大動脈解離~治療方針②~

手術適応の根拠

以下の死亡率が手術を行うかどうかの根拠となっています

死亡率 保存治療 手術治療
急性A型大動脈解離 55.9% 26.6%
急性B型大動脈解離 9.6% 32.1%

※つまり、保存療法(手術をしない)場合と手術治療を行った場合との死亡率を比較した場合、急性A型大動脈解離では手術治療の方が死亡率が低い(26.6%<55.9%)ので、手術治療となります。また、急性B型大動脈解離では保存治療の方が死亡率が低い(9.6%<32.1%)ので、保存治療となります。

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