外来に来られる方で、事前に調べられてきている方は
「ステントグラフトでの治療を希望したい」とお申し出頂きます。
ステントグラフト内装術を受けることのできる患者さんは以下の条件に
当てはまっている必要があります。
■ステントグラフトを運搬する経路となる大腿動脈および腸骨動脈が、運搬用カテーテルの挿入に適した状態であること
■ステントグラフトを固定する健康な大動脈部分が、以下4つの状態であること。
①長さが一般に15mm以上あること。
②外径が18mm程度 以上28mm 程度以下であること。
③動脈瘤のある大動脈部分との角度が60度以内であること。
④腎動脈より上の部分の大動脈との角度が45度以内であること。
■ステントグラフトを固定する部分の腸骨動脈の長さが10mm より長く、外径が7.5~20mm 程度であること。
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要は
動脈瘤前後に正常な血管が充分あり動脈瘤の屈曲が強くない場合にステントグラフト治療が可能
ということです!
治療が可能かどうかは担当医に確認してみて下さいね。
ステントグラフトによる治療についてはこちら