリニック、川崎クリニックで行われるCT(6台)・MRI(5台)の診断(診断報告書の作成)を行っています。 MRIでは体幹部DWI検査(DWIBS,あるいは全身DWI検査などとも呼称されます)を行い、より低浸襲でより精度の高い検査を心がけております(図1)。 CTでは基本的に3方向の画像を作成し、病変検出・性状診断に活用しております(図2)。造影検査や一般撮影の一部も診断しています。
近隣医療施設からのオープン検査(一般撮影、造影検査、超音波、CT、MRI)も受けております。 当院の最新鋭の検査設備すべてを地域の先生方と共同利用することで、地域住民の健康を守り、効率の良い医療サービスの提供ができるように努力しています。 オープン検査をご希望の先生は地域医療連携室までご連絡ください。

診断室

図1)術後の多発転移を生じた患者さんです。化学療法が奏功し転移はほぼ消失しています。

診断室

図2)当院では3方向の画像作成を行い、より詳細に評価しています。

オープン検査件数推移

オープン検査とは

当院の検査機器を近隣医療機関の先生方にご利用いただき、治療・診断等に役立てていただくシステムのことです。
患者は当院で検査のみを受けていただきます。結果は、地域医療連絡室より近隣医療機関の先生方へてご連絡いたします。
重大な所見を認めた場合にはただちに依頼元医療機関に連絡いたします。緊急を要する場合には、患者が検査後に在院している場合には当院ER受診をお勧めしております。帰院後の場合には、患者の自宅または携帯電話に連絡いたします。

オープン検査ご依頼件数 推移

川崎幸病院は、2012年6月の新築移転とともに最新鋭のMRI・CT装置を導入し、MRI・CTともに装置2台での検査体制を整えました。これにより、地域の医療機関の先生方からのオープン検査のご依頼に対しても、従来よりも比較的スムースにお応えすることが可能となり、おかげさまで、より多くのご依頼をお受けすることができております。 引き続き、先生方にご利用しやすいオープン検査を心がけて参りますのでよろしくお願い致します。

MRI検査年間ご依頼件数推移
(2012年~2015年)

MRI検査年間ご依頼件数推移(2012年~2015年)

CT検査年間ご依頼件数推移
(2012年~2015年)

CT検査年間ご依頼件数推移(2012年~2015年)

320列CTによる心臓CT

当院では2013年7月より、320列CTによる心臓CTのオープン検査を開始しております。

心臓CT検査年間ご依頼件数推移
(2013年~2015年)再掲

心臓CT検査年間ご依頼件数推移(2013年~2015年)

医師プロフィール

  • 放射線診断科部長:信澤 宏
  • 放射線診断科顧問:伊藤 隆志
  • 川崎幸クリニック放射線科医長:高柳 美樹
  • 放射線診断科医長:高瀬 博康
  • 第二川崎幸クリニック放射線科医師:西城 誠

放射線IVR科

皆様へ

IVRという名前はあまりなじみがないかもしれませんが、治療方法の一つのくくりとして医療の中ではかなり前から使われています。透視画像やCTなど画像支援下で行う治療方法の総称と考えて頂けると分かり易いかもしれません。心臓カテーテル治療や脳血管内治療もIVRの一つといえますが、当院の場合はそれぞれ心臓病センターや脳血管内治療科が担当しております。当院の放射線放射線IVR科ではこれら以外の治療法を行っております。それでも、川崎大動脈センターと共同で行う大動脈ステントグラフト内挿術、消化器病センターと共同で行う悪性腫瘍の焼灼や化学塞栓術などその守備範囲は多岐にわたっております。IVRによる治療には最初に選択されるべき治療法から、他の治療法により効果が無かったときなどに選択されるあまり一般的でないものまであります。IVR専門医のみならず認定 IVR 専門診療放射線技師や認定IVR看護師などスタッフを充実させ、ご要望にお答えして参ります。

放射線IVR科が扱う主な病気並びに手技

  • 大動脈疾患(治療法については手術も含め川崎大動脈センターを窓口にしております。)
    大動脈瘤、大動脈解離、大動脈狭窄
  • 動脈瘤(脳動脈瘤以外が対象です。脳動脈瘤は脳血管内治療科で対応しております。)
    鎖骨下動脈瘤、気管支動脈瘤、脾動脈瘤、腎動脈瘤、腸骨動脈瘤など
  • 大血管、末梢血管の閉塞性疾患
  • 血管奇形
  • 出血(喀血など)
  • 悪性腫瘍のアブレーション(主にラジオ波焼灼)
    肺悪性腫瘍、骨転移等
  • 乳び胸、乳糜腹水
  • 放射線治療前のマーキング、生検
  • 経皮経食道胃管挿入術(PTEG、Percutaneous TransEsophageal Gastro-Tube)
    経皮内視鏡的胃瘻造設術困難症例など
  • 子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)

放射線IVR科の特色

  • 大動脈ステントグラフト
    川崎幸病院川崎大動脈センターの患者様の血管内治療を担当しております。大動脈ステントグラフトの症例は昨年140例、今年既に7/10 現在で110例(胸部16例、腹部92例)を行っております。ステントグラフトの症例数一つにおいても日本有数の症例数をこなしております。大動脈瘤破裂などの緊急症例であっても適応があればすぐさま対応できるようステントグラフトを院内に常備し、ステントグラフト実施医、指導医が待機しております。
    大動脈ステントグラフトにはメンテナンスが必要なことがあります。
    大動脈ステントグラフトは非常に体に優しい低侵襲治療でありますが、手術のように直視下で行われている治療法と違い、施行後にはメンテナンスが必要なことがあります。エンドリークと言われる大動脈瘤内への漏れはステントグラフト施行後にはそれほど珍しくなく見られます。しかしながら、当院の成績に於いても、全国的に見ましても7-8%程度の患者様でこのエンドリークに対してのメンテナンスが必要となる傾向にあります。当院では、ステントグラフト施行後の経過観察中にメンテナンスが必要と判断した場合、迅速に行っております。なお、他の病院で行われたステントグラフトの患者様であっても、当院でのメンテナンスは受けられます。ご相談ください。
  • 低侵襲治療
    がんのラジオ波治療なども積極的に行っております。特に肺癌、骨転移などの治療に際し、放射線治療や手術療法が種々の事情で行えない患者様に於いても治療可能な場合があります。まずはご相談ください。
  • 乳び胸、乳び腹水
    乳び胸は胸管(体幹部のリンパ液を集め胸部を上行する太いリンパ管)の破綻によりリンパ液が胸腔内に漏れる病態のことを乳び胸と言います。同様に腹腔内に漏れる病態を乳び腹水といいます。術後や外傷後の乳び胸で困っている患者様に対して、当院では乳び胸の原因精査にリンパ管造影を行っております。また、胸管の破綻が確認できた場合は、胸管塞栓術も施行しております。
    イメージ
    イメージ
  • マーキング、針生検、経皮経食道胃管挿入術(PTEG)
    医療機関からのご紹介であれば、定位的放射線治療前のマーキングや組織採取(針生検)、PTEGをお受けすることは可能です。
  • IVR医の派遣
    基本的には当院でIVR施行を基本としておりますが、患者様のことを第一に考えた際必ずしも得策でない場合があります。様々な諸事情もありますので、どこまで協力できるかはわかりません。しかしながら、まずはご相談いただき、よりよい方法を一緒に考えさせてください。

病理科

皆様へ

私が当院で働けるのは、当院の検査技師や医師だけではなく、医局秘書を始めとした事務スタッフの緊張感と活気にあふれた意欲満々の仕事ぶりに包まれて極めて快適であるからだと思っています。検査室のスタッフ各人は能力が高いだけではなくて協調性の点でもとても優れており、日進月歩の医学の進歩に十分対応して行けると思います。また、当院は大学病院と異なり、各科の壁は全く意識されず、"家族"のように互いに緊密な連携がとれる総合病院であると感じています。ですから病理も、患者さんを囲むスタッフの一員であることを強く意識させられています。新病院開院を機に、最先端の治療法を駆使して治療成績向上を目指し、"頼れる病院"であり続けるために、臨床サイドからの要望に的確に対応し、生検と手術検体の"正確で迅速な病理診断"並びに"病理解剖と臨床・病理カンファレンス(CPC)"を通して、当院の医療をしっかりと支えて行きたいと改めて思っています。ような事態を避けるべく、適度に息抜きをしつつ、臨床の現場で100%の力を出すことが可能な環境作りを行い、実践し、かつ、質の高い医療を提供致します。

病理科の主な業務内容

生検・手術材料の病理診断

臨床から提出される胃、腸、肝、腎、膀胱や前立腺など様々の生検材料や、手術で切除された様々な臓器・組織にどのような病変があるか、癌か否か、それが癌であればその悪性度や拡がりを調べて再発の可能性など、今後の見通しについても判定し診療科に回答します。

迅速診断

手術で切除された病変の性質を手術中に(20~30分の短い時間)診断して臨床医に回答し、術式や病巣の切除範囲の決定に役立てています。

病理解剖

ご遺族の承諾を得てご遺体から体内の諸臓器を摘出し、臨床医の診断と治療が適切であったか、直接の死因は何か、見落とした病変や疾患がなかったか、今後の診療に生かせる点などについて肉眼的・組織学的に調べて臨床医に報告します。
また、症例について担当医を含めた臨床医との間で臨床・病理カンファレンスを行いこれらの点について詳細に検討します。

医師プロフィール

  • 病理科部長:丹野 正隆
  • 病理科診断部長:寺戸 雄一
  • 桶田 理喜(非常勤)
  • 北川 昌伸(非常勤)

救急・総合診療部

皆様へ

川崎市の救急医療を支えます
川崎幸病院は、2012年4月1日に川崎市長より「川崎市重症患者救急対応病院」として指定され、7月18日に61床の増床の承認を得ました。これまで川崎市の救急対応は、19の政令指定都市の中でも直近3年連続でワーストワンとなり、川崎市が苦慮していたところですが、その解決策として「断らない救急」をこれまで実践してきた当院を重症患者救急対応病院に指名したものです。
これを受けて、私たちは川崎市民の皆様のこれまでの救急医療に対する不安を少しでも解消すべく、そして、今まで以上の機能、また、診療科にこだわらない救急医療を実践すべく、2012年9月1日より「救急・総合診療部」を発足し、以下のように救急医療体制を変革いたしました。

  • 「救急部」から「救急・総合診療部」へ診療科名を変更します。
    従来、救急患者さんの初期診療を担当する診療科名を「救急部」としていましたが、救急車搬送による救命的処置が必要な方だけを対象としている印象を持たれがちです。私たちが目指す救急医療は、高度先進医療による救命処置は当然ですが、軽症の患者さん、他院で断られた患者さん、どの病院、どの診療科を受診してよいかわからない方など広く門戸を開いています。「救急・総合診療部」は、患者さんを全身的に診る診療科へ変貌いたしました。
  • 救急・総合診療部を全科で支えます。
    「救急部」は救急専門医が中心に診療する体制でしたが、「救急・総合診療部」は、当院の全診療科・全医師が診療に参加し、初期診療に対応する医師、その医師をサポートする医師、さらに、その診療内容を最終的に決定する経験豊富な上級医師と3段階の診療体制を24時間365日とることにより、安心、安全な医療を提供することといたしました。
  • 断らない医療を実行します。
    川崎幸病院は、高機能病院へと分化しましたが、医療の原点である「すべての患者さんのために、断らない医療を実践する」ことに全職員が一丸となって取り組んでいます。

ER受診の際のご注意とお願い

  • ERの初療は原則として救急・総合診療部の医師が行います。
  • 重症患者がいらした場合や診療内容により、診察の順番が前後する場合があります。お待ち頂くこともございますので、ご了承ください。
  • 薬の処方は、原則として1日分となります。診察なしで薬を処方はいたしません。
  • 担当医が当院ERでの再診を必要と判断した場合を除き、川崎幸クリニック、川崎第二幸クリニック、川崎クリニック、さいわい鹿島田クリニックおよび他の医療機関での再診をお願いしています。
  • 入院が必要な場合でも、当院のベッドが満床の場合や専門診療科が無い場合には、他の医療機関をご紹介することがあります。

救急・総合診療部が扱う主な病気

小児救急、産科、精神科救急を除く救急疾患

医師プロフィール

  • 院長: 笹栗 志朗
  • 救急・総合診療部長 外科副部長:後藤 学

内視鏡センター

皆様へ

内視鏡センターは消化器部門と呼吸器部門の2つの部門で構成され、それぞれに日本消化器内視鏡学会指導医、日本呼吸器内視鏡学会指導医を配置し、内視鏡診断・治療に関する先進医療を提供しております。消化器部門では、狭帯域光観察(NBI)や拡大内視鏡等の最新機器を用いて正確な診断を行い、内視鏡的粘膜下層剥離術等の低侵襲な内視鏡治療を行っております。呼吸器部門では、胸部異常陰影に対して、経気管支肺生検、擦過細胞診、気管支洗浄や縦隔リンパ節の吸引針生検等を行い診断しております。地域からのニーズの多い緊急内視鏡検査に関しても、医師、看護師、技師がチームとなり、24時間安全に検査が行える体制をつくっており、消化管出血に対する内視鏡的止血術や急性胆管炎に対する内視鏡的胆道ドレナージを行っております。誤嚥した異物や気管支を閉塞している喀痰の除去等も行っております。当センターでは、苦痛のない検査が出来るように常に高い意識をもち、専門的な内視鏡診断・治療で地域医療に貢献出来るように日々診療しております。

内視鏡センターの特徴

  • 24時間緊急内視鏡検査を行える体制を整えております。
    受け入れ先が困難になる場合もある吐血や下血している救急患者さんも、当センターでは24時間受け入れ可能であり、必要あれば緊急で内視鏡的止血術を行っております。
  • 十分なリカバリースペースを設置しています。
    安全で苦痛のない検査を常に心掛けておりますが、鎮静剤や鎮痛剤を希望された場合にも安全に使用できるように、血圧や血中酸素濃度をモニターしながら検査を行い、外来患者さんでも十分に休んでから帰宅出来るようにリカバリースペースを設置しております。
  • 最新の内視鏡機器を用いてより正確な診断を行っております。
    消化器部門では、早期癌にて対して拡大内視鏡や超音波内視鏡、狭帯域光観察(NBI)等にてより正確な診断を行い、それに基づいて治療を行っております。また、これまで暗黒の大陸と呼ばれていた小腸に関しても、カプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡を用いて検査を行っております。
    呼吸器部門では、胸部異常陰影に対して、経気管支肺生検、擦過細胞診、気管支肺胞洗浄等を行っております。特に肺野末梢の陰影に対しては超音波プローブを用いることで従来のX線透視下のみの場合と比較して診断精度が向上しています。肺門部や縦隔部病変に対しては超音波内視鏡を用いた経気管支針生検も導入しております。
  • 高度な専門的治療を行っております。
    早期癌に対して内視鏡的粘膜下層剥離術等の低侵襲な内視鏡治療を行っております。急性胆管炎や胆管狭窄に対する内視鏡的胆道ドレナージ術も行っておりますが、急性胆嚢炎に対しても、抗血小板剤の内服や腹水貯留等にて経皮経肝胆嚢ドレナージが出来ない場合は、内視鏡的経乳頭的胆嚢ドレナージ術も行っております。

受診を希望される方

一般外来

一般外来のご予約・お問い合わせはこちら

オープン検査

登録医の先生からも、検査を予約することができます。

登録医一覧

医師プロフィール

消化器内科部門

呼吸器部門

▲PAGE TOP