院内外の活動
CS委員会
Customer Satisfaction(CS)、当院では顧客満足度向上を目的とし、当院では「CS委員会」を設置しています。当院での「顧客」は、患者さん・患者家族は無論の事、各種取引業者、職員をはじめ、病院を取り巻く全ての人々を対象と定義しています。これら病院を取り巻く全ての人々の満足度を向上させる事が、結果として病院全体の品質向上に繋がっていくと考えています。 CS委員会には、下部組織として『顧客満足度向上』『患者サポート』『接遇向上』『美化』『ボランティア』の5つのWorking Group(以下「WG」という。)を設置し、各種改善及び品質向上に向けた活動を行っています。
顧客満足度向上WG
当院では、外来並びに入院の患者さんを対象に患者満足度調査(アンケート用紙記入による)を実施致しております。調査にご協力をいただきました患者さん並びにご家族の皆さまにあらためてお礼を申し上げますとともに、ここに調査結果の概要をご報告致します。今回の調査を通じて、皆さまからいただきました評価、ご意見、励まし等を全職員で共有し、今後もより良い病院づくりに取り組んでまいります。
患者サポートWG
当院では、入院中に生じる様々な不安やご質問をお受けする窓口として、患者サポート相談窓口を設置しています。窓口は医療相談科です。お話の内容に応じて、適切な職種が対応できるよう各部門と連携しております。
接遇向上WG
当院の接遇向上WGは、患者さんとご家族の方が心地良い時間を過ごして頂けるように職員のマナー向上を目指して活動をしております。接遇研修やキャンペーン活動を通じて「接遇マナーの大切さ」「思いやりの心」を育んでおります。
美化WG
主な活動内容として、院内外の定期的な清掃活動を行っています。
病院周辺のゴミ拾いや、更衣室・印刷室などの職員共有部の整理整頓を定期的に行っています。職員が、日々気持ちよく働けるよう職場環境の美化に努めています。また、委員は職場の各部門から構成され年度ごとに入れ替わります。その為、多くの職員が人任せではなく自分たちの職場環境の美化に努めています。
ボランティアWG
ボランティアWGでは、入院患者さんを少しでも元気づけたいという思いで活動に取り組んでおります。主な活動は毎月1回程度開催している、うるおいコンサートの運営です。
その他の活動としてはボランティアさんによる手芸教室や散髪を行ったこともあります。
防災チーム対策活動
地域の災害医療の中心となる病院を目指し、滞りのない対応が行えるよう看護部・コメディカル部・事務部が一丸となって活動に取り組んでいます。災害対策に関する勉強会や多数傷病者トリアージ訓練、火災想定の患者搬送訓練など、本番さながらの訓練を通じて病院としての災害対策の構築に取り組んでいます。
心肺蘇生や応急手当の普及啓発活動
川崎幸病院では心肺蘇生や応急手当の普及啓発活動として講習会を行っています。
ICLSコース
医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。 心停止直後の処置には、あらゆる医療者がチームの一員として参加し、蘇生を行うことが求められています。ICLSコースでは、あらゆる医療者が身につけておくべき、蘇生の基本的事項を習得できるようにしています。
ミドレンジャー
川崎幸病院の有志スタッフにより結成されたミドレンジャーは心肺蘇生法の大切さを目的とした普及活動を行っています。
活動場所として川崎市で行われる看護フェスタや区民祭でお子様にも分かりやすいAEDの実演を行っています。
うるおいコンサート
川崎幸病院では入院している患者さんを元気付けるために、ボランティアの方による公演を毎月1回程度開催しています。 入院患者さんだけでなく、お見舞いの方にも好評いただいています。
医療従事者の負担軽減及び処遇改善
本院では医療従事者の負担軽減及び処遇改善のため、以下の項目について取り組みを行っております。
- 業務分担
- 医師事務作業補助者
- 地域の医療機関との連携
- 交代制の導入
- 外来縮小の取り組み
- 処遇改善