良くある質問④

Q.血圧を下げておけば破裂しないと聞いたのですが…。

A.血圧が高い状態が続くと血管の動脈硬化が進行します。したがって、大動脈瘤の有無にかかわらず血圧の治療を行うことは必要です。しかし、血圧を下げておけば破裂しないということはありません。

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良くある質問③

Q.動脈瘤が大きくならないためにはどうしたらよいのですか?

A.血管に正常な血圧の負荷がかかっている以上、大動脈は常に大きなストレスにさらされています。また、加齢とともに血管の老化現象も進みます。血管の老化を遅くすることはできても、それを止めることはできません。

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良くある質問②

Q.動脈瘤は遺伝するのですか?

A.現時点では遺伝しないと考えられています。

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良くある質問①

Q.近くの病院で動脈瘤と診断されたのですが、手術しないといけないのでしょうか?

A.動脈瘤と言っても、場所・大きさ・形態などさまざまです。手術が必要かどうかは動脈瘤の治療実績のある病院を再度受診して判断してもらう必要があります。

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大動脈瘤を指摘されたら?②

大動脈瘤の診断はCT検査によって行います。また、治療方針の決定(治療が必要かどうか? 治療が必要ならばどのような治療が可能か?)もCT検査の結果で解ります。いずれの場合にも、ひとりひとりの患者さんの状態を正確に診断して、ひとりひとりの患者さんの病態に合った最善の治療法を選択していきます。

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大動脈瘤を指摘されたら?①

一般の病院で「大動脈瘤です」という診断を受けても、必ず大動脈診療に実績のある大動脈センターを受診し、正確な診断を受けてください。はじめの病院で「手術が必要」と診断された患者さんが、実際は手術不要であったり、また逆に「だいじょうぶ」と言われていた患者さんが、すでに手術の時期を逸していたということが頻繁に見受けられます。違う病院での診察を受けることはセカンドオピニオンと言って一般に行われています。

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年齢・余病について⑥

ステロイド使用患者

ステロイド製剤は、長期間使用した場合は、免疫力の低下から感染症になりやすいと言われています。また、ステロイド製剤を中止した場合には、原疾患(ステロイドを必要とする疾患)が悪化することもあります。手術をする際には、これらのことを想定して、手術当日からステロイド剤の量を調節することにより、術後も特に大きな影響を与えないよう配慮します。

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年齢・余病について⑤

糖尿病

糖尿病により血糖値が高い方は、手術後に創部の治癒が遅れると言われておりますが、術後より厳密な血糖管理を行うことにより、手術創部は特に問題なく治癒していきます。
また、栄養面においても厳密なカロリー管理を行うことで、必要以上の血糖摂取を防ぎます。

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年齢・余病について④

腎障害

腎機能障害のある方は、術前に採血や尿検査にてその機能を評価し、場合によっては、人工透析を併用しながら手術を行うため、安全な手術が可能です。

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年齢・余病について③

呼吸障害

喫煙歴がある場合や、過去に肺疾患を患ったことがある方は、術前の肺機能検査にて呼吸機能障害を呈している場合があります。術前の徹底した禁煙と、呼吸訓練により呼吸機能の改善を目指します。この場合でも、肺の画像所見等を含めて考慮し、手術を行っております。

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