研修プログラム概要
後期研修医 研修記
名前
縄手 祥平
後期研修医
2年目 (研修時)
手術件数
- 年間総手術件数:179件
- 血管内治療:44件
- 穿頭・開頭・脊椎:135件
血管内治療内訳
(経皮的血栓回収療法:20件 頸動脈ステント留置術:22件(VA起始部3件)エリル動注療法:1件 コイル塞栓術:1件)
- 開頭血種除去術(脳出血)24件(小脳出血3件)
- 開頭血種除去術(外傷):18件(急性硬膜外血種2件)
- バイパス手術:5件
- CEA:1件
- 開頭クリッピング術:1件(未破裂中大脳動脈瘤)
- 椎弓形成術:1件
- 他(シャント術、慢性硬膜下血種、気管切開術、頭蓋形成術、BKP):85件
課外活動 発表、論文
日本脳神経外科学会総会 ポスター発表
日本脳神経血管内治療学会 一般口演
日本脳神経外科学会関東支部会 一般口演
日本脳神経血管内治療学会関東支部会 一般口演
研修感想
川崎幸病院での研修の感想は、とにかく手術をたくさん経験できたことと手術の基礎を教えて頂いたということです。開頭手術で言えば、顕微鏡操作の基本的なことやベンシーツを使って脳に愛護的な操作を心がける、道具の使い方、止血の方法、視野の取り方・・・等どれも基本的かつ手術をする上では必須のものです。
血管内治療に関しては、頸動脈ステント留置術で言えば、手術適応の判断やプロテクションデバイスの選択、ステントの選択、手技に伴うtips・・・等。全ての手術手技に関する基本的な大原則を教えて頂いたという思いです。
慈恵医大の医局に入局し、最も良かったと思える点は川崎幸病院で1年過ごせたことだと思っています。
まだまだ若手の学年ですが、幸病院でたくさんの症例(手術症例以外にも)を経験できたことが今の自信につながっているとつくづく感じます。
幸病院での日々はとても忙しく、反省の連続でしたが周りの先生方や看護師さん達にたくさんフォローして頂いて、良い経験をさせてもらうことができました。