胸腹部大動脈瘤の原因

一般的に胸腹部大動脈瘤の原因としては動脈硬化があり、高血圧・喫煙・肥満・高脂血症・家族遺伝などが誘因であるとされています。さらに慢性大動脈解離後や感染による瘤化拡大もその原因といわれ、破裂をすれば重篤な状況となり、手術も困難なものとなります。早期発見し、破裂する前に手術するのが最も安全とされています。

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大動脈解離の症状

大動脈解離の症状としては、胸や背中の突然発症する痛みを訴える患者さんが多くみられます。
もともとの血管の内腔を、「真腔」といい、解離によって大動脈壁内に血流が入り込んでできたスペースを「偽腔」と言います。
偽腔により真腔がおされることで、各臓器への血流障害を来し、その結果として多彩な症状を呈することもあります。

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オーギュスト・ロダン生誕172周年

今日(11/12)のGoogle検索画面は『考える人』で有名な「オーギュスト・ロダン生誕172周年」の絵です。

Googleの「g」が考えています☆

フランソワ=オーギュスト=ルネ・ロダン(1840年11月12日-1917年11月17日)、フランスの彫刻家。19世紀を代表する彫刻家とされ、『近代彫刻の父』と称される。代表作に『地獄の門』、その一部を抜き出した『考える人』など。(ウィキペディアより)

大動脈瘤のこと、「考えて」みませんか?

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医者の感じ取る力。

外科医というのは自分が手術をする患者やその家族から信頼されていないと仕事にならない。ましてや命に直結する心臓外科医はなおさらだ。
しかし、どうも最近の若い医者を見ていると、このセンスに欠けるものが多い。いや、若くない上級医も同様だ。これは人間洞察力の問題である。相手が何を考え、何を感じ、何を思っているのか。外科医であり、主治医である自分をどのように見ているのか・・。こういうことを患者と話しながら瞬時に感じ取れる鋭いアンテナを医者は持たなければならない。

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大動脈ステントグラフト(5)

ステントグラフト内挿術では、大動脈瘤そのものを切除するわけではありませんが、前後の正常血管で固定されたステントグラフト内のみに血液が流れるようになり、瘤の部分には血圧が直接かからなくなって破裂の危険がなくなります。

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『勘』といい外科医

犬を飼ったことのある人ならわかると思うが、長いこと犬と一緒に散歩をしていると、そろそろウンチをしそうだな・・というのがわかるようになる。
いつも舟で海に出ていると、そろそろ時化てきそうだな・・というのがわかるようになる。
長いこと手術をしていると、なんだかこれはまずい方向にすすんでいるのではないか、心臓の動きが悪くなっていくのではないか・・ということがわかるようになる。
これ、すべて人間の勘である。このような勘を鋭くすればいい外科医になれる・・と思う。

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弓部大動脈瘤の特徴

弓部大動脈瘤の特徴は頭に血液を送る頚部分枝(けいぶぶんし)に動脈瘤が絡んでいることです。
でも症状で特徴的なのは嗄声と言って声がかすれることです。これは声を支配している神経を動脈瘤が巻き込むことによって生じます。
声のかすれなので風邪かな?とか耳鼻科の病気かな?などと考え、まさか動脈瘤なんて思いもよらないといった具合です。

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ブラム・ストーカー生誕165周年

今日(11/8)のGoogle検索画面は「ブラム・ストーカー生誕165周年」の絵です。

ブラム・ストーカー(Abraham”Bram”Stoker、本名:エイブラハム・ストーカー、1847年11月8日-1912年4月20日)はイギリス時代のアイルランド人の小説家。怪奇小説の古典『ドラキュラ』で有名。『ドラキュラ』は吸血鬼ものの定番となった。(ウィキペディアより)

現在では『ドラキュラ』といえば「吸血鬼」というイメージが一般的ですが、この『ドラキュラ』という名前を作ったのは、このブラム・ストーカーだったそうです。
このブラム・ストーカーの日記が、死後100年経とうとしていた去年(2011年)に、子孫によって発見されたそうです。
※ウィキペディア「ブラム・ストーカー」
※「ドラキュラ」の作家ブラム・ストーカーの日記、100年の時を超えて発見される

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はちみつゆず(HOT)

本日(11/8)のかわさき健康塾
14:00~「災害時に役立つ豆知識」救命救急士/加藤 広樹さん
14:30~「脳動脈瘤の早期発見~脳ドッグのすすめ~」診療放射線技師/中 孝文さん
@川崎市教育文化会館5階視聴覚室
大動脈瘤と共通ワード「動脈瘤」。気になります。

今日もいい天気です。
でも、陽のあたらないところは寒いですね。
やっぱりあったかい飲み物がほしくなります。
今日は「はちみつゆず(HOT)」。
~ココロもからだもぽっかぽか~

あなたの
笑顔が
いちばん
好きです
by ひろはま かずとし

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胸腹部大動脈

胸腹部大動脈とは胸部から腹部までの大動脈を指し、様々な重要血管を分岐しています。
例えば、肝臓を栄養する腹腔動脈、腸管への腸間膜動脈、左右の腎臓を栄養する腎動脈、さらに神経の束である脊椎を栄養する肋間動脈などです。
それらの血管をうまく再建するのが、この手術の難しいところです。

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