研修プログラム概要
後期研修医 研修記
名前
川越 貴史
後期研修医
1年目(研修時)
手術件数
(内訳;穿頭28件、開頭5件、血管内3件、脊椎7件、その他23件)
Angio 件数82
課外活動 発表、論文
第31回Kanagawa Neuro-Intervention Seminar for Stroke(KNISS)優秀演題賞受賞
第145回日本脳神経外科学会関東支部会 一般口演
第37回日本脳神経血管内学会学術集会 ポスター発表
研修感想
私は初期研修を川崎幸病院で行い、後期研修の最初の半年間をそのまま幸病院で行わせていただきました。脳神経外科として名乗りながらも知識・経験が研修医と変わらない私は日々その重みに潰される思いでした。救急患者は毎日のように搬送され、緊急手術を何件も行い、日々新しいことを学びながらもその復習をする時間も取れない毎日で、初めはもう少し落ち着いた病院でゆっくり学んだほうがよかったのかな、と思ったこともありました。
しかし、そういった忙しい毎日の中で、先生方が時間を惜しまず、たくさんのことを指導してくださり、何もできない、何も知らない私はせめて教わったことだけは絶対に忘れないようにしようと日々もがいていたのを覚えています。川崎幸病院を離れて数ヶ月経ちましたが、いくつかの病院で働かせていただき、なんとなく脳外科にとって一番大事なのは、手術に対する考え方、患者さん・その家族に対する姿勢なのかなと思ってきました。
脳外科医としての初めの一歩を川崎幸病院で送らせていただき、先生方のお考えに触れることが出来たのは、私にとってとても幸運で、脳外科人生の中で最も重要な経験だと思います。とても充実した日々でした。本当にありがとうございます。