病床の祖父に届けた力投

6日の公式戦の試合の巨人ベンチに原監督の姿はなかった。

父の原貢氏が病に倒れ、午前に球団の判断でチームを離れた。貢氏は4日夕、心筋梗塞と大動脈解離を併発し、神奈川県内の病院に入院した。「監督が望んでいるのは勝利。チーム一丸となって戦おう」。代わりに指揮を執った川相ヘッドコーチは試合前、それだけを選手に告げた。

先発の菅野にとっても貢氏は祖父にあたる。叔父の原監督以上に、ある意味で影響を受けた野球人。

「僕にできることはしっかり投げて結果を出すこと。ここで変な投球をして負けるようなことがあれば、じいちゃんに怒られちゃう」

名古屋で勝った菅野投手は、試合後すぐお見舞いに直行したそうです。

 

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