気温の低下は危険因子です

お彼岸を過ぎるとグンと気温が下がって身体の血管にダメージを与えやすくなります。

大動脈瘤は、動脈硬化などで大動脈の血管の壁が弱くなり、そのため壁の一部がコブ状に膨らむ病気です。気温の急激な低下によって血管が収縮すると、血管の壁に圧力がかかりやすくなります。高血圧の人はなおさらです。

大動脈瘤破裂、あるいは、血管の壁が縦に裂けてそこへ血流が流れ込む大動脈解離の発症に季節性はないとは言われていますが、季節の変わり目に体調を気を付けるに越したことはありません。

ザ・ドリフターズの加藤茶さんも、2006年の秋に、大動脈解離で緊急入院して手術を受けました。

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