大動脈瘤には症状がない?

大動脈瘤の症状は、大きさやできた場所によって異なりますが、症状のないことが多いです。

胸部大動脈瘤は、健康診断などでたまたまレントゲン検査を受けたとき、大動脈が拡大しているのがわかり、初めて診断される場合が多かったりします。
全てがそうだというわけではなく、大動脈瘤が拡大してくると圧迫による症状がでてくることもあります。
腹部大動脈瘤の場合も症状のないことが多く、たまたま触ってみて脈をうつ“こぶ”に気付くことも。

破裂する前は無症状な場合が多いのですが、破裂すると激しい痛みを生じます。
胸部大動脈瘤が破裂したときは胸や背中の痛み、腹部大動脈瘤が破裂したときは腹痛や腰痛や腹がいっぱいになった感じ(膨満感)が必ず起こります。

症状がないのが大動脈瘤の特徴であり、危険な点です。
規則正しい生活習慣を心がけて、年に1度必ず健康診断を受けましょう!

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