Chiengmai大学にて2件のステント抜去の胸腹部をやってきました。
ステントを入れた血管外科の先生も参加したいということで、一緒に手術をしました。
胸腹部を含む左開胸アプローチはステントのリカバリーショットとして必須のテクニックだと思います。
多くの施設では左開胸に自信がなく、ステント後の再拡大や感染に対して経過観察するしかない、治療が遅れて状況がさらに悪くなるということが多いように思います。
適正な治療適応のためには、治療の選択肢を十分に持っていることが前提だと再確認しました。
我々にはさらにKawasaki Aortic Surgeryを広める使命があるようです。

川崎大動脈センターでは、2024年12月から新たな試みとして当センター医師を年単位でタイに派遣しKAS: Kawasaki Aortic Surgeryを普及するprojectを開始しています。
詳しくは国際研修活動ページをご覧ください。