正しい病院の選び方②

手術実施医(いわゆる執刀医)が外来を担当している病院を選ぶ。

実際に手術を行っている医師であれば、患者さんの細かい質問や不安に対して適切な回答をすることができます。

また、直接執刀医と話をすることで、その医師の手術に対する姿勢や考え方を理解でき、手術に対する不安が軽減されます。

カテゴリー: 編集者 | 正しい病院の選び方② はコメントを受け付けていません。

正しい病院の選び方①

治療実績の多い病院を選ぶ。

近年、多くの病院が病院ホームページで手術件数を公表するようになりました。
受診前には必ずその病院の治療実績(1年間の大動脈瘤手術件数等)を確認してください。
公表していない病院を受診する際は、外来担当医に治療実績を確認することが必要です。
大まかな目安として胸部大動脈手術腹部大動脈手術ステントグラフト内挿手術が年間それぞれ100件以上、合計300件以上行っている病院であれば十分な実績のある病院と言えます。
一方、大動脈瘤の合計手術件数が年間100件以下の病院は治療を受ける上で適切とは言えません。

カテゴリー: 編集者 | 正しい病院の選び方① はコメントを受け付けていません。

遠方からの患者さん

川崎大動脈センターを受診される患者様の多くが遠方(他県)からの患者様です(都道府県別患者)。当センターでは、遠方の方も安心して治療が受けられるシステムを行っています。ご本人だけでなくご家族に対するサポートもあります。

カテゴリー: 編集者 | 遠方からの患者さん はコメントを受け付けていません。

限度額適用認定証とは??

治療費は保険が適用になりますので、全国同一の費用となります(全国どこの病院でも治療費は同じです)医療費が高額になることが予想される場合は限度額適用認定証が使用できます。詳細はこちら

 

カテゴリー: 編集者 | 限度額適用認定証とは?? はコメントを受け付けていません。

治療の基本④

手 術について

手術治療は数十年にもおよぶ実績があり確実性・耐久性に優れた治療法です。また、すべての大動脈瘤に対して治療が可能です。しかし、ステント治療に比べ侵襲が大きく、体力の回復などに時間がかかるため入院期間が長くなります。また、高度な手術技術が必要なため、手術可能な施設が限定されます。

当センターでは、正確な診断をもとに、それぞれの専門家が患者さんひとりひとりに最も適した治療法を選択し、それを各部門のエキスパートたち(医師・看護師・臨床工学士・理学療法士・栄養士・心理療法士・医療コーディネーターなど)がいわゆるテーラーメイドの医療を実践しています。

カテゴリー: 編集者 | 治療の基本④ はコメントを受け付けていません。

治療の基本③

ステントグラフトについて

最近注目されている治療法です。体に対する負担が少なく、入院期間も手術に比べて短いなどの長所があります。逆に、ステントが対応できないのもがあることや、手術に比べ確実性に劣るなどの短所もあります。当センターでは過去に数百例のステント治療実績を持ち、ステント治療を専門に行う血管内治療部門医師が担当します。

カテゴリー: 編集者 | 治療の基本③ はコメントを受け付けていません。

治療の基本②

経過観察について

大動脈瘤の大きさ、形などによっては、手術などの治療を行わず、定期的(多くは一年毎)に経過を診ていく場合があります。

カテゴリー: 編集者 | 治療の基本② はコメントを受け付けていません。

治療の基本①

診断について

大動脈瘤の治療は、正確な診断から始まります。当センターでは最新型マルチスライスCT装置により超高密度0.6mm間隔で撮影した画像を元に、大動脈瘤の場所、大きさ、形などを正確に診断します。

カテゴリー: 編集者 | 治療の基本① はコメントを受け付けていません。

何歳まで手術は可能か。

結論からいえば、年齢の上限はありません。実際、私どものセンターでは90歳以上の方も手術を受けられてお元気になっています。簡単な目安は、90歳でも、ご自分の身の回りのことを日常的にされている方であれば、手術が可能です。逆にいえば、たとえ年齢が若くても手術に耐えられないような患者さんもいらっしゃいます。つまり、暦年齢だけで、手術の可否を決めることはできないということです。

カテゴリー: 編集者 | 何歳まで手術は可能か。 はコメントを受け付けていません。

川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色5

ステントグラフト治療不成功例に対する根治的大動脈手術

過去に大動脈瘤に対してステントグラフト治療を行ったにもかかわらず、病状が進行し、再治療が必要となった患者さんに対する根治手術を行っています。現在受診している病院で「治療は困難」あるいは「治療は不可能」と言われた患者さんの多くが、当センターで手術治療が可能となっています。

カテゴリー: 編集者 | 川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色5 はコメントを受け付けていません。