要請があった場合 Doctor Carって立派な専門救急車で お迎えにいくんですよ。電話受けて10分もかからないですね、出発までに。
先日も 急性大動脈解離の方をお迎えにいきました。
24時間365日稼働しています。
大動脈センター医師が同乗し、紹介元病院から川崎幸病院大動脈センターまで患者搬送を行います。
No refusal policy! 受け入れ要請は断りません!
要請があった場合 Doctor Carって立派な専門救急車で お迎えにいくんですよ。電話受けて10分もかからないですね、出発までに。
先日も 急性大動脈解離の方をお迎えにいきました。
24時間365日稼働しています。
大動脈センター医師が同乗し、紹介元病院から川崎幸病院大動脈センターまで患者搬送を行います。
No refusal policy! 受け入れ要請は断りません!
最近はクールビズとか、スーパークールビズとか言うらしいが、僕は昔からスーパークールビズ。
そもそもヨーロッパと違って日本は亜熱帯なんだから、背広ネクタイは不合理。
そんなわけで僕は病院内では年中手術着だし、5月の連休から9月まではいつも半ズボンに開襟シャツで過ごす。
年に数回、スーツを着ることもあるが、今年はまだ一度もネクタイをしていない。
だから近所の人からはきっと「職業不詳」と思われているに違いない。
仕事?大動脈瘤の手術をする医者です。
10月にスペインで行われるヨーロッパ胸部外科学会に応募してみたところ、演題を採択していただくことができました。
急性および慢性のB型大動脈解離の治療方針についてのセッションでの発表です。
7分の発表と、それに続く8分のdiscussion。
しかも英語で(ー_ー;
どこまで通じるかわかりませんが、全力で頑張ってきます。
大動脈瘤って、いろんな動脈におきるんです。
胸部大動脈にも、手足の動脈にも。
もちろん腹部の大動脈にも大動脈瘤はよくできるんです。
わたしの最も尊敬するアインシュタインと司馬遼太郎も、たまたまですが、腹部大動脈瘤破裂で亡くなっているんです。
当時は大変だったんでしょうが、いまはとても安全に治療ができる病気です。
特に早期発見すれば何も怖くないんです。
この仕事をしていて、尊敬する方々とつながっているようで、なんだか身の引き締まるおもいです。
ちょっと堅い話でしたかね。
昔から物持ちが良い。
服なども10年は着ているものがほとんど。特に、高校生の時に買ったNorth Faceのダウンベストは今もほころびを直しながら現役で使っている(36年目)。
車も最低10万キロは乗る。
基本的に新しい物より古い物を直し直し使うのが好きだ。
先日職場で使っているプリンターが壊れた。病院に修理を依頼したら、新しいのが届いた。買い換えた方が安いらしい。
大動脈瘤の治療は、古くなったり壊れた水道管の工事と同じコンセプトだ。
病気になった大動脈を新しい人工血管に交換する修理作業である。
人間の体は故障したからといって丸々交換するわけにはいかないからね。
先日、ある会合で「先生のところは緊急の大動脈の手術が多いから大変でしょう」と数人の心臓外科医から言われました。
私は、『全く大丈夫です。うちの若い連中は、待ち構えてますから。』と答えました。
自分が若い時、1年中待っていたのと同じ状況がここにはあるので、安心しています。
一般の病院で「大動脈瘤です」と診断を受けた方、川崎幸病院<大動脈センター>へお問い合わせください。
「丁寧な大動脈診療」を実施しておりますので、安心してください。
先日、日曜日にいつも通り15時くらいまで仕事をして、15時半に病院を出て、帰り道遅めの昼ご飯にラーメンを頼んで、席に着いた瞬間に、急患のコール。
ラーメンかきこんで、救急外来へ直行。
A型急性大動脈解離の患者さんでした。
そのまま同日緊急手術。
そして手術は無事終了。
術後のリハビリも頑張っていただいて、一日も早く退院できるとよいです。
大動脈瘤の診断って、一般の医療関係者でも 実はあんまり浸透してないんですね。
先日大学の友人から ”胸部レントゲンで 胸部大動脈解離や大動脈瘤って診断できるん?”とmailをもらいました。
胸部レントゲンで まず疑わしい影があったら、とにかくすぐ CT検査ですね。それでほとんどわかります。
「自分は大丈夫だろうか…?」などとご心配の方がいらっしゃいましたら、川崎幸病院 大動脈センターへお問い合わせください。
先週、大動脈解離の手術を2件行った後、幸病院の新入職員歓迎会に行った。
ホテルの会場は満員!ウチの病院のこの手の会はいつも若い人がわんさかいて、食べ物がすぐに無くなってしまう。
まず、立食の列に並んで食べ物を確保しなければ・・と思っていても、ついついグラス片手に話し込んでしまい、気が付くと美味しい物は跡形もなく消えている。
結局、今回も帰り道にコンビニで焼きそばを買って帰る羽目となった。
先日、バリ島で開催されたアジア心臓血管外科学会に参加してきました。
発表の内容は、「The Use of Left Heart Bypass in Thoracoabdminal Aortic Aneurysm surgery: Contemporary Outcomes in 200 Patients」ということで、当院で行っている左心バイパスを用いた胸腹部大動脈瘤手術についてまとめた内容でした。
初めての国際学会での発表で、しかも英語で発表ということで緊張しましたが、無事発表を終えることができました。
座長のインドネシア人の先生と、腹部分枝再建の方法について意見交換をしました。僕の怪しい英語でどこまで伝えられたかはわかりませんが(笑)
どこの国でも、問題となることは同じなんですね。
今後も精進あるのみです。