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【気合十分!川崎心臓病センター出張講座 第3弾】

2021-04-21  ICLS

先月のお話ですが、「気合い十分!川崎心臓病センターシリーズ」の総まとめです!

これまで、座学で頭の中に知識を叩き込み、簡単なシミュレーションで実践して知識を具現化してきました。

今回は、総仕上げということで実際の病室をお借りして実際の急変に近い状況でシミュレーションを行いました。

 

アブレーション後のバイタルサイン測定をとっている最中、患者さんの様子が…?!

あれ?反応も鈍くなってきてる?!…

こんな時、どうしましょう?

 


今までの学習を活かして、川崎心臓病センターの看護師さんは、Dr役のスタッフが来るまで対応していました!

さらに、Dr役のスタッフから「エコー持ってきて!心嚢ドレナージキットも!採血とれたよ、血液ガス測ってきて!」次から次へと指示が…

 

模擬病室とは違い、病棟にはない物品を取りに行くと、その度に人員が少なくなり、役割が変わったりしますが、互いに声をかけ合って「リーダーはここにいた方がいいかも!」「胸骨圧迫、変わりますよー!」と、声を出して連携している様子が見れました。

 

状況認識をして役割分担を整理する、簡単なようで難しいですよね。

けど、これをトレーニングすることで体が覚えていくと自然と動けるようになる時もあるんです。

いつも同じメンバーで急変対応できれば、阿吽の呼吸と言われるようにベストなパフォーマンスができるかもしれない。

けど、現実は、毎日スタッフのメンツは変わります。

だからこそ、もし、この勤務メンバーで急変が起きたら?

と考える頭を持つことも大事ですね。

 

トレーニングしたことが全ての正解ではないですが、互いのスタッフ間でいろんな意見を言い合い、これがベストだー!と言えるのが大事かと思います。

 

さてー、次はどこのは病棟にお邪魔できるでしょうか!

乞うご期待!!