胸腹部大動脈瘤

胸腹部大動脈瘤の診断は、健康診断などでのレントゲン写真や超音波検査などで指摘される事もありますが、最終的にはCT検査でおこないます。手術には造影剤を使用する造影CT検査が必要となりますが、より侵襲の少ない単純CT検査でも大まかな診断は可能です。

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Drucker

ここ数年のドラッカーブームにより、俄にドラッカーにかぶれた人生の諸先輩方から「君にとって顧客とは誰だね」と、どこかで聞いたようなセリフを投げかけれる事がしばしばある。私はそんな時、うんざりしながらも、ドラッカーが「品性」について述べていた事を思い出す。

「経営者がなさねばならない仕事は学ぶことができる。しかし、学んで学び得ることではないが、経営者がどうしても身につけていなければならない資質がひとつある。それは天才的な才能などではなくて、実にその人の品性である」

「品性」を、東洋的に「徳」と換言したほうが個人的にはシックリとくる。
私は経営者の器ではない。しかしながら、例えばドラッカーかぶれの先輩諸氏に「徳」が備わっているか否か…。それは若く未熟であっても感じ取ることができるものだ。

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大動脈ステントグラフト(1)

大動脈瘤を治療する方法は、①開胸や開腹手術による直接的な人工血管置換術と、②血管内治療の2つに分けられます。その血管内治療の具体的な方法がステントグラフト治療です。

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大動脈解離とは

大動脈解離とは、一言でいうと血管の壁が裂けてしまう病気です。
裂けてしまうといっても、イメージがつきにくい方もいらっしゃるかと思いますの
で、大動脈の壁の構造からお話していきます。

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胸部大動脈瘤

胸部大動脈瘤って聞いたことありますか?一言で胸部大動脈瘤と言っても動脈瘤ができる部位に応じてそれぞれ病名がついています。大動脈基部拡張症・上行大動脈瘤・弓部大動脈瘤・下行大動脈瘤といった具合です。

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同じ釜の飯

もう40年の付き合いになる後輩がいる。大学時代からの付き合いで、当時はラグビー部で彼の尻を5年間押し続けその後、同じ病院で外科医として育った。30年の付き合いの先輩もいる。彼とは同じ病院で4年間手術をしまくった。また、私が30代の時に1年間研修医として面倒をみた医者がいる。ここのところ、不意に彼らに電話をして、手術を手伝ってもらう機会があった。3人とも私の突然の電話にいやがることもなくすぐに飛んできてくれて、手術を手伝ってくれた。
通常、外科手術は2、3人で行われるが、手術の間は張りつめたある緊張の時間を共有することになる。特に大動脈外科の長い手術は、小説に例えると動脈瘤切除を迎える準備段階は序章、最も緊張しまた、手術の醍醐味でもある瘤切除、人工血管置換は小説のクライマックスともいえる。人工血管に置換した後は、止血、閉創となり、手術も最終段階、終章となる。手術に参加したものは、このストーリーを共有し、同様に興奮し、その出来上がりに感激する。何十件、何百件もの手術を一緒にやっていると、手術中は何も会話がなくとも相手の人間性、持ち味が次第に分かるようになる。そのことが、長い年月が経っても昔通りの付き合いを可能にしているものと思う。
当院の大動脈外科を志す医師の中には、配偶者よりも長く時間を過ごす仲間がいるものがいる。きっとその仲間とは終生の付き合いとなるに違いない。

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胸腹部大動脈瘤

胸腹部大動脈瘤は、他の大動脈瘤と同様に、徐々に径の拡大が進行するために、症状がないことがほとんどです。しかし、いざ破裂すると症状は重症で、激しい痛みや呼吸苦、意識障害などを起こし、突然死することもあります。肝心なのは早期発見と治療です。

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ACUは眠らない

それにしても、毎日毎日手術が続くものである。
おまけに、緊急手術がひっきりなし。
今日はついにIVR科(ステント治療など、血管内治療を専門に扱う)の医師がドクターカーで小田原まで患者を迎えに行った。患者は腹部大動脈瘤の破裂であり、当院到着と同時に無事ステント治療が行われ救命できた。
写真は夜中の1時のACUである。医師は4名、看護師は6名で16人の患者を守っている。

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ゲーテ

最近、ゲーテを読み始めた。しかし、まったくわからない。ストレス解消に漢詩を読む。むしろこっちの方がわかりやすい。やはり、東洋人には東洋文化がわかりやすいのか・・。そもそも、なんでゲーテを読み始めたかというと、私もそろそろゲーテでしょう・・という全く曖昧なモノ、やはり動機が問題だったのだ!というわけで、ゲーテ撤退。

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ドクターカーが出動していました

今日、外出しようとしたらドクターカーが出動していました。最近、川崎大動脈センターでは大動脈瘤の患者の方を連携先の病院までお迎えに行くことが増えてきているようですね!

川崎幸病院にはドクターカー以外に、多くの救急車が毎日きています。できるだけ多くの方々を助けたいと医師、看護師、コメディカル、関係スタッフ一同頑張っています。

 

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