ステントグラフトによる治療~腹部大動脈瘤④~

一般的な腹部大動脈瘤ステントグラフト治療の適応基準は以下の通りです。

身体的な適応基準として

  • 過去に開手術の既往があり、癒着により手術が困難と予測される場合。
  • 心疾患、呼吸器疾患、脳血管疾患等のため開腹手術が危険と判断される場合。

解剖学的な適応基準として

  • 腎動脈下腹部大動脈瘤
  • 腎動脈下大動脈に正常大動脈15mm以上
  • 60度以下の屈曲
  • 総腸骨動脈の拡大15mm以下
  • 腸骨動脈の正常部分の長さが10mm以上

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