月別アーカイブ: 2015年12月

年齢・余病について④

腎障害 腎機能障害のある方は、術前に採血や尿検査にてその機能を評価し、場合によっては、人工透析を併用しながら手術を行うため、安全な手術が可能です。

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年齢・余病について③

呼吸障害 喫煙歴がある場合や、過去に肺疾患を患ったことがある方は、術前の肺機能検査にて呼吸機能障害を呈している場合があります。術前の徹底した禁煙と、呼吸訓練により呼吸機能の改善を目指します。この場合でも、肺の画像所見等を … 続きを読む

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年齢・余病について②

脳梗塞 大動脈瘤、大動脈解離は動脈硬化に起因することが多く、動脈硬化は全身の血管病変であるため、脳梗塞などの塞栓症を手術前より合併している患者さんは多数います。しかし、脳梗塞等の塞栓症があるからといって外科治療が不可能と … 続きを読む

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年齢・余病について①

高齢者 大動脈瘤、大動脈解離は、一般的に70歳以上の高齢者に発症しやすいと言われています。治療方針は、大動脈瘤の形、大きさ、自覚症状の有無により決定され、基本的には年齢制限はありません。よく、「高齢ですが、体力はもつでし … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~胸部大動脈瘤⑨~

ステントグラフト治療が適していないのは以下のような場合です 大動脈解離 上行大動脈、大動脈弓部の動脈瘤 血管内に血栓が多く付着している(脳梗塞等の危険性が高くなります) 胸腹部大動脈瘤(腹部への内蔵に行く血管がでているた … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~胸部大動脈瘤⑧~

胸部大動脈ステントグラフト治療が適しているのは以下のような場合です 下行大動脈に限局した動脈瘤で蛇行が軽度 食道や肺の手術後で高度な癒着がある 呼吸機能や身体機能が低く開胸手術の危険性が高度

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ステントグラフトによる治療~胸部大動脈瘤⑦~

胸部大動脈ステントグラフト治療は、腹部大動脈ステントグラフト以上に手術が必要になった場合の難易度、危険度は高く、ステントグラフトとバランスよく治療を行っている施設で行うべきと考えています。

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ステントグラフトによる治療~胸部大動脈瘤⑥~

腹部大動脈ステントグラフトに1年遅れ、2008年に日本もでも企業製胸部大動脈ステントグラフトが認可となりました。このステントグラフトは日本での治験なしに欧米でのデータのみで異例に認可となりました。米国の臨床治験では脳血管 … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~胸部大動脈瘤⑤~

大動脈瘤の原因が解離の場合は、原則的にステントグラフトは使用できません。解離した弱い血管にステントグラフトを挿入すること自体に危険性があり、ステントグラフトを入れた場合の効果も証明されていないからです。当センターでも特殊 … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~胸部大動脈瘤④~

現在の技術では胸部ステントグラフトで使用するカテーテルは太く、細い足の血管からは挿入することができないという場合があります。体型が小さな日本人は足の血管も細く、胸部大動脈ステントグラフトの約4割は足からの挿入が困難と言わ … 続きを読む

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