2月6日(水)20:00〜
NHK『ためしてガッテン』
〜年間1万人!死に至る腰痛があったとは!?〜
◆川崎大動脈センター長/山本医師
◆整形外科/柳沢医師
が出演しました。
2月6日(水)20:00〜
NHK『ためしてガッテン』
〜年間1万人!死に至る腰痛があったとは!?〜
◆川崎大動脈センター長/山本医師
◆整形外科/柳沢医師
が出演しました。
胸腹部大動脈瘤の手術を行う手術室は、たくさんのスタッフと機材が必要です。
その為、他の分野の手術に比べ大きな手術室が必要になります。
当施設は、非常に広い大動脈手術専用の手術室を2室完備し、日々の手術を行っています。
ステントグラフト治療は全身麻酔下での手術ですが、低侵襲なので、比較的痛みも軽度で、翌日には食事もでき、術後5日から1週間で退院可能です。退院後も特に運動制限はありません。
また、当初、禁忌とされていたMRI検査(通常磁力の場合)も可能になりました。
先日毎年恒例の、学芸大学附属国際中等教育学校の5年生(つまり高校2年生)の生徒10人が、大動脈センターの見学に来ました。
ほとんどが医学部に進学する優秀な生徒さん達です。手術を見学してもらった後、いろいろな質問を受けました。何で医者になったのか、医者になって良かったこと、良くなかったこと、医者になるためには素養は必要かなどの話しから、「休みの日はなにしてるんですかァ?」という質問まで。その中で、「将来医学部に行きたいのですが、いまは何を勉強したらよいですか?」という質問に、「英語だね。僕は英語は得意だったけど、それでも留学では苦労したからね」と偉そうに答えました。帰り際、担任の先生から、「先生、あの子達はほとんどが帰国子女でnative speakerなんです・・」と言われ、とんだ赤っ恥でした。
NHK「ためしてガッテン」の収録がありました。
放送は2月6日(水)20:00~
◆「ためしてガッテン」次回放送予定
http://www9.nhk.or.jp/gatten/schedule/
放送後にまた報告します!
風邪を引いた。2年ぶりだ。咳がひどく夜も眠れない。若いときは一日寝れば完全回復していたのに・・。50歳を過ぎたら免疫力低下はテキメン。
そういえば、養生訓(貝原益軒)によれば、無理する前に養生と書いてあったっけ。よし、明日は無理をしないで病院を休もう!いや、無理をしないために、一週間くらいまとめて休もう。
いやいや、無理をしないために仕事も辞めて、のんびり暮らそう・・・。
胸腹部大動脈瘤の手術は、その術後治療も重要です。
他の手術以上に厳密な管理が必要であり、また特別な経験と知識を持ったスタッフの存在が重要になります。
当施設では ACU(大動脈集中治療室)を設置し、より専門的なケアを行っています。
当センターでは、大動脈瘤の部位、形態、全身状態を正確に評価し、従来の手術治療がよいのかステントグラフト治療がよいのかを専門チームで十分に検討し治療方針を決定しています。また、他の病院でステントグラフト治療が困難と診断された場合にも、ステントグラフト専門外来でオーダーメイドステント、手術との併用なども検討し、患者さんの相談に応じています。
胸腹部大動脈瘤の部分を置換するのに人工血管を用います。
たくさんの種類があるのですが、当施設では主にポリエステルとエラストマという合成ゴムに似た素材で3層にした人工血管を使っています。
耐久性にも優れていて、この手術に適した人工血管です。
大動脈瘤治療を行っている施設の中には、ステントグラフト治療だけを行い、従来の手術治療をほとんど行っていない施設があります。
治療方針がステントグラフトに偏ってしまうと、手術の方が良い場合にもステントグラフトを施行され、最悪の場合には再手術が必要となり、その手術は初回手術よりも困難になってしまうこともあります。
ステントグラフト治療と手術治療をバランスよく行っている施設で適切な診断・治療を受けることが大切です。