春のお彼岸に入りました。店頭に「ぼたもち」が並んでいます。
そもそも「ぼたもち」は、春には豊穣を祈り、秋には収穫を祈って神に捧げるもので、その後、仏教の影響でお彼岸に食べるものとなったそうです。
これを春に咲く牡丹(ぼたん)の花にちなんで牡丹餅と言ったのですが、秋には アンコの色が、秋に咲く紫色の萩(はぎ)の花に似ていることから「おはぎ」と 言うようになったそうです。
というわけで、春のお彼岸は「ぼたもち」、秋のお彼岸は 「おはぎ」なんですね。