一口に大動脈瘤といっても、発生する場所や形によりさまざまです

腹部にできる腹部大動脈瘤、胸部にできる胸部大動脈瘤、胸部から腹部にまたがってできる胸腹部大動脈瘤などがあります。動脈瘤は血管の老化現象である動脈硬化が原因となるばあいがおおいといわれています。つまり、歳をとるとだれでもこの病気になる可能をもっているのです。とくに、動脈硬化を促進する原因:喫煙、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などをもっている方は可能性が高くなります。

 

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どうやって動脈瘤を発見すればよいのでしょうか

これには、大動脈瘤の治療実績がある医師を受診し、胸部および腹部のCTを撮影し、大動脈に異常がないことを確認するのがよいでしょう。腹部大動脈瘤などは腹部超音波検査などで発見されることがありますが、正確な大きさの診断にはやはりCT検査が不可欠です。無症状の大動脈瘤が発見されれば、大動脈瘤破裂による突然死が大幅に減少することになるでしょう。

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手術の概要(大動脈弁疾患)

通常の弁膜症に対しては人工弁置換をおこないます。狭小弁輪に対しては弁輪拡大をおこなう他、上行大動脈拡大を伴うものに関してはcomposite graftによる置換をおこなっています。

 
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川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色5

  • ステントグラフト治療不成功例に対する根治的大動脈手術

過去に大動脈瘤に対してステントグラフト治療を行ったにもかかわらず、病状が進行し、再治療が必要となった患者さんに対する根治手術を行っています。

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川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色4

・再手術・再々手術等の困難症例に対する手術

過去に心臓手術や大動脈手術を受けた患者さんに対する大動脈の再手術、あるいは再々手術にも対応しています。

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川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色3

・超高齢者・ハイリスク患者に対する大動脈手術

90歳以上の超高齢者あるいは透析患者さんや脳梗塞等、重症合併症のある患者さんに対する大動脈手術を行っています。

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川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色2

  • 複合手術を必要とする高難易度の大動脈手術

大動脈解離大動脈瘤の合併、あるいは冠動脈疾患・弁膜症等の心疾患の合併など、複合手術を必要とする患者さんにも対応しています。

 

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川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色1

  • 開胸・開腹手術/ステントグラフト治療の両者に対応

大動脈の手術は、患者さんの状態と病状を考慮して、開胸・開腹手術かステントグラフト治療かの選択を適切に行っています。両者とも国内最多の実績を持ちます。

 

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川崎大動脈センターの特色

私どもの特色は、心臓外科医、看護師、麻酔医、体外循環技師を、大動脈診療に多くの実績を持つメンバーで構成しており、大動脈疾患診療を専門におこなっております。

主な診療対象は大動脈瘤・大動脈解離であり、特に、これまでの心臓外科施設では手術成績が不良であった胸部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、急性大動脈解離を中心とし、また、高齢者や臓器合併症を合わせ持つ重症症例を積極的に扱い、良好な成績を上げています。緊急症例に対しても、迅速な対応ができるシステムをとっており、24時間、患者受け入れおよび緊急手術に対応しております。

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診療の流れ(手術後の生活)について

手術終了後は川崎大動脈センター集中治療室に戻ります

当センター集中治療室(ACU: Aortic Care Unit )は日本で唯一の大動脈疾患治療の専用ユニットです。全国より集まった大動脈疾患看護のエキスパートである専属看護師が担当します。手術の当日または翌日に人工呼吸器をとりはずします。したがって、翌日の面会時間には、ほとんどの患者さんはお話ができます。翌々日には食事とリハビリがはじまります。腹部大動脈瘤は約1週間、胸部大動脈瘤は約2週間、大動脈解離は約3週間の専門リハビリテーションをおこないます。

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