川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色2

  • 複合手術を必要とする高難易度の大動脈手術

大動脈解離大動脈瘤の合併、あるいは冠動脈疾患・弁膜症等の心疾患の合併など、複合手術を必要とする患者さんにも対応しています。

 

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川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色1

  • 開胸・開腹手術/ステントグラフト治療の両者に対応

大動脈の手術は、患者さんの状態と病状を考慮して、開胸・開腹手術かステントグラフト治療かの選択を適切に行っています。両者とも国内最多の実績を持ちます。

 

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川崎大動脈センターの特色

私どもの特色は、心臓外科医、看護師、麻酔医、体外循環技師を、大動脈診療に多くの実績を持つメンバーで構成しており、大動脈疾患診療を専門におこなっております。

主な診療対象は大動脈瘤・大動脈解離であり、特に、これまでの心臓外科施設では手術成績が不良であった胸部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、急性大動脈解離を中心とし、また、高齢者や臓器合併症を合わせ持つ重症症例を積極的に扱い、良好な成績を上げています。緊急症例に対しても、迅速な対応ができるシステムをとっており、24時間、患者受け入れおよび緊急手術に対応しております。

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診療の流れ(手術後の生活)について

手術終了後は川崎大動脈センター集中治療室に戻ります

当センター集中治療室(ACU: Aortic Care Unit )は日本で唯一の大動脈疾患治療の専用ユニットです。全国より集まった大動脈疾患看護のエキスパートである専属看護師が担当します。手術の当日または翌日に人工呼吸器をとりはずします。したがって、翌日の面会時間には、ほとんどの患者さんはお話ができます。翌々日には食事とリハビリがはじまります。腹部大動脈瘤は約1週間、胸部大動脈瘤は約2週間、大動脈解離は約3週間の専門リハビリテーションをおこないます。

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診療の流れ(手術)について

手術当日は朝9時より手術がはじまります(一部の手術は午後から始まることがあります)。手術中は御家族の方は患者家族控え室でお待ちいただきます。手術時間は目安として、腹部大動脈瘤が約1-2時間、上行・弓部大動脈瘤が約5~7時間、遠位弓部・下行大動脈瘤が約3~5時間、胸腹部大動脈瘤が約6~8時間です。手術室では麻酔や準備の時間もありますので、手術が終了して患者さんが実際に手術室から戻る時刻は、腹部大動脈瘤が午前12時ころ、上行・弓部大動脈瘤が午後4~6時ころ、遠位弓部・下行大動脈瘤が午後2-4時ころ、胸腹部大動脈瘤が午後5~7時ころとなります。
手術が終了しましたら、担当医より手術内容についての説明をさせていただき、その後、面会をしていただきます。

 
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診療の流れ(入院)について

入院は原則として手術の2~3日前にしていただきます。手術に必要な検査はすべて外来時におこなっています。手術の当日に担当医より、もう一度、手術についての説明をいたします。

 
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診療の流れ(外来)について

外来では、検査や画像にもとづいた正確な動脈瘤の診断をおこないます。まず、初診時に血液検査、呼吸機能検査、CT検査(すでに他の医療機関でCTを撮影された方はおこなわない場合があります。)等の検査をおこないます。
その後、担当医による診察があります。全てのデータをもとに、大動脈瘤の有無、程度、治療方針などをお話します。手術が必要と診断された方は、ご家族・ご本人と相談のうえ、ご希望の入院日・手術日を決定します。また、担当医より手術方法や手術の危険性について説明をさせていただき、これについての質問にお答えします。
このすべてのプロセスを外来日一日でおこないます。外来に要する時間は、すべての検査が、およそ2時間、治療方針の説明(担当医との面談)が、一人あたりおよそ1時間です。

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私どもの特色

私どもの特色は、心臓外科医、看護師、麻酔医、体外循環技師を、大動脈診療に多くの実績を持つメンバーで構成しており、大動脈疾患診療を専門におこなっております。

主な診療対象は大動脈瘤大動脈解離であり、特に、これまでの心臓外科施設では手術成績が不良であった胸部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、急性大動脈解離を中心とし、また、高齢者や臓器合併症を合わせ持つ重症症例を積極的に扱い、良好な成績を上げています。緊急症例に対しても、迅速な対応ができるシステムをとっており、24時間、患者受け入れおよび緊急手術に対応しております。

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正確な診断と適切な治療が可能です

大動脈瘤の診断はCT検査によって行います。また、治療方針の決定(治療が必要かどうか? 治療が必要ならばどのような治療が可能か?)もCT検査の結果で解ります。いずれの場合にも、ひとりひとりの患者さんの状態を正確に診断して、ひとりひとりの患者さんの病態に合った最善の治療法を選択していきます。

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大動脈解離(解離性大動脈瘤)って何??③

大動脈は心臓から始まり、全ての臓器に分枝血管を出して血液を供給しています

大動脈に解離がおこると、いずれ分枝血管に血液が流れなくなり、臓器の血流障害(虚血)がおこります。血流障害のおこる場所によって、例えば、心臓の虚血は心筋梗塞、脳の虚血は脳梗塞、腎臓の虚血は腎不全、腸管の虚血は腸管壊死、などなど、致死的な合併症を引きおこし、高い死亡率を呈します。このような動脈解離に対しては緊急手術で対応する以外ありません。

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