空気が乾燥する冬、そろそろ風邪やインフルエンザが流行する時期になりました。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが体内に入り込むことによって起こります。 インフルエンザのウイルスにはA型、B型、C型と呼ばれる3つの型があり、その年によって流行するウイルスが違います。 これらのウイルスうち、A型とB型の感染力はとても強く、日本では毎年約1千万人、およそ10人に1人が感染しています。 インフルエンザにかかっても、軽症で回復する人もいますが、中には、肺炎や脳症などを併発して重症化してしまう人もいます。
~インフルエンザから身を守るために~
- 外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
- 十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
- 予防接種を受けましょう。流行するウイルスの型は毎年変わるため、毎年、接種することが望まれます。
- 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下しますので室内では加湿器などで適度な湿度を保ちましょう。
- 不要不急のときはなるべく、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
もし、急に38度以上の発熱が出て、咳やのどの痛み、全身の倦怠感を伴うなどインフルエンザが疑われる症状が出た場合には、早めに受診しましょう。
川崎幸病院では、インフルエンザの流行に伴い、感染対策の強化実施に努めております。