大動脈瘤の手術~人工血管置換手術

基本的に大動脈瘤の手術では、大動脈の“こぶ”の部分を切除して人工血管に置き換える「人工血管置換手術」を行います。

人工血管は以下のことを考慮して製造されており、研究もさかんに行われています。

  1. 宿主との生体適合性が良く、毒性、発ガン性、抗原性がない。
  2. 生体内で劣化しにくく、丈夫である。
  3. 感染に抵抗性である。
  4. 滅菌と保存が容易である。
  5. 種々のサイズのグラフトがそろっている。
  6. 操作性が良い。
  7. 対処できないほどの血液の漏れが人工血管からない。
  8. 無血栓性である。
  9. 値段が高すぎない。

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