昨日、KACとSiriraj HospitalのMOU締結、KACとSTST(The Society of Thoracic Surgeons of Thailand)とのMOU更新、さらに私の一年間の滞在に対するセレモニーが行われました。
山本先生にはKACの始まりの歴史をご紹介いただき、大島先生からはKACの概要および成績についてご講演いただきました。
また、LIVEケースではre-3R(腎動脈上での吻合)を施行し、普段は見学に来られないドクターにもKACの手術を共有する機会となりました。
すべてのセレモニーが滞りなく終了し、今後の協力関係をこれまで以上に強固なものにできたと感じています。
お互いに良い点を学び合いながら、アジア、そして世界の大動脈治療に貢献できると強く実感した時間でした。
我々の一つ一つの取り組みが、確かに歴史をつくっているのだと思います。
不安もありましたが、タイのドクターやスタッフとの協力、そして何よりKACからのサポートに支えられ、勇気づけられ、この一年を走り抜くことができました。本当にありがとうございました。
川崎大動脈センターでは、2024年12月から新たな試みとして当センター医師を年単位でタイに派遣しKAS: Kawasaki Aortic Surgeryを普及するprojectを開始しています。
詳しくは国際研修活動ページをご覧ください。








