動脈硬化症とは文字通り「動脈が硬くなること」です。
動脈は単に血液を運ぶだけではなく、状況に応じて心臓に押し戻すなど、ポンプのように効率よく血液を運ぶ作業を行っています。
そのため、動脈はとてもしなやかで、簡単に破れたり詰まったりしない、強さと弾力性を備え持っています。
動脈硬化になると、動脈が硬くなるので、その特性であるしなやかさが失われます。
そのため血液をうまく送り出せず、心臓に負担をかけてしまいます。
この動脈硬化を促進する原因:喫煙、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などをもっている方は、大動脈疾患になる可能性が高くなります。