大動脈瘤には破裂するまでほとんど症状がありません。
早期に発見するために、エコーやCTなどの定期的な検査を受ける事が大切。
胸部大動脈瘤は自覚症状がなく大きくなる場合が多くあります。
動脈瘤が大きくなり、周囲の組織が圧迫されるようになって初めて症状が現れます。
例えば声帯を支配している神経を圧迫した場合はしわがれ声になり、気管を圧迫すると呼吸困難になり、食道を圧迫すると食べ物を飲み込むことが困難になります。
腹部大動脈瘤は腹部の拍動感に気づいたり、おなかに拍動性腫瘤を感じられることがあります。
動脈瘤が小さかったり、肥満でおなかに脂肪がたまっていたりする場合は分からないこともあります。
また、体の深部や主に腰に鈍痛を感じることがあります。
アレ、もしかして?となる前に、検査を受けるようにしていきましょう。