お知らせ (ICLS)

【気合十分!川崎心臓病センター出張講座 第2弾】

2021-02-16  ICLS

2月に入りましたが、あまり寒さを感じない今日この頃。

23日に第2弾のICLS出張講座を行いました!

余談ですが、23日、通常なら節分の日。2021年は23日が立春となるので、2日が節分となったんですよね。

明治30年(1897年)22日以来124年ぶりらしいですよ。次は、2024年らしいです・・・笑

 

ということで、第2段のICLS出張講座は、「症例シミュレーションを通してICLSの知識を活かそう!!」

今回も、感染対策の観点から少人数で数回に分けて開催します。

 

最初に、前回得た知識をフル活用して一通りやってもらいました。

心停止発見から応援到着、医師が装着するまで看護師だけで対応、医師が到着してからの指示の嵐、いろんな山がありました。

黙々とそれぞれ、とにかく頑張っているのが伝わってきました。終わった直後は、皆さん、笑顔というよりも深いため息を吐いてました笑

 

次に、動画で撮影したものを自分たちで視聴してもらいました。

院内の急変対応振り返りシートを使ってディスカッションをしてもらい、改善できることや工夫できることなどお互いに意見を出し合い、どのようにしたら急変対応がスムーズに進めることができるか話し合ってもらいました。

自分の動きを見るのは恥ずかしいところもありますが、自分の動きを見ることは普段ないことであって、自分の行動を見直すチャンスになりますね!

 

2回目のシミュレーション開始。

開始前に、役割分担を確認し、スタッフ間で意識統一していました!

1回目よりもみんな声が出てました!医師の指示に対しても返事をしたり、心停止の処置対応だけでなく、連絡調整も自ら声をかけて確認したり、積極性が出てきました。事前に考えることは臨床ではないかもしれないですが、少ない夜勤メンバーでイメトレすることも大事なのかもですね!

 

今回は、実際のシミュレーションをもとに振り返り、改善策を2回目のシミュレーションで実践してみるという実践型を行いました。座学だけでなく、実際に動かないと見えない点もあるので、定期的にやりたいですね。

 

おまけに、今回の出張講座には、救急外来の3年目のスタッフも講師側で参加してもらいました。同じ部署に教えるのは、人間関係が成り立っているのでやりやすさがあります。部署以外で教えるのは、相手の知識や背景を捉えて、どのように伝えると理解しやすいのかよく考えながら指導することも大切です。この経験がどこかで役になってくれるといいな・・・と感じながら見ていた私でした。