尾﨑医師の現地レポート⑧inタイ

Nakhon pathom hospitalという病院で基部弓部置換後の基部感染性仮性瘤に対してredo基部置換をしてきました。呼んでくれたDr Bomは7年前にKACに見学に来ており、今は上記病院でChiefとなっています。

彼は大動脈手術に時間がかかってしまうことを悩んでいると言っていましたが

「手術は運転と似ている。無理に飛ばせば事故る、正しい道を行き目的地に着くのが一番大切だし、それを続けていれば、クオリティを伴って時間も早くなりますよ」

と話しました。道の行き方を広めるのが我々の使命の一つだなと思っています。


川崎大動脈センターでは、2024年12月から新たな試みとして当センター医師を年単位でタイに派遣しKAS: Kawasaki Aortic Surgeryを普及するprojectを開始しています。
詳しくは国際研修活動ページをご覧ください。

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