M.O」カテゴリーアーカイブ

大動脈ステントグラフト(11)

合併症として特に問題となるのは、ステントグラフトがずれたり、グラフトから血液が漏れたりする可能性があることで、動脈瘤に再び血圧がかかり治療目的が失われます。その場合には、新たなステントグラフトの追加、もしくは従来の外科手 … 続きを読む

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大動脈ステントグラフト(10)

すべての大動脈瘤がステントグラフトで治療できるわけではありません。また、ステントグラフト治療が従来の手術よりも優れているわけでもありません。国内では大動脈瘤のおよそ10-20%がステントグラフトにより治療されています。

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大動脈ステントグラフト(9)

腹部大動脈瘤の前向き比較試験で、術後4年間での動脈瘤関連死は従来の外科手術よりもステントグラフト治療の方が有意に低いことが証明されています(Lanset 365:2179,2005)。 10年前に比べると最近のステントグ … 続きを読む

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大動脈ステントグラフト(8)

ステントグラフト治療は、アメリカでは1999年に保険診療として承認を得ていますが、日本では2006年に承認がおり、翌2007年から腹部大動脈用企業性ステントグラフトが保険償還となり(2008年に胸部大動脈用も)、一般病院 … 続きを読む

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大動脈ステントグラフト(7)

ステントグラフト治療は、1991年に開始され、欧米では広く普及してきました。 日本でも90年代半ばから手作りのステントグラフトによる胸部大動脈瘤治療が開始されました。 治療法の歴史としては20年程ですが、現在に至るまで、 … 続きを読む

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大動脈ステントグラフト(6)

ステントグラフト内挿術は、鼠径部のみの切開で行えることが多く、通常の開胸・開腹手術に比べ患者さんの身体にかかる負担が少ないのが特徴です。 他の病気により従来の手術を受けるのが難しい方やご高齢の患者さんへの治療法として欧米 … 続きを読む

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大動脈ステントグラフト(5)

ステントグラフト内挿術では、大動脈瘤そのものを切除するわけではありませんが、前後の正常血管で固定されたステントグラフト内のみに血液が流れるようになり、瘤の部分には血圧が直接かからなくなって破裂の危険がなくなります。

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大動脈ステントグラフト(4)

拡がったステントグラフトは、バネの力に患者さん自身の血圧も加わって大動脈瘤前後の正常血管内壁に張り付けられ固定されます。直接縫い付けなくても圧力のみでしっかり固定されるわけです。

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大動脈ステントグラフト(3)

ステントグラフト治療とは、ステントグラフトを縮めてカテーテルシース(さや状の管)に収め、脚の付け根の動脈から血管内に挿入し、大動脈瘤の部位でバネの力により拡げて留置するものでステントグラフト内挿術と呼びます。

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大動脈ステントグラフト(2)

ステントグラフトはステントと呼ばれる金属のバネ骨格とグラフトと呼ばれる人工血管からできています。ようするに、人工血管の内側に金属骨格が縫い付けてあるものです。

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