大動脈ステントグラフト(16)

大動脈瘤治療を行っている施設の中には、ステントグラフト治療だけを行い、従来の手術治療をほとんど行っていない施設があります。
治療方針がステントグラフトに偏ってしまうと、手術の方が良い場合にもステントグラフトを施行され、最悪の場合には再手術が必要となり、その手術は初回手術よりも困難になってしまうこともあります。
ステントグラフト治療と手術治療をバランスよく行っている施設で適切な診断・治療を受けることが大切です。

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胸腹部大動脈瘤の手術実績

胸腹部大動脈瘤の手術は、日本全体で年間600例が行われており(2010年 日本胸部外科学会報告)、当施設では、年間約50例の胸腹部大動脈手術をおこなっています。
多くの施設が敬遠するこの手術においても積極的に行っており、その経験が手術成績に反映されています。

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「診療の流れ」ムービーもご覧ください

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大動脈ステントグラフト(15)

href=”https://saiwaihp.jp/daidomyaku/” target=”_blank”>当センター(川崎大動脈センター)では、ステントグラフト実施管理委員会の施設基準を満たしているばかりか、新病院移転後は、より清潔度の高い、開胸・開腹手術への移行も可能なハイブリッドRと呼ばれる専用の手術室でステントグラフト治療を行っています。
また、治療チームは放射線科(IVR)循環器内科大動脈外科の医師で構成しており、それぞれの専門的視野を結集し、より安全確実な治療を心掛けています。

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100万回生きたねこ

ミュージカル『100万回生きたねこ』を観ました。

<物語・原作>
100万年も しなない ねこが いました。
100万回も しんで、100万回も 生きたのです。
りっぱな とらねこでした。
100万人の 人が、そのねこをかわいがり、100万人の
人が、そのねこが しんだとき なきました。
ねこは 1回も なきませんでした。
(佐野洋子 作・絵『100万回生きたねこ』2pより)
とても気持ちがほんわりしたミュージカルでした。
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胸腹部大動脈瘤の手術適応年齢

当施設では、胸腹部大動脈瘤の手術に関して年齢で判断する事はありません。
先日も80歳代後半の方が手術をうけられ、元気に退院されました。
また若い方でも手術適応となる胸腹部大動脈瘤症例は多く、幅広い年齢層の方々が当施設で手術をうけておられます。

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二つの特技

特技が二つあります。
1:米をといで、そのあと目分量で水を入れると、2合ならぴったり2合、3合ならぴったり3合の目盛にあっています。
2:目覚まし無しで朝起きれます。しかも、寝る前に「5時37分に起きる」と念じると、起きて時計を見ると「5:37」となっています。

この2つは、ほとんど外したことがありません。自分でも不思議です。

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大動脈ステントグラフト(14)

ステントグラフト治療を安全で確実に行うためには高度な知識と技術が必要で、わが国では高い治療水準確保の目的でステントグラフト実施基準管理委員会による審査が行われています。
当センターでは実施医資格のみならず指導医資格を持ったものが治療を担当しています。

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大動脈瘤の原因〜CTによる精密検査のすすめ

胸腹部大動脈瘤は、他の大動脈瘤と同様に、動脈硬化が原因の大部分を占めており、他の動脈硬化による病気(狭心症・心筋梗塞・脳梗塞など)をもった患者さんに多いとされています。さらに家族遺伝もある為、上記に該当する方々は、CTによる精密検査をお勧めします。

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本に埋もれる生活

本に埋もれる生活が憧れです。
家は狭いですが、本棚を二つ置いてあります。それはすでに満杯で、梁に板を打ち付けて壁の一面を本棚にしました。でも、そこもいっぱいになり、そろそろ畳の上に本を積み上げ始めています。僕は記憶力がまったくないのですが、本だけはどこにどの本があるのかはわかります。

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大動脈ステントグラフト(13)

ステントグラフト治療の適応は、内挿に際しての解剖学的条件が整っていることで、その要は動脈瘤前後に正常な血管が十分にあり動脈瘤の屈曲が強くないということですが、詳細な数値に関してはステントグラフト製品により異なります。

治療の医学的禁忌としては、ステンレススチール、金、はんだ(すず、銀)、ポリエステル、ポリプロピレンに対する過敏症、高度の造影剤アレルギーが上げられます。 その他、妊娠または授乳中、制御不能の血液凝固障害、全身性の感染症などが原則禁忌となります。

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