月別アーカイブ: 2015年11月

ステントグラフトによる治療~腹部大動脈瘤⑥~

以前のブログで記載した解剖学的条件は大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン(2006年改訂版)から一部改変したものです。数値は製品により異なります。正常部分が若干短くても適応できる製品や、屈曲に強い製品など各企業製品には特 … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~腹部大動脈瘤⑤~

適応基準を簡単に説明すると、動脈瘤の前後に正常な部分が充分あること、屈曲、蛇行が強くないことです。動脈瘤の前後に良い血管がないとステントグラフトの固定が悪く、せっかくステントグラフトを入れてもすき間から血液がもれ(エンド … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~腹部大動脈瘤④~

一般的な腹部大動脈瘤ステントグラフト治療の適応基準は以下の通りです。 身体的な適応基準として 過去に開手術の既往があり、癒着により手術が困難と予測される場合。 心疾患、呼吸器疾患、脳血管疾患等のため開腹手術が危険と判断さ … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~腹部大動脈瘤③~

今後もますます技術が進歩し成績が向上することが期待されます。ただし、手術治療が50年以上の歴史があるのに比べて、現時点でのステントグラフト治療の歴史は10数年程度であり、20年、30年といった長期の成績は不明です。また、 … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~腹部大動脈瘤②~

権威ある医学雑誌Lancet誌にも腹部大動脈瘤の前向き比較試験で、術後四年間での動脈瘤関連死は外科手術よりもステントグラフト治療の方が有意に低いことが証明されています(Lancet 365: 2179, 2005)。10 … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~腹部大動脈瘤①~

1990年にアルゼンチンのパロディ医師によって始められた自作ステントグラフト治療は、欧米では2000年ころから数々の企業製品が出現し、成績も飛躍的に向上しています。日本では2007年から欧米の企業製腹部大動脈ステントグラ … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~治療の判断~

ステントグラフト治療と手術治療とバランスよく行っている施設での診断、治療が必要です。 手術治療のみ行っている施設であれば、一般にステントグラフトが良いであろうと思われる例でも、手術を勧められる場合があります。同様にステン … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~川崎大動脈センターでは~

川崎大動脈センター/血管内治療部門は、専門の大動脈外科医・放射線科医・循環器内科医・臨床工学士によって構成しており、診断から治療まで一貫した方針により適切な治療を行います。

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ステントグラフトによる治療~合併症~

特有な合併症として、エンドリーク(動脈瘤内に血流が残ること)、ステントグラフトの移動などが稀にみられることがあります。言い換えれば、治療したはずの大動脈が拡大・破裂する危険性もゼロではありません。そのため、治療後もCT等 … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~ステントグラフトとは~

ステント:心臓カテーテル治療などで使われる金属製の骨格でできた筒状のバネ グラフト:合成繊維でできた薄い人工血 ステントグラフトとはステントといわれる金属でできたバネの部分をグラフトと言われる人工血管で被覆したものです。 … 続きを読む

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