投稿者「編集者」のアーカイブ

ステントグラフトによる治療~合併症~

特有な合併症として、エンドリーク(動脈瘤内に血流が残ること)、ステントグラフトの移動などが稀にみられることがあります。言い換えれば、治療したはずの大動脈が拡大・破裂する危険性もゼロではありません。そのため、治療後もCT等 … 続きを読む

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ステントグラフトによる治療~ステントグラフトとは~

ステント:心臓カテーテル治療などで使われる金属製の骨格でできた筒状のバネ グラフト:合成繊維でできた薄い人工血 ステントグラフトとはステントといわれる金属でできたバネの部分をグラフトと言われる人工血管で被覆したものです。 … 続きを読む

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大動脈解離~補足~

偽腔閉塞型(早期血栓閉塞型)のA型急性大動脈解離 1. 偽腔閉塞型の内科治療をおこなったものの43%に解離の進行が見られ手術となっている 2. 大動脈径が50mmを超えるものは解離が進行する高危険群。 以上の理由により、 … 続きを読む

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大動脈解離~治療方針③~

保存的治療法 手術適応とならない場合の治療については、保存的治療を行います。 保存的治療は大動脈解離リハビリテーションプログラムにのっとり、約3週間から4週間をかけて徐々に運動量を上げていくリハビリテーションを行います。 … 続きを読む

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大動脈解離~治療方針②~

手術適応の根拠 以下の死亡率が手術を行うかどうかの根拠となっています 死亡率 保存治療 手術治療 急性A型大動脈解離 55.9% 26.6% 急性B型大動脈解離 9.6% 32.1% ※つまり、保存療法(手術をしない)場 … 続きを読む

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大動脈解離~治療方針~

時期と病型により治療方針が決まります。 手術治療 手術が必要な状態とは以下のような場合です。 急性A型大動脈解離 緊急手術 急性B型大動脈解離 瘤径が5cm以上・分枝の血流障害・切迫破 慢性A型大動脈解離 瘤径が5cm以 … 続きを読む

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大動脈解離~症状~

約70%~80%に胸背部痛があります。 手術を行わない場合(未治療の場合)の急性大動脈解離での合併症は発生率は以下のとおりです。 狭心症・心筋梗塞 3-7% 脳虚血 3~7% 上肢虚血 2~15% 下肢麻痺 4% 腸管虚 … 続きを読む

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大動脈解離~破裂頻度と統計~

A型急性大動脈解離 手術をおこなわなかった場合の死亡率は、発症より24時間以内が20%、48時間で30%、1週間で40%、1ヶ月で50%が死亡する。 解離の偽腔は将来瘤化する可能性がある。 遠位側の偽腔が閉塞する率は、1 … 続きを読む

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大動脈解離~分類~

時期による分類 急性期  2週間以内 亜急性期 3週間から2ヶ月以内 慢性期  2ヶ月以降 部位による分類 Stanford A型 Stanford B型

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大動脈解離~定義~

大動脈解離は、大動脈内膜に生じた亀裂から血液が内膜に流入し、外層と内層に解離させていく疾患。Stanford A型と Stanford B型に分類されます。

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