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【第72回ICLSコース開催 3密を避けたコースの開催!】

2020-06-29  ICLS

   みなさん、お元気ですか?

新型コロナウイルスが日本中に広まり、手洗い・手指消毒、マスクの装着などの感染対策が一般化される中、働き方自体も今の時代に合わせて「今、できる方法は何か?」という視点から様々な分野で工夫され活動が開始されてきていますね。


私たち、幸ICLSコース運営事務局もこの渦中ですが、「3密を避けたICLSコース開催するにはどうしたら良いか?」と検討をして613日土曜日に5ヶ月ぶりに開催することができました。久々のインストラクター活動は少し鈍ってましたが、やはり楽しいですね。


開催するまでに医療安全や感染対策チームにアドバイスをいただいたり、ブースの距離やアメニティの個装、触れた後のアルコール消毒(写真は環境クロスですが、中身はエタノールクロスです)の徹底やスタッフの手指消毒の徹底など感染対策を徹底しました。また、通常は受講生10名の2ブースでの開催をしていましたが、人数を制限したコース開催としました。


今回は、当院救急センターのスタッフ2名!4月から救急センターのスタッフの一員として働いているスタッフなので、日々救急の最前線で厳重な感染対策をしながら急変患者を対応しています。そのため、もし、新型コロナウイルス感染が疑われる患者が心停止したらどうするか、というところもCD齋藤医師によるプチ講義も加えて今の時代に即したコース内容にしてみました。


心停止に対する処置(胸骨圧迫や気管挿管など)はエアロゾルが発生する状況下であるため、スタッフの個人防護具の装着の徹底、また、対応スタッフを最小限に抑えること、気管挿管を早期に行うことなど感染対策を考慮した心停止対応も学習することができたコースになってのではないかと思います。


そして何より、マスクを装着しての胸骨圧迫の疲労度は半端ないですよね。当院は、LUCAS(自動式心臓マッサージ機)があるので、積極的に使うことも医療スタッフの感染防止にもなり胸骨圧迫の質の維持にもつながると改めて感じました。


制限があるからできない、ではなく、今の状況で何ができるか?

今の時代に即した働き方とは?・・・・

ポジティブな発想を持って今までの活動を続けることができたらと思います!

試行錯誤ですが、次回、7月も開催を目指します!