心臓血管外科(大動脈外科・心臓外科)
川崎幸病院・心臓血管外科について
川崎幸病院長
山本晋
2003年、川崎幸病院・心臓血管外科は川崎幸病院・大動脈センターと改名し、以来15年間、大動脈疾患に特化した診療を行ってまいりました。2018年には年間800例以上の大動脈手術を行うセンターとなり、我が国を代表する大動脈外科施設の一つとなっています。 そして2019年、高梨秀一郎先生を中心とする4名の心臓外科医を榊原記念病院から当院に迎え、新たに17名の医師を擁する川崎幸病院・心臓血管外科として再出発しました。心臓外科医として世界的な実績を誇る高梨先生は私の研修医時代からの先輩であり、 若き日々を新東京病院で共に過ごした親友でもあります。今、20年ぶりに一緒に手術ができることは私にとって非常な喜びです。
さて、川崎幸病院・心臓血管外科(標榜科)は大動脈センターに所属する大動脈外科医と心臓病センターに所属する心臓外科医で構成しています。 大動脈外科のスペシャリストあるいは心臓外科のスペシャリストとして、最終的には大動脈外科(大動脈センター)あるいは心臓外科(心臓病センター)に所属しますが、心臓血管外科としては一つのチームであり、 卒後10年目までを目安に両科を互いにローテーションし基本的手術手技を共有することにしています。もちろん、手術カンファレンス、journal club、定例飲み会を合同で行っており、緊急手術なども互いに助け合って診療を行っています。
川崎幸病院・心臓血管外科の理念は、当院を受診された患者さんに最高の医療を提供することにあります。そして「心臓血管外科の頂点に君臨する」がモットーです。これは手術技術だけにとどまらず、周術期を通した看護・理学療法をも包括しています。 心臓血管外科に関連する全ての疾患において、重症度・ハイリスクにかかわりなく安心して治療を受けていただける体制を整えています。
川崎幸病院・心臓血管外科管理者
山本 晋/院長/川崎大動脈センター創設者
高梨 秀一郎/副院長/川崎心臓病センター長/心臓外科主任部長
大島 晋/心臓血管外科(心臓外科)/川崎大動脈センター長/大動脈外科科長/大動脈外科部長
内室 智也/心臓血管外科(心臓外科)/心臓外科科長/心臓外科部長
<主に扱う疾患>
- 大動脈瘤
- 大動脈解離
- 大動脈基部疾患
- 成人先天性心疾患
- 冠動脈疾患(狭心症・急性心筋梗塞)
- 心臓弁膜動脈疾患症
- 肥大型心筋症
- その他の心臓血管疾患全般
医師プロフィール
大島 晋
心臓血管外科(心臓外科)
川崎大動脈センター長
大動脈外科科長
大動脈外科部長
高梨 秀一郎
副院長
心臓血管外科(心臓外科)
川崎心臓病センター長
心臓外科主任部長
尾﨑 健介
心臓血管外科(大動脈外科)
大動脈外科副部長
内室 智也
心臓血管外科(心臓外科)
心臓外科科長
心臓外科部長
櫻井 茂
心臓血管外科(大動脈外科)
大動脈外科医長
和田 賢二
心臓血管外科(心臓外科)
心臓外科医長
広上 智宏
心臓血管外科(大動脈外科)
大動脈外科医長
清水 篤
心臓血管外科(心臓外科)
心臓外科医長
沖山 信
心臓血管外科(大動脈外科)
富永 磨
心臓血管外科(心臓外科)
石河 和将
心臓血管外科(大動脈外科)
山内 淳平
心臓血管外科(心臓外科)
岸波 吾郎
心臓血管外科(大動脈外科)
田上 力
心臓血管外科(心臓外科)
山口 洸
心臓血管外科(大動脈外科)
圷 宏一
心臓血管外科(大動脈外科)
非常勤医師
持田 勇希
心臓血管外科(大動脈外科)
非常勤医師
山本 晋
院長
川崎大動脈センター創設者
心臓血管外科(大動脈外科)
受診を希望される方へ
心臓外科
一般外来
- 診療に関する予約・お問い合わせは、川崎心臓病センターコーディネーターへご連絡ください。
- 紹介状は不要です。
- 医療機関からの救急依頼に関しては24時間常時受け付けています。
大動脈外科
一般外来
- 外来診療はお電話による完全予約制です。
- 診療に関する予約・お問い合わせは、川崎大動脈センターコーディネーターへご連絡ください。
- 紹介状は不要です。
- 医療機関からの救急依頼に関しては24時間常時受け付けています。
CT・レントゲン検査、心臓超音波検査、呼吸機能検査等を行った上で、診察となります。検査にかかる時間は、およそ1時間、担当医の診察が、およそ1時間です(合計2~3時間程度)。
初診時の外来で検査を行い、治療方針を決定します。手術が必要な場合には、手術の日程をご相談のうえ決定し、ご帰宅いただきます。
遠方の患者さんに対するご案内
首都圏以外の地域にお住まいの患者さんに対しても、当センターのご案内をしております。
紹介医からの依頼があった場合は、外来受診を前提にしたCT画像等の転送・郵送による確定診断・治療方針の決定を行うことも可能です。
また、既に入院されている患者さん等については、外来受診を省略した直接入院(転院)も可能です。
さらに、ご家族に対する宿泊案内や術後定期健診など、遠方でも安心して診療が受けられるシステムを確立しています。