月別アーカイブ: 2015年9月

腹部大動脈瘤~定義・分類~

腎動脈より末梢から総長骨動脈分岐部までの腹部大動脈に存在する大動脈瘤。

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胸腹部大動脈瘤 ~合併症予防②~

腎障害 この手術では一時的に腎臓の血流を止めるため、適切な腎保護法が必要です。定期的に腎保護液を腎臓に注入することにより、手術に伴う腎機能低下は、ほとんどなくなりました

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胸腹部大動脈瘤 ~合併症予防①~

脊髄障害 手術中の脊髄液ドレナージ、末梢大動脈血液灌流、各種脊髄保護関連薬剤の使用、中等度低体温療法などにより、脊髄障害の予防が可能となっています。  

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胸腹部大動脈瘤 ~治療法②~

体外循環も下行大動脈瘤と同様におこない、心臓は動かしたままで体温も下げません。腹部臓器(肝臓、腎臓、腸管)に血液潅流や保護液の注入をおこない臓器を保護します。 1) 近位下行大動脈、2) 肋間動脈、3) 腹腔動脈、4) … 続きを読む

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胸腹部大動脈瘤 ~治療法①~

胸腹部大動脈瘤人工血管置換手術(おもにⅡ型の方法を記載します) 胸腹部大動脈瘤(下行大動脈から腹部大動脈全長に渡る動脈瘤)に対する手術です。 下行大動脈瘤と同様に左開胸(左の脇の下に30cmほどの皮膚切開をおき、左側の上 … 続きを読む

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胸腹部大動脈瘤 ~治療方針②~

病型分類 治療方針 Ⅰ型 体外循環装置を使用し、肋間動脈(8番目から12番目の3~4対)の再建と、場合によって腹部4分枝血管の再建をおこないます。 Ⅱ型 体外循環装置を使用し、肋間動脈(8番目から12番目の3~4対)の再 … 続きを読む

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胸腹部大動脈瘤 ~治療方針①~

最大径50mm以上※(ガイドラインでは60mm以上)を手術適応としています。50mmに満たない場合も、半年から1年毎にCT撮影をおこない、経過を観察します。手術は大動脈の直径が50mm以上の部分を中心に切除し、人工血管に … 続きを読む

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胸腹部大動脈瘤 ~症状~

胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤と同様にほとんどが無症状です。

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胸腹部大動脈瘤 ~破裂頻度と統計~

胸部大動脈瘤の年間破裂率に準じます。 大動脈の直径 破裂率 40mm未満 0% 40mm~49mm 0%~1.4% 50mm~59mm 4.3%~16% 60mm以上 10%~19%  

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胸腹部大動脈瘤 ~定義・分類~

胸部から腹部にわたる大動脈瘤。一般的に大動脈瘤の存在する場所によって4つのタイプに分類します。手術方法に関しても、この4つのタイプによってそれぞれ置換範囲や体外循環の方法が異なります。

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