研修プログラム概要
後期研修医 研修記
名前
山名 慧
後期研修医
2年目 (研修時)
手術件数
- 年間総手術件数:465件
- 経験手術件数(助手含め):297件
- 術者:175例
- 開頭:51件
- 血管内手術:32例
- 脊椎:1件
- 内視鏡:3件
- 穿頭:49件
- その他(シャント手術含む):39件
- Angio術者:135件
課外活動
学会発表:3回(脳外科総会、JSNET、神経外傷学会)
研修感想
川崎幸病院での研修生活を一言で表現するならば、「チームワーク」という言葉だと思います。
手術件数は神奈川随一で、現在は私が勤務していた頃よりも手術件数は増加しており、さらには脊椎・脊髄手術も豊富に経験できる施設へとパワーアップし、脳神経外科後期研修を行ううえで非常に魅力的な施設であることは言うまでもありません。
また、指導してくださる先生方はとても教育熱心で、頼れる先輩ばかりですし、ときには冗談を言い合ったり、明るく、溶け込みやすい雰囲気でした。
当時、レジデントと呼ばれる立場にあったのは私一人でした。1年という限られた研修期間のなかで、記載した手術件数を経験させていただくには、自分自身が頑張るということはもちろんですが、指導してくださる先生をはじめ、とても協力的な看護師をはじめとした医療職のみなさんの支えが不可欠でした。
ひとたび患者さんが病院へ搬送されれば、1分1秒でも早く、その一人の命を救うために、それぞれの職種が持てる力を最大限に発揮して治療にあたる。まだ未熟な自分であってもその一員だと強く感じられる瞬間に溢れていて、脳神経外科医としての自分の存在意義を見出すことができました。
手術の経験だけでなく、こうしたやる気あふれる仲間と一緒に働ける楽しさや喜びを味わうことができ、素晴らしい研修生活を過ごすことができました。
もちろん、仕事が終われば、職種関係なく飲みに行ったり、温泉に行ったり、フットサルをしたりと、楽しい思い出ばかりでした。
医師7年目が終わろうとしている今でも、幸病院の皆さんとのつながりがあることはとても幸せなことだと思っています。
ぜひ、この体験記を読んでくださっているみなさんも、幸病院で脳神経外科医の道を歩んでいただけたら嬉しいです。
研修送別会 みなとみらいのクルーズ船上で