川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色4

再手術・再々手術等の困難症例に対する手術

過去に心臓手術や大動脈手術を受けた患者さんに対する大動脈の再手術、あるいは再々手術にも対応しています。

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川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色3

・超高齢者・ハイリスク患者に対する大動脈手術

90歳以上の超高齢者あるいは透析患者さんや脳梗塞等、重症合併症のある患者さんに対する大動脈手術を行っています。

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川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色2

大動脈解離大動脈瘤の合併、あるいは冠動脈疾患・弁膜症等の心疾患の合併など、複合手術を必要とする患者さんにも対応しています。
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川崎大動脈センターにおける大動脈治療の特色1

・開胸・開腹手術/ステントグラフト治療の両者に対応
大動脈の手術は、患者さんの状態と病状を考慮して、開胸・開腹手術かステントグラフト治療の選択を適切に行っています。両者とも国内最多の実績を持ちます。
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正確な診断と適切な治療!!

大動脈瘤の診断はCT検査によって行います。また、治療方針の決定(治療が必要かどうか? 治療が必要ならばどのような治療が可能か?)もCT検査の結果で解ります。いずれの場合にも、ひとりひとりの患者さんの状態を正確に診断して、ひとりひとりの患者さんの病態に合った最善の治療法を選択していきます。

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川崎大動脈センターの特色

川崎大動脈センターの特色は、心臓外科医、看護師、麻酔医、体外循環技師を、大動脈診療に多くの実績を持つメンバーで構成しており、大動脈疾患診療を専門におこなっております。主な診療対象は大動脈瘤大動脈解離であり、特に、これまでの心臓外科施設では手術成績が不良であった胸部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、急性大動脈解離を中心とし、また、高齢者や臓器合併症を合わせ持つ重症症例を積極的に扱い、良好な成績を上げています。緊急症例に対しても、迅速な対応ができるシステムをとっており、24時間、患者受け入れおよび緊急手術に対応しております。

 

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遠方から受診

川崎大動脈センターを受診される患者様の多くが遠方(他県)からの患者様です(都道府県別患者)。当センターでは、遠方の方も安心して治療が受けられるシステムを行っています。ご本人だけでなくご家族に対するサポートもあります。

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手術の合併症予防③

腎障害

手術中にできるだけ血液浄化をおこない、術後も尿量の維持をおこないます。適切な血圧管理と、体液量の管理をおこなうことにより、また近年の体外循環時間の短縮や手術時間の短縮により、大幅に腎臓障害を減らすことに成功しています。

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手術合併症の予防②

呼吸障害

高齢者や喫煙暦のある方は手術中や術後に呼吸器合併症を起す場合があります。この合併症の予防には、
1) 徹底した術前の禁煙と呼吸練習
2) 適切な体外循環法の選択
3) 術後早期離床と呼吸リハビリテーション
が欠かせません。

当センターでは、外来での呼吸練習指導、呼吸機能に応じた補助循環の変更、術後の看護師・理学療法士による徹底した呼吸リハビリテーションにより、高度呼吸機能障害を持つ患者さんの手術においても術後の呼吸器合併症が格段に減少しました。

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手術合併症の予防①

脳障害

かつては胸部大動脈手術で問題になる合併症でした。しかし、近年脳障害の予防法が確立し、この合併症は非常にまれなものになりました。脳障害がまれになった理由は、

1) 脳保護法の進歩

2) 手術技術の改良

があげられます。脳保護法は、超低体温法(体温を人工心肺装置を使って25-20℃くらいまで低下させる方法)と選択的脳潅流(低温の血液を脳に直接送る方法)あるいは逆行性脳潅流(静脈から逆行性に血液を脳に送る方法)を組みあわせることにより脳血管を吻合している間の脳保護が安全なものとなりました。また、脳障害の多くは、脳血管内の動脈硬化のカスが吻合操作中に脳に詰まることが原因でした。吻合操作を改良し細心の注意をはらうことにより、この合併症は大幅に減少しました。

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