診療の流れ⑤~リハビリ-腹部大動脈手術の場合<当日>

手術室で目がさめます。
呼吸のための口の管を抜き、一般病室にもどります。
腹部の創はつよい痛みがあります。
このため、呼吸が浅くなりがちですが、がんばって、大きな呼吸をして、痰をだすようにしてください。

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「普通」とは?

「普通」ってどういうことをいうのでしょうか。

辞書では
[名・形動]特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。「今回は―以上の出来だ」「―の勤め人」「朝は六時に起きるのが―だ」「目つきが―でない」
となっています。

よく「変わっているね」と言われます。
同じ人がいても困りますが、変わっているとは誰と比較しているのでしょうか?
「普通の人、変わっていない人」のモデルでもいるのでしょうか?
同じ人なんているはずがないのに。だから面白いのに。

昔はそう言われることが嫌でしたが、最近では個性的ということで嬉しく思っています。

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診療の流れ⑤~リハビリ-腹部大動脈手術の術後

腹部大動脈手術の術後入院期間は、およそ10日間です。
手術創は自然に吸収される糸で縫合されていますので、抜糸の必要はありません。
また、体をうごかしても手術で吻合した部分が問題となることはありません。
できるだけ早く体をうごかし、リハビリを進めることで、体の回復が促進されます。

縫合しているところを見たことがありますが、先生はとっても丁寧にきれいに器用に、針と糸を扱います。
あんなに広がっていた傷口も、みるみるうちに閉じていきます。
その手術をしても、数日で動けるようになる人間の体は本当に不思議です。

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診療の流れ⑤~リハビリ-胸部大動脈手術の場合<リハビリが始まったら>

ハビリが始まったからといって、安心は禁物です。
呼吸練習、歩行練習をつづけ、早期退院を目指してください。
大動脈・心臓の手術の後は、“大事をとって休養”と考えがちですが、日中もベッド上という生活は回復を遅らせることになります。
昼間はできるだけイスに座るような生活を心がけてください。
手術からの回復は直線的によくなっていくものではありません。
たとえば、3日目まではよくなったのに4日目になったとたん、食欲はなくなるし、夜は眠れず、このままどんどん悪くなっていくような気がすることがありますが、それは回復過程ではしばしばあることです。
それまでのリハビリを含めた生活を維持するようにしてください。1~2日で体調はよくなってきます。
自宅に退院した後も病院でおこなっていたリハビリを必ずつづけてください。
一日リハビリを怠ると、それまでのリハビリが無意味となり、急に体調が悪くなることがあります。
退院後の経過をみるために当センターの外来診察があります。
それまではしっかりとリハビリに取りくんでください。

3日坊主がダメなことは、4日目にやらなかったことではなく『5日目からまた始めなかったこと』。

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行かなかった道

行かなかった道
Robert Frost(ロバート・フロスト)

黄色く染まった森の中で 道が二つに分かれていた
残念だが二つ道を行くことはできなかった
長い間立ち止まって
私は一方の道を眺めていた
下生えの中 曲がっている道を
どこまで続くかできるだけ遠くまで

それからもう一方の道を眺めた
同じくらい美しかった
こちらのほうが私の心を捉えた
なぜならそれは草に覆われ踏み均されていない道だったからだ
私がそこを通れば踏み均されてしまうわけだけど

二つの道は 同じ様に私の前に横たわっていた
誰の足跡もないままに
こんな風に考えていても もう同じ場所には戻って来ないだろうことも知っていた

溜め息とともに これだけは言える
遠い遠い未来のどこかで
森の中 道は二手に分かれている
そして私は、、、
そして私は 誰彼もが選ばない道を選んできたのだ
そのことが どれだけ大きく私の人生を変えたことかと

「決断」は毎日しています。
「あと5分寝るか、寝ないか?」
「昼食は洋食にするか、和食にするか?」
「どちらの仕事を優先するか?」
「どちらの家に引っ越すか?」
など、小さいものから大きなものまでどちらかを選ばなくてはならない場面は多くあります。
すぐ決められることもあれば、長い間悩むこともあります。
道を遠くまで見てみて、メリット・デメリットを考えたり、決断した後の自分を想像してみたり。

決断した後「もしあの時あっちの道を選んでいたら…」と思っても、元の道に後戻りすることはできません。
どちらの道を選んでも、選ばなかった道の事を思わないことはないのでしょう

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診療の流れ⑤~リハビリ-胸部大動脈手術の場合<1~3日目>

歩くのがやっとというところですが、頑張ってリハビリをすることにより、呼吸状態も安定して、全身の回復が促進されます。
術後は肺に痰がたまり、これをうまく排出しないと肺炎をおこす可能性があります。

これを防ぐためには、
 1.しっかりとした呼吸練習
 2.確実な排痰
 3.体をおこし座ること
 4.起立歩行
が欠かせません。

抗生物質はあくまで補助的なもので、肺炎の予防は患者さんの心がけしだいということもできます。

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診療の流れ⑤~リハビリ-胸部大動脈手術の場合<1~2日目>

点滴や、体に入っているいろいろなチューブが抜けてゆきます。
できるだけ、体を起こし、正しい姿勢で座るようにしてください。
ベッドサイドで立ったり、少し歩くこともしていただきます。
食事もこのころに始まりますが、はじめはうまく飲みこめませんから、気管に入らないように慎重に飲みこむようにしてください。

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猛暑がつづいています

暑い日が続いていますね。
少し外に出ただけで汗が流れます。

昨日は猛烈な暑さで、大気の状態が不安定になり、夕方には雷を伴い局地的な豪雨となりました。
一部地域では停電にもなり、暑い中、外で復旧を待つ人の姿をニュースで見ました。
考えただけで暑いです。

地球はどうにかなってしまったのではないかと不安になります。。

熱中症に気を付けて、クーラーと扇風機を上手に使って、猛暑を乗り切りましょう!!

ひまわりはいつも太陽に向かって咲いています。

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診療の流れ⑤~リハビリ-胸部大動脈手術の場合<1日目>

目がさめると看護師が気管内の痰を吸引します。
医師あるいは看護師が呼吸をするように指示したら、ゆっくり呼吸をしてください。
十分な呼吸ができれば、口のチューブを抜去します。
その後は、しっかりとした呼吸をこころがけ、自分で痰を出すように努力してください。

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二人で荷物を持つ

今日、道を歩いていたら、おじいちゃんとおばあちゃんが二人で一つの袋に入った荷物を持っていました。

荷物、軽くなりますよね。

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