LINEでの個別相談をお受けしております

LINE相談内容と回答

LINE相談内容と回答

LINE上でご相談頂いた内容と川崎大動脈センター医師の回答を一部ご紹介しています。

胸腹部大動脈瘤は開胸開腹による手術が第一選択です。
ご年齢と解離であるということからステントグラフトやデブランチという腹部の血管にバイパス手術を加えたステントグラフト手術は川崎大動脈センターでは選択肢に上がりません。
その理由は10年以上の安定した長期成績がないからです。
胸腹部大動脈人工血管置換術は高難度の手術であるため、現在胸部外科学会の手術成績でも死亡率は7.5%と示されています。その他の脳梗塞や下半身麻痺のリスクも高いです。そのため必ず治療経験の豊富な施設での治療をお勧めします。

腹部大動脈瘤の治療法はステントグラフトによるものと開腹手術によるものの2つに大別されます。 当センターでは腹部大動脈瘤かつ高齢の場合はステントグラフトでの治療を考慮していますが、解剖学的制限がある場合には開腹手術を選択します。CTで腎動脈との距離や大動脈瘤の首の部分の性状を見て決めます。
また当センターではリスクの高いとされる場合でも手術をお断りした事は一度もありません。合併症の可能性をありのままにお話しし、ご家族のご希望によって手術するかしないかを決めます。ご本人が当院の外来受診へ来られない場合、 セカンドオピニオンという形でCT画像をご家族がお持ちになりご家族のみでの受診も可能です。(当センターで治療を受けるとなった場合は保険診療に変更させていただきます)

(中略)破裂予防目的に手術が必要な状態であり、お若いため人工血管置換術が良いと考えられるが、会社のことなどご本人の現在の状況も含め熟慮された上でステントグラフト内挿術を選択されたのだと思います。 我々の考えは基本的には大動脈解離に対しては人工血管置換術です。ステントグラフト内挿術を行なっても大動脈瘤の拡大がコントロールできず最終的に人工血管置換術に至るケースが多く、その際は人工血管置換術の難易度も上がります。 近年、当センターにはそのような方がたくさん来られています。

Stanford B型急性大動脈解離を発症した状況と考えられます。急性大動脈解離には、A型とB型があり、A型の場合は緊急手術が必要ですが、B型の場合は、大動脈が解離して(裂けて)しまっていても、全身に血液が充分に巡っていれば手術が必要ない場合が多く、 血圧をコントロールすることと安静を保つことで急性期を乗り切るというのが基本的な治療戦略になります。急性期は、解離した血管が、さらに解離が進行することを起こさないことが大事です。 経過中に解離が進行すれば緊急手術が必要になる可能性があります。現状の治療は主治医の先生方の治療と我々の方針は変わらないと考えられます。 状況が変わっていっていないか主治医の先生のお話を注意深く聞いていただき、状況が変わっていくようであれば再びご相談いただければと思います。
急性期治療が終わって退院後は、慎重な経過観察が必要です(裂けた大動脈が年単位、場合によっては月単位で大きくなってくるからです)。 ある程度の大きさになると大動脈破裂の可能性が出てくるため、手術が必要となります。手術のタイミングを見逃さないために外来での定期的なCTチェックをしていきます。当センターでも行っているため、ご希望ありましたら外来予約をお取りください。

お父様のこととても心配されているということ胸中お察し致します。60ミリの腹部大動脈瘤とのことで、破裂リスクは高く、早めの治療が必要です。腹部大動脈瘤の治療法はステントグラフト(血管内治療)によるものと開腹手術によるものの2つに大別されます。 当センターでは腹部大動脈瘤かつ高齢の場合はステントグラフトでの治療を考慮していますが、解剖学的制限がある場合には開腹手術を選択します。CTで腎動脈との距離や血管性状を見て決めます。
まずは外来受診をしていただき、CTなどの情報が得られれば、詳しい治療方針をお伝え出来ます。そして、合併症の可能性をありのままにお話ししご本人・ご家族の希望によって手術するかしないかを決めます。
もし本人が来られない場合は、セカンドオピニオン(保険がききません)という形にはなってしまいますが他院で撮影されたCT画像(造影剤を用いたCT画像が望ましいです。)をお持ちになり、ご家族のみでの受診も出来ますのでご連絡下さい。
外来予約は、平日9時より17時までに川崎幸病院に電話していただき、大動脈センターコーディネーターに繋いでもらうように伝えてください。担当の事務が対応いたします。必要な持ち物なども予約の際にコーディネーターよりご案内致します。 予約の際にLINEで相談したものと伝えていただければ分かる様にしておきます。
他にもご質問がありましたら、いつでもご連絡いただければ幸いです。

ご連絡ありがとうございます。50ミリ以上は治療をした方が良いと考えられており、ご年齢的に今後手術を行わないで人生を終えると言う事は不可能であると思われます。当センターではご相談者様の年齢であればまずステントグラフトによる治療を考慮いたします。 ただしステントグラフトの治療には大動脈瘤の形が制限される場合があります。ステントグラフトには向いていない大動脈瘤の場合、当センターでは開腹手術を行います。 (中略)治療においては、腹部大動脈ステントグラフト挿入術においても開腹手術においても、どちらも非常に低い合併症率で手術ができます。ぜひ具体的な話をさせていただくためにもいちど外来を受診することをお勧めいたします。 必要なものはご連絡いただければ大動脈コーディネーターが案内しますのでお気軽にお電話ください。よろしくお願いします。

弓部大動脈瘤は50ミリから手術適応ですが、45ミリくらいからは毎年のフォローアップが必要になってきます。
拡張だと大きさが分からないため、一度外来にお越しくだされば正確な径を計測し、必要なら今後のフォローをいたします。 手術適応の50ミリ以下であれば基本的に破裂の危険性は少ないのですが、形状が嚢状瘤という一部分が飛び出したようなものですと、小さくても手術しなければいけません。外来をご希望の際はご連絡いただければご案内いたします。

治療法はステントグラフト(血管内治療)によるものと開腹手術によるものの2つに大別されます。ステントグラフトでの治療は低侵襲ではありますが、大動脈瘤の位置によってはできない場合があります。 (中略)まずは外来受診をしていただき、CTなどの情報が得られれば、詳しい治療方針をお伝え出来ます。そして、合併症の可能性をありのままにお話ししご本人・ご家族の希望によって手術するかしないかを決めます。
もし本人が来られない場合は、セカンドオピニオン(保険がききません)という形にはなってしまいますが他院で撮影されたCT画像(造影剤を用いたCT画像が望ましいです。)をお持ちになり、ご家族のみでの受診も出来ますのでご連絡下さい。
外来予約は、平日9時より17時までに川崎幸病院に電話していただき、大動脈センターコーディネーターに繋いでもらうように伝えてください。担当の事務が対応いたします。必要な持ち物なども予約の際にコーディネーターよりご案内致します。 予約の際にLINEで相談したものと伝えていただければ分かる様にしておきます。
他にもご質問がありましたら、いつでもご連絡いただければ幸いです。

(中略)当センターでは年間180例A型解離の方を手術します。それに対して基部の仮性動脈瘤に手術する方は年間10人ほどです。手術は再手術になるため、通常よりは少し時間を要しますが月に1回ほど行う手術なのでやり方はほぼ決まっております。 ご年齢的には、手術を躊躇することは絶対にありません。合併症がゼロということは出来ませんが、ほとんどの方に安全な手術を提供出来ます。また大動脈解離後は背中の下行大動脈も拡大してくる可能性があるため、 そちらも手術が必要かどうか見る必要があり、弓部をどう治療していくかは下行以下の状態も含めて総合的に考えなければいけません。遠方ではありますが、他県の方でも当センターに来られる方はたくさんいらっしゃいます。 初診外来では手術適応になった場合、その日に手術日を決め、造影剤のための検査入院の設定も行います。なるべく受診のために往復してもらわなくて済むようにしております。一度ぜひ外来にお越し下さい。

動脈瘤に関しては当センターにご連絡頂ければいつでも診察は可能です。ただ投薬などの日常診療は今まで通りかかりつけ医にかかっていただく必要があります。
もし、手術となった場合ですが、現在コロナ対策の一環で入院後の面会は一切出来ません。一度入院されると退院されるまでは顔を見れないということです。ただ、一般床に出れば皆さん携帯電話でご家族とやり取りされています。
まずは動脈瘤の形と大きさを正確に診断してから方針決定になりますので、一度外来予約をしていただければよろしいかと思います。