婦人科

新型コロナウィルス感染症対策

主な対象疾患

  • 婦人科良性・悪性疾患全般を扱います。
  • 産科と不妊治療は基本的には対応しません。
    ただし、腫瘍などが原因で不妊症になっている場合は手術の対応します。

婦人科の特色

当院で婦人科腫瘍専門医と産科婦人科内視鏡技術認定医のダブルライセンスを取得している医師は3人です。
このダブルライセンス取得者が3名以上在籍している病院は神奈川県内で当院のみです。(2020年5月1日現在)
当科の理念は下記のとおりです。

1. 患者本位の医療

患者さん自身が病状を正しく理解できるように、丁寧な説明をしていきます。最近はさまざまな治療法の選択肢がありますので、十分に話し合って、患者さんが納得する満足度の高い医療を提供します。

2. 先進的な医療

高度なチーム医療を実践し、安全で質の高い先進的な医療を提供することにより、痛みを少なくし、短期間で社会復帰ができることを目指します。

3. 総合的ながん治療

当院では手術療法、放射線療法、化学療法、緩和療法のすべての治療が可能で、これらの集学的な治療をおこなうことにより治療効果を高めます。

4. 地域医療への貢献

地域の医療機関と協力し、地域の中核病院として貢献できるように努力していきます。

※基本的に当院では入院、手術(入院が必要な手術)、放射線治療などを行います。
外来、日帰り手術は第二川崎幸クリニックで対応します。

良性疾患に対して

婦人科腫瘍専門医、内視鏡技術認定医が中心となり治療を行います。
一般的には婦人科腫瘍専門医は婦人科臓器の幅広い解剖知識のもと、出血や癒着があり難しい手術の場合や、予期せぬトラブルの対応に慣れています。また、内視鏡技術認定医は内視鏡手術手技に長けています。 これら双方の技術を用いて、安全で完成度の高い低侵襲な内視鏡手術(傷口が小さい手術)を行います。
さらに内視鏡手術のトロッカー(内視鏡手術の器具を出し入れするための筒)を小さくしたり、数を減らすことにより、さらに低侵襲な手術をしていきます。状況次第では臍(へそ)のくぼみにだけ切開を入れる手術(単孔手術)も可能です。
腫瘍が大きいと内視鏡手術は困難になりますが、他院で内視鏡手術ができないような場合でも当院で安全に行うことが可能と判断すれば、内視鏡手術をします。具体的には骨盤内(臍までの高さ)の腫瘍に対しては内視鏡手術が可能な場合が多いです。

腹腔鏡手術についての説明はこちら

経腟手術(おなかを切らないで、腟から行う手術)も行います。
また、UAE(子宮動脈塞栓療法)も行っています。

悪性疾患に対して

科学的根拠に基づいた婦人科腫瘍学会のガイドラインに従って、婦人科腫瘍専門医、内視鏡技術認定医が中心となり治療を行います。
関連する他の診療科と連携して集学的治療(手術療法、化学療法、放射線療法、緩和療法)をすることにより治療効果を高めます。 さらに、関連する職種が一丸となって高度なチーム医療のもとで質の高い最先端治療を提供していきます。
また、当院は厚生労働省認定先進医療 子宮頸がんに対する腹腔鏡下広汎子宮全摘術の施設認定を2016年8月1日に取得しました。 婦人科内視鏡専門医と婦人科悪性腫瘍専門医が手術チームを組んで、安全で治療効果が高い先進的な手術を提供しています。 さらに、初期境界悪性卵巣腫瘍の腹腔鏡手術(自費診療)も行っています。

子宮がんについてはこちら

厚生労働省認定の先進医療 子宮頸がんに対する腹腔鏡下広汎子宮全摘術に関してのご説明

腹腔鏡下手術

当院では内視鏡手術に積極的に取り組んでおります。内視鏡手術では5~12mm程度の穴を数カ所開け、カメラを挿入して手術を行います。
腹腔鏡手術は一般的な開腹術と比べ以下のメリットがあります。

  1. 傷が小さく美容面に優れる
  2. 術後の疼痛が少ない
  3. 回復が早く、早期の社会復帰が可能

対象疾患としては、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などの良性疾患が主な適応ですが、子宮体がんや子宮頸がんなどの悪性腫瘍でも安全性、根治性が高い場合は内視鏡手術を検討します。通常、術後4日目に退院となります。

手術創部

開腹術(縦切開)

開腹術(横切開)

腹腔鏡手術では下図ようになります。
創部の数や大きさは手術の内容や難易度に応じて変化しますが、可能な限り小さい傷で行うようこころがけています。

①腹腔鏡手術(単孔式)子宮筋腫核出、卵巣腫瘍、子宮外妊娠手術など
②腹腔鏡手術(ダイヤモンド法)子宮全摘術など
③腹腔鏡手術(パラレル法)卵巣腫瘍、子宮筋腫核出術など

MRI画像

良性卵巣腫瘍1

臍上まである良性卵巣腫瘍に対して、
腹腔鏡手術(3ポート)を行いました。

良性卵巣腫瘍2

臍上まである卵巣腫瘍茎捻転に対して、
緊急で腹腔鏡手術(3ポート)を行いました。

巨大な子宮頸部筋腫

骨盤内に充満した子宮頸部から発育した子宮筋腫(1400g)に対して、腹腔鏡下子宮筋腫核出術(子宮を残す手術)を行いました。

巨大な子宮筋腫①

多発した子宮筋腫(12個でトータル2465g)に対し、腹腔鏡下筋腫核出術(子宮を残す手術)を行いました。

巨大な子宮筋腫②

子宮筋腫で臍より上まで大きくなった子宮(4564g)に対し、腹腔鏡下子宮全摘を行いました。

子宮体がんに対する腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術について

子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤に対する腹腔鏡手術について

子宮鏡下手術

当院では内視鏡手術に積極的に取り組んでいます。腹腔鏡手術はお腹に小さな穴を空けて手術をする方法ですが、それとは別に、子宮鏡手術という方法もあります。子宮鏡手術ではまず、子宮の入り口から子宮の中にカメラを入れて、水を流しながら子宮の中を観察します。 そして、子宮の中にできた子宮内膜ポリープ、子宮筋腫を切除したり、子宮の中の癒着を解除したり、子宮内膜増殖症や出血で困っている患者さんに対して内膜を切除したりします。 子宮口はもともと開いている部位なので、新たに穴を空ける必要はなく、体への負担も少なく、患者さんに優しい治療法といえます。当院では、2泊3日の入院(手術前日に入院、翌日に手術を行い、手術翌日に退院)で子宮鏡手術を行っています。 手術の適応につきましては、当院の婦人科医師までご相談ください。

子宮鏡イメージ

診療実績

総手術件数

手術件数 内訳  
開腹手術 悪性腫瘍手術
骨盤臓器除臓術
子宮全摘術(良性)
子宮筋腫核出術
卵巣腫瘍(良性)
腹腔鏡手術(同一症例で重複あり) 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がん)
腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮頸がん)
腹腔鏡下広汎子宮全摘術(子宮頸がん)
腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清
腹腔鏡下境界悪性卵巣手術
子宮全摘
子宮筋腫核出術
良性卵巣腫瘍(子宮内膜症性卵巣嚢腫は除く)
子宮内膜症手術
子宮外妊娠
子宮脱のメッシュ手術(腹腔鏡下仙骨膣固定術)
腹腔鏡下試験開腹術
その他
子宮鏡手術 子宮鏡下子宮筋腫摘出術
子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、
子宮内膜ポリープ切除術
腟式手術 円錐切除
その他
その他 埋没型中心静脈カテーテル留置
婦人科外性器悪性腫瘍手術
その他
総手術件数(重複なし) 
2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
24 25 26 31 35
0 0 0 0 0
2 0 4 0 4
0 1 0 0 0
1 3 7 7 5
13 14 11 21 23
0 2 1 4 3
4 1 4 3 2
3 0 1 4 0
0 0 0 0 0
131 131 178 166 193
45 54 67 64 61
87 79 89 92 124
45 41 48 43 67
6 5 1 1 6
34 32 28 35 32
2 3 0 2 0
9 8 10 6 2
14 14 9 17 17
37 52 39 35 45
37 29 32 55 49
43 34 34 58 61
0 1 0 0 0
0 1 0 0 0
24
515 531 550 677 685

悪性腫瘍初回治療件数

悪性腫瘍初回治療件数 内訳 2021年度 2022年度 2023年度
子宮頚がん(CIN含まず) 10 15 16
子宮体がん(子宮肉腫を含む) 24 39 33
卵巣・卵管・腹膜がん(境界悪性を含む) 18 19 20
その他 0 3 1

入院手術費概算表

下記表の金額には室料差額等は含まれておりません。なお、治療内容、薬剤使用状況により金額が大幅に異なることもございますので予めご了承下さい。

高額入院費が予想される70歳未満の患者さまへ

70歳未満の患者さまは入院診療費が高額になることが予想されますので予め限度額適用認定証の取得をおすすめします。
医療費の自己負担分(一部負担金)が自己負担限度額以上になった場合に適応になります。保険者で手続きしていただくと、患者さまは保険診療分における自己負担限度額(食事代等はふくまれません)のみを病院にお支払いいただき、差額分については保険者が病院へ支払う形になります。
申請等の詳細につきましてはクリニック・病院の窓口でもご説明させていただきますので受付でお声がけください。(70歳以上の方は月をまたぐ場合、金額が変わります)

自己負担限度額計算方法についてはこちら

病名 手術内容 入院日数 予定金額
3割 70歳以上1割 70歳以上2割
小手術
子宮頸部異形成、子宮頸がん、子宮頸部上皮内がん 円錐切除術 3日間 約6万円 約2万円 約4万円
子宮筋腫 子宮鏡下子宮筋腫摘出術 3日間 約11万円 約4万円 約6万円
子宮内膜ポリープ 子宮ポリープ切除術(子宮鏡) 3日間 約7万円 約2.5万円 約4.5万円
腹腔鏡手術
子宮外妊娠 子宮外妊娠手術
(腹腔鏡によるもの)
6日間 約20万円 約6万円 約6万円
卵巣腫瘍、卵管留水症 子宮附属器腫瘍摘出術
(腹腔鏡による)
6日間 約21万円 約6万円 約6万円
卵巣部分切除術(膣式を含む)
腹腔鏡によるもの(両側)
6日間 約24万円 約6.5万円 約6.5万円
子宮筋腫 腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 6日間 約26万円 約6万円 約6万円
腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術
+子宮附属器癒着剥離術(両側)
(腹腔鏡によるもの)
6日間 約30万円 約6.5万円 約6.5万円
腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術
+子宮附属器腫瘍摘出術
(腹腔鏡による)
6日間 約30万円 約6.5万円 約6.5万円
子宮筋腫、子宮腺筋症 腹腔鏡下膣式子宮全摘術 6日間 約26万円 約6万円 約6万円
腹腔鏡下膣式子宮全摘術
+子宮附属器癒着剥離術(両側)
(腹腔鏡によるもの)
6日間 約30万円 約6.5万円 約6.5万円
腹腔鏡下膣式子宮全摘術
+子宮附属器腫瘍摘出術
(腹腔鏡による)
6日間 約30万円 約6.5万円 約6.5万円
卵巣子宮内膜症性のう胞 腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術
+子宮附属器癒着剥離術(両側)
(腹腔鏡によるもの)
5日間 約20万円 約6万円 約6万円
子宮脱、膀胱瘤 腹腔鏡下仙骨膣固定術 6日間 約30万円 約6.5万円 約6.5万円
子宮がん 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術 6日間 約40万円 約6.5万円 約6.5万円
開腹手術
卵巣腫瘍 子宮附属器腫瘍摘出術
(開腹による)
8日間 約20万円 約6万円 約6万円
子宮体がん、子宮頸がん 子宮悪性腫瘍手術 12日間 約45万円 約6万円 約6万円
卵巣がん、卵管がん、腹膜がん 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 12日間 約45万円 約6万円 約6万円

医師プロフィール

婦人科科長/婦人科部長 長谷川 明俊

良性、悪性問わず婦人科腫瘍の治療に力を入れております。患者さんの期待に応えられるように、少しでも良い医療を提供したいと考えております。

長谷川 明俊

婦人科科長/婦人科部長

専門分野・得意とする手技

  • 婦人科領域全般
  • 特に婦人科良性・悪性腫瘍に対する開腹、内視鏡手術

略歴

  • 1999年 昭和大学医学部卒
  • 1999年 昭和大学産婦人科 入局
  • 2008年 済生会横浜市東部病院
  • 2015年 川崎幸病院

認定資格等

  • 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
  • 日本婦人科腫瘍学会専門医・指導医・代議員
  • 日本周産期新生児医学会周産期(母体胎児)専門医・指導医
  • 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
  • 日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 厚生労働省認定臨床研修指導医
  • 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」(厚生労働省 平成20年4月1日付)に基づく研修修了 
  • 医学博士
岩﨑 真一

岩﨑 真一

婦人科医長

わかりやすく丁寧な診療を心掛けています。十分な経験やエビデンスの下、婦人科の一般診療から、婦人科腫瘍(良性・悪性ともに)や腹腔鏡下手術の先進的な医療まで、幅広く対応します。お気軽にご相談ください。

専門分野・得意とする手技

  • 婦人科悪性腫瘍
  • 腹腔鏡下手術
  • 生殖医療

略歴

  • 2004年 京都府立医科大学医学部卒
  • 2004年 京都府立医科大学付属病院 初期臨床研修医
  • 2005年 済生会吹田病院 初期臨床研修医
  • 2006年 武蔵野赤十字病院
  • 2011年 兵庫県立がんセンター
  • 2013年 済生会横浜市東部病院
  • 2016年 川崎幸病院

認定資格等

  • 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
  • 日本婦人科腫瘍専門医・指導医
  • 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
  • 日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医
  • 厚生労働省認定臨床研修指導医
  • 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」(厚生労働省 平成20年4月1日付)に基づく研修修了
有竹 蘭香

有竹 蘭香

婦人科医師

専門分野・得意とする手技

  • 婦人科悪性腫瘍

略歴

  • 2011年 帝京大学医学部卒
  • 2013年 帝京大学産婦人科学講座入局
  • 2014年 奈良県総合医療センター 専攻医
  • 2016年 帝京大学大学院医学研究科(産婦人科学専攻)入学
  • 2018年 帝京大学産婦人科学講座 助手
  • 2020年 帝京大学大学院医学研究科(産婦人科学専攻)卒 博士課程修了
  • 2020年 埼玉県立がんセンター 医長
  • 2023年 川崎幸病院

認定資格等

  • 医学博士
  • 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
  • 日本婦人科腫瘍専門医
  • 日本臨床細胞学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
藤田 真優子

藤田 真優子

婦人科医師

略歴

  • 2019年 昭和大学医学部卒
  • 2019年 川崎市立川崎病院 初期研修医
  • 2021年 川崎市立川崎病院 
  • 2022年 平塚市民病院
  • 2022年 川崎市立川崎病院 
  • 2023年 慶應義塾大学病院
  • 2024年 川崎幸病院

認定資格等

  • 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」に基づく研修修了
濱田 絵莉

濱田 絵莉

婦人科医師

略歴

  • 2020年 琉球大学卒
  • 2020年 沖縄県立中部病院 初期研修医
  • 2022年 日本赤十字社武蔵野赤十字病院
  • 2023年 日本赤十字社医療センター
  • 2023年 日本赤十字社武蔵野赤十字病院
  • 2024年 川崎幸病院
佐久間 有加

佐久間 有加

婦人科医師
(第二川崎幸クリニック担当)

認定資格等

  • 産婦人科専門医
  • 女性ヘルスケア専門医
  • 「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針」に基づく研修修了
  • 女性アスリート健康支援委員会主催講習受講

受診のご案内

外来は第二川崎幸クリニックにて行っています。ご予約・お問い合わせはクリニックまでお願いします。

第二川崎幸クリニック

TEL044-511-2112(予約専用電話)

第二川崎幸クリニック

〒212-0021 神奈川県川崎市幸区都町39-1

午前診療/ 9:00~12:00
午後診療/14:00~16:30
夕方診療/17:30~予約診療終了まで
土曜診療/ 9:00~12:00
休診日/日曜・祝祭日

第二川崎幸クリニック交通アクセス 
https://saiwaicl-2.jp/access/

時間外・救急の方は川崎幸病院救急外来へお問い合わせください

日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医の養成プログラム

当院の婦人科は2015年9月から診療開始しました。当院当科の特色は婦人科手術で日本産科婦人科内視鏡学会の認定研修施設です。なお、分娩は取り扱っていません。 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医は現在4人在籍し、うち2人は当院で研修を行い、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医を取得しました。 さらに日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医と日本婦人科腫瘍専門医を両方とも取得している医師が3人在籍しているので、 悪性腫瘍に対する腹腔鏡手術にも力をいれています。もちろん、婦人科悪性腫瘍の開腹手術も行っています。
2019年度の総手術件数は537件でうち腹腔鏡手術は376件で、手術件数は増加傾向です。良性疾患に対しての手術は、日々の努力による技術と様々な工夫により、ほとんどの症例は腹腔鏡手術で治療をしています。
今後は地域のさらなるニーズに答えるために、婦人科内視鏡技術認定医を取得するプログラムを作成しました。
募集する医師は日本産婦人科学会専門医を取得している医師です。スキルに応じて指導いたします。もちろん熱意があれば、腹腔鏡手術の経験がなくても手取り足取り基礎から指導します。 個々のスキルに応じて、プログラムを作成し、修練を開始していただきます。 最終目標は言うまでもなく日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医取得です。

施設認定

  • 日本婦人科腫瘍学会 専門医制度指定修練施設(A施設)
  • 日本産科婦人科学会 婦人科腫瘍登録加盟施設
  • 日本産科婦人科内視鏡学会 認定研修施設
  • 腹腔鏡下仙骨腟固定術(膀胱瘤、子宮脱、直腸瘤)実施施設
  • 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮頸がん、子宮体がん)実施施設
  • 腹腔鏡下境界悪性卵巣腫瘍手術(自費診療)実施施設