昨日、King Chulalongkorn Memorial Hospital にて、Kommerell’s diverticulum、右大動脈弓、左鎖骨下動脈起始異常に対して、DSR/DHCA+左鎖骨下動脈再建を行ってきました。
二週間前の訪問時には不在だったDr. Chanapornも、今回は会うことができました。
彼は旧病院でトレーニングを積んだ先生です。
来年4月ごろには、同院から医師・看護師・perfusionistを含むチームで、KAC への訪問が予定されています。
特に人工心肺操作に関して、冷却・復温の方法や、灌流量および血圧のコントロールについて、KAC のやり方を学びたいとのことでした。
このような、doctorだけにとどまらないチーム間の強い協力関係が、双方の発展につながればと思います。
川崎大動脈センターでは、2024年12月から新たな試みとして当センター医師を年単位でタイに派遣しKAS: Kawasaki Aortic Surgeryを普及するprojectを開始しています。
詳しくは国際研修活動ページをご覧ください。