高齢者や喫煙暦のある方は手術中や術後に呼吸器合併症を起す場合があります。この合併症の予防には、 1) 徹底した術前の禁煙と呼吸練習 2) 適切な体外循環法の選択 3) 術後早期離床と呼吸リハビリテーション が欠かせません。
当センターでは、外来での呼吸練習指導、呼吸機能に応じた補助循環の変更、術後の看護師・理学療法士による徹底した呼吸リハビリテーションにより、高度呼吸機能障害を持つ患者さんの手術においても術後の呼吸器合併症が格段に減少しました。