胃の検査、どれを受けたら良い?~種類と得意な事~
健康診断といえば、胃カメラ。
オプションを見ると胃の検査がいくつかあります。
それぞれの特徴についてご紹介します。
検査の種類と特徴
| 検査名 | 方法 | わかること | メリット/デメリット |
|---|---|---|---|
| ABC検査 | 採血 | 胃がんリスク (ピロリ+萎縮の程度) | 〇採血の時に同時に可能 ×現在のがんは発見できない |
| 呼気検査 | 息を吐く | ピロリ菌の有無 | 〇手軽で精度が高い ×胃粘膜の状態までは不明 |
| 胃部X線検査 (バリウム検査 | バリウムを飲む | 胃の形や粘膜の凹凸 (おおまかな異常) | 〇嘔吐反射などの刺激が少ない ×バリウムや下剤による身体的負担 |
| 胃カメラ | 内視鏡 | 粘膜の異常(がん等) | 〇その場で病変を発見・確定 ×身体的・精神的負担 |

※ABC検査や呼気検査はがんを直接見つける検査ではありません。
※症状がある場合には、早めに専門医(消化器内科)を受診しましょう。
結果が出たら?
ABC検査
A判定(健康な胃):胃がんリスクは極めて低いです。
B・C・D判定:リスクあり。胃カメラをおすすめします。

呼気検査
陰性:感染なし
陽性:現在胃の中にピロリ菌が存在(感染)している状態です。胃カメラを受けていない場合は、胃カメラで胃がんや潰瘍がないか確認しましょう。また「除菌治療(約1週間の内服)」が必要のため、早めに医療機関へご相談ください。

胃部X線検査(バリウム)
異常なし:異常なしでも、胃の痛みやもたれがある場合は医療機関へご相談ください。
要精密検査:胃カメラをおすすめします。(バリウムでは粘膜の状態はわからないため)

胃カメラ
疾患が見つかるケースや、ピロリ菌除菌の提案がされる場合もあります。また、当日の検査で粘膜にがん細胞が疑われる場合は組織検査(生検)を行う場合があり、後日結果が伝えられます。


健康診断では胃カメラを推奨
「今、胃に異常がないかを確認する」という点では胃カメラが最も優れています。健康診断では、まず胃カメラで状態を確認し、必要に応じて他の検査を組み合わせることで、より安心につながります。
【おまけ】教えて!胃カメラ検査
「あ!一口食べちゃった・・・」そんな時は受付へお申し出ください。

万が一、不注意で飲食された場合も、遠慮なくスタッフにお伝えください。
一口でも、胃の中に残ると胃の壁を隠してしまい、検査の邪魔になります。(コーヒーや牛乳なども)
無理に検査を進めると、胃を洗う工程が増えて検査時間が長くなり、お体が辛くなってしまいます。
安心して検査を受けていただくための大切な確認です。ご協力をお願いいたします。
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