人は一人では生きられない。

人は一人では生きられない。

「昨日と今日で言っていることが違うよ」と言われた時にわかった。

人は時によって考えることが違う。
(もちろん、自分の核みたいな考えの基本となるものはあるから、大元はぶれない人が多いと思いますが)
自分はそのことに気付いていなくても、考えが“ぶれ”るときがある。その“ぶれ”は周りの人に害となることもある。
その“ぶれ”を正してくれるのは周りにいる人。
「昨日はこういってたけど、今日は違うこと言っているよ」と。

例えば、お父さんとお母さんで言っていることが違うと、子供はどっちを信じたらいいのか迷ってしまう。
二人の“ぶれ”をできるだけ少なくするために話す。それでも“ぶれ”ている時はそれについて話して、その“ぶれ”をなくしていく。

そのために人は一人では生きていないんだと思った。
お互いに支え合うということはそういうことなんだと思った。

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“いま”を生きるために。

昔言われてはっとした言葉があります
「あなたは私には絶対になれない。でも私もあなたには絶対になれない」

それと同じように、さまざまな病気があり、それを診断するのは医者です。
自分ではありません。
「きっと●●だろう」「いつも▲▲だから、今回も▲▲だろう」などと自分の症状を自分で診断してしまっていませんか?
その症状はもしかしたら大きな病気につながるものかもしれません。そしてどんな病気も、早期に発見すれば早期に治療が開始できるのです。

川崎大動脈センターには大動脈治療の専門施設です。
(何度も言いますが・・)大動脈疾患は早期では症状がでないことが多くあります。それは逆に言うと症状が出てからでは病状がかなりすすんでいるかもしれないということです。
いつか・・ではなく、“いま”ご予約を!
℡:044-544-4611(川崎幸病院代表)

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(営業の)基本~相手の立場になって考えること、話すこと

営業の基本は相手の立場になって考えること、ごもっともである。
しかし、これは営業に限ったことではない。電話でも相手の立場に立って話すことが重要だ。
ちょっと作り話をしよう。外出中に病院から電話がある。当直医からの連絡だ。
「先生、いまよろしいですか?山田さんと言って、68歳の男性なんですが、青森の県立病院からもともと紹介になった患者なんですが・・」
「それで?」
「手術は2週間前に大動脈置換手術を行って、翌日特に問題なく呼吸器を外したんですが・・」
「それで?」
「食事は3日目から始まりました。特に問題なくできていました・・」
「それで?」
「昨日まで家族もこちらにいたんですが、今日青森に帰ったんですが・・」
「それで?」
「今朝がたから食後に咳が出るようになってきて、レントゲンを撮ったんですがレントゲンでは特に異常がなくって・・」
「で?」
「昼の食事も普通にできていたんですが、夜の食事の後から呼吸困難感が出るようになってきて・・」
「で、で?」
「先ほどから呼吸状態が悪化してきて、そのあと呼吸が止まってしまって、いまから挿管しようと思うのですが・・来てもらえませんか?」
「!!!」。
これを車の運転中に聞かされる方はたまったものではない。電話を受けている相手のことを考えてみよ。
まず、「先生、呼吸停止で挿管の必要な患者がいるのですぐ来てください!」これで終わり。あとは病院についてから話せばよいことだ。

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大動脈解離の手術成功~2008年加藤茶さん

2008年、タレントの加藤茶さんが「大動脈解離」の約10時間に及ぶ手術を受け成功されました。
その時のニュースです↓
http://oisha.livedoor.biz/archives/51140133.html

大動脈解離は、簡単にいうと、大動脈の血管壁が裂けている状態です。
裂けているといっても、破れているわけではありません。血管壁の内側の膜に亀裂ができ、内側と外側の膜の間に血液が流れ込んだ結果、血管を2重構造にしてしまうのです。

加藤茶さんは日頃の食生活(過度に脂っこい料理を毎日のように食べていたとの事・・・)が原因で、心筋症→ステント手術→また元通りの食生活に戻り→大動脈解離をひきおこしたようです。

大動脈解離は“動脈硬化”が原因となることが多く、動脈硬化を促進する原因:喫煙、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などをもっている方はなる可能性が高くなります。

そして、大動脈疾患は一般的な健康診断だけではみつかりにくい病気です。
血管は年をとるにつれやはりもろくなります。そして、動脈硬化には生活習慣が大きく関係します。
詳しくは「川崎大動脈センター」へ。

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No refusal policy!~受け入れ要請は断りません!~


本当のいわゆる営業はしたことないが、患者を紹介してくれる医師を訪問する”営業”は何度もした。
先日訪問した医師からこんな礼を言われた。
川崎大動脈センターは最初に電話に出た職員の方がその場で受け入れOKの返事をしれくれるので大変助かっている」。
そりゃそうだろう。夜間当直を一人でやっていて他病院へ転送しなくてはならい急患が来たら、患者の処置・家族に対する病状説明・転送病院探しなどを一人で同時にやらなくてはならない。ところが主だった病院に電話しても、当直事務から当直看護師に回されて、当直医につながるのに数分は待たされる。当直医に電話がつながっても、当直医は、手術執刀医への連絡、麻酔科への連絡、手術室が対応可能かの確認、病棟に空きベッドがあるかの確認、等々を行わなくてはならいないから、実際に患者を受け入れられるかどうかの返事ができるまでには20-30分はかかる。その間、紹介医はじっと待つしかない。結果が受け入れ不可能となれば、また別の病院に電話をして同じことを最初から行う羽目になる。結局受け入れ先が決まるまでに1-2時間というのも稀ではない。
そう考えると、電話を受けた事務当直が「受け入れます!」と即答することの素晴らしさは経験した者のみぞ知る!である。
え、受け入れた後に対応できないとなったらどうするかって?
そんなこと今まで一度もないから大丈夫!!

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交感神経優位~不整脈回避のため

最近不整脈が頻回に起こるようになった。
歳のせいか、ストレスのせいか。ヘタをすると重篤な合併症が起こる可能性がある。生活習慣を変えるか、いっそ仕事を辞めてしまうか考えている。
しかし、不整脈はどうやら副交感神経優位の時に起こったようだ。ならば、常に交感神経優位の状態にしておくのが良いということだ。つまり、いつも攻撃態勢(ケンカ腰)でいなくてはいけないということだ。
というわけで、これからブログではバンバン過激な発言をしよう。会議ではいつも控えめにしていたが、明日からは気に入らないヤツはガンガン罵倒しよう。

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新年度スタート!

4月1日、今日から新年度がスタートしました。
当法人でも入職式が行われました。

「緊張して朝5時まで寝れなくて・・」という方もいたようです。

新しい環境になることはとても大変ですが、その環境を自分でどうとらえられるかで気持ちも変わってきます。
そして、環境が変わっても自分が変わらないのならば結局はまた同じ自分にしかなれません。

今までの自分を生かす場、新しい自分をみつける場、として頑張っていきましょう!

体調の変化も大きい時期です。自分や周りの方の体のことにも気を配りましょう。
大動脈疾患は、一般の健康診断ではみつかりにくい病気です。
大動脈解離・大動脈瘤の治療に特化した医療センター/川崎大動脈センターでまずは検査してください。診療予約・お問い合わせは川崎幸病院まで(044-544-4611(代))

当法人研修講師の方のコトバ:「楽しんだもの勝ち」

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患者からお礼を受け取らない方法

日本の場合は患者が医者や看護師に”お礼”(いわゆる金品贈与)をする風習がある。
どこの病院も建前では禁止しているが、実際はほとんどの医者が患者からの”お礼”を受け取っている。もちろん僕もその一人だったが、それは患者やその家族が感謝してくれて、わざわざデパートなどに行って買ってきてくれた商品券を突っ返すのも忍びないという気持ちからだった。それに、差し出された”お礼”を断ると、患者に対して「オマエのやっていることは良くないことなんだぞ!」と説教しているようで気分の良いものではない。しかし、やはり罪悪感があった。そうだ、自分のポケットに入れるのは良くないが、医局の本を買ったりするのなら許されるのでは・・、と思ったこともあったが、結局自分のところに戻ってくるわけで同じことだった。”お礼”を受け取った後は必ず自分の卑しさに気付き、何とも言えない気持ちになる。
ところがある策を講じて以来、患者からの”お礼”が全くなくなった。その方法は、外来で医師の診察が終わった後に、事務員が入院や手術の説明をするのであるが、その時に「お礼辞退」の話をすべての患者にすることにしたのである。
ポイントは話の内容だ。ただ、禁止されているからダメとっても効果はない。
ウチではわざわざこう言わせている。
「当院ではお礼は禁止されています。職員がお礼を受け取った場合、医師・看護師を問わず、すべて懲戒処分(減俸)対象となりますのでくれぐれもご注意いただきたいと思います」。
患者は医者や看護師に迷惑をかけてはいけないと考えるのか効果は絶大であり、この7年間、”お礼”はゼロである。

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コーヒーカップとティーカップ

コーヒーカップとティーカップのお話し
  

ふたりはお互いを羨ましく思っていました。
「ティーカップはいいなぁ。薄くて広くいから心が広そう・・どうして自分はこんな形をしているんだろう。図太そうでやだな・・」
「コーヒーカップはいいなぁ。厚くてどっしりしていて狭いから口も堅そうだし・・どうして自分はこんな形をしているんだろう。うすっぺらいみたいでやだな・・」
どうしてこんな形を・・?
ふたりは「そうだ!自分を作った人に聞いてみよう!そうしたらこの形の意味もわかるかもしれない。」と思い聞きにいきました。
作った人は、
「それはね。それぞれの用途に合わせて作ったんだよ。
コーヒーは冷めない方がおいしい。だから厚くて口を狭く作ったんだよ。コーヒーが冷めないでずっとおいしく飲めるでしょ。
紅茶はとっても熱いお湯で入れるのが一番おいしい。でも熱すぎて飲めないから薄くて口を広く作ったんだよ。紅茶の香りが広がりやすくて色もキレイに見えるでしょ。
それぞれの飲み物が一番生かされるためにね。」
ふたりは「そうか!だから私はこういう形をしてるんだ!」

同じ人はいない。外見も内面も。みんなコンプレックスがあると思いますがそれが一番の個性だったりもします。
自分が自分でいることには意味がある。すべてに意味があるんだと思えたら・・ちょっと毎日が楽しくなりませんか?

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対角線ルール

川崎大動脈センターの医師の間には「対角線ルール」なるものがある。
病院内では同じ場所に複数の医師がいてはいけない、というものだ。
大動脈センター設立時、医師はたった三人。一人がICUで患者を診て、一人が病棟で処置をして、一人が手術に入る。三人で手術に入ったら術後患者を診る医者がいなくなる。一人が外来に出ているときに、二人で食事に行ったら手術ができない。という訳で、自然と病院の対角線上に医者がいることになった。
医者が多くなっても、その慣習は今でも健在である。大学のように医者が全員でゾロゾロと回診することはない。食堂で食事をするときも大動脈センターの医者は決まって独りである。
チーム医療になっていない?確かに同好会的チームにはなっていないね。なぜなら、ウチはプロチームだから。

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