高梨秀一郎医師、AATS2025に登壇—日本人初の僧帽弁形成術講演
2025-06-05
2025年5月2日~6日にアメリカ・シアトルで開催されたAATS2025(米国胸部外科学会)において、当院 川崎心臓病センター長心臓外科科長の高梨秀一郎医師が招待を受け、講演を行いました。
本学会のアダルト・カルディアック・マスタークラスにおいて、僧帽弁形成術に関する講演を担当。日本人として初めて、この分野で登壇する機会を得ました。(※当院調べ)
高梨医師は「Decision Making in Mitral Valve Surgery」セッションのトップバッターとして登壇し、弁形成術における最も重要なコンセプトの一つ「弁尖切除の意義」について解説。
本セッションには、世界的に著名な医師たちが登壇し、Afib外科治療やMaze手術、大動脈弁温存術、僧帽弁領域の権威の医師ら、世界のトップが集結しました。
高梨医師は「刺激的かつ緊張感のあるセッションでしたが、貴重な経験となりました。画像などで助けてくれた皆様に感謝いたします。」と感想を話してくれました。
講演に際し、多くの方々の支援をいただきましたことに深く感謝申し上げます。
当院 川崎心臓病センターでは、今後も心臓外科領域の発展に貢献し、より質の高い医療を提供できるよう努めてまいります。