川崎大動脈センターについて
川崎大動脈センター
- 国内最多の手術症例数と治療実績をもつ、国内唯一の大動脈疾患治療の専門施設です。
- 24時間の緊急手術対応はもとより、超高齢者や臓器合併症をもつハイリスクの患者さんに対しても、豊富な経験にもとづいた安全な手術により良好な治療成績をあげています。
- 手術治療(外科部門:心臓血管外科専門医・専属看護師・専属臨床工学士)およびステント治療(血管内治療部門:放射線科医・循環器内科医・専属臨床工学士)を行い、 医師・看護師・臨床工学士は、豊富な大動脈疾患診療経験をもつスタッフです。
- 当センターは専用フロアに42床の専用病棟、専用ユニット(ACU:Aortic Care Unit・16床)、大動脈専用手術室3室(ハイブリッド手術室1室含む)を設置しており、すべての大動脈疾患に24時間対応しています。
川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色
- 開胸・開腹手術/ステントグラフト治療の両者に対応
大動脈の手術は、患者さんの状態と病状を考慮して、開胸・開腹手術かステントグラフト治療かの選択を適切に行っています。両者とも国内最多の実績を持ちます。
- 複合手術を必要とする高難易度の大動脈手術
- 超高齢者・ハイリスク患者に対する大動脈手術
- 再手術・再々手術等の困難症例に対する手術
- ステントグラフト治療不成功例に対する根治的大動脈手術
大動脈解離と大動脈瘤の合併、あるいは冠動脈疾患・弁膜症等の心疾患の合併など、複合手術を必要とする患者さんにも対応しています。
90歳以上の超高齢者あるいは透析患者さんや脳梗塞等、重症合併症のある患者さんに対する大動脈手術を行っています。
過去に心臓手術や大動脈手術を受けた患者さんに対する大動脈の再手術、あるいは再々手術にも対応しています。
過去に大動脈瘤に対してステントグラフト治療を行ったにもかかわらず、病状が進行し、再治療が必要となった患者さんに対する根治手術を行っています。
現在受診している病院で「治療は困難」あるいは「治療は不可能」と言われた患者さんの多くが、当センターで手術治療が可能となっています。