尾﨑医師の現地レポート④inタイ

Royal College of Surgeons of Thailandという外科全体の学会に参加してきました。
外科系ではタイで最も長い歴史がある学会だそうです。
発表のトピックは対麻痺予防とステント抜去の2つでした。
普段はCVT surgeonとの学会がほとんどですが、今回はVascular surgeon(血管外科医)も多く参加しており、胸腹部〜AAA(腹部)というオーパーラップする分野で良い議論が出来ました。
今在籍するSiriraj病院のProf WorawongがQ&A timeで突然「若い医者は皆うちに来て彼の手術を見るべきだ。もしくは川崎に行きなさい」と言ってくれました。
正しい方法であればopen(開胸・開腹手術)でここまで出来るということを広められるように、さらに精進します。


川崎大動脈センターでは、2024年12月から新たな試みとして当センター医師を年単位でタイに派遣しKAS: Kawasaki Aortic Surgeryを普及するprojectを開始しています。
詳しくは国際研修活動ページをご覧ください。

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